日本男道記

ある日本男子の生き様

京都二十四節気 そのニ十一 大雪

2011年09月30日 | 京都二十四節気

京都二十四節気 そのニ十一 大雪
雪が激しく降り始める頃 新暦十ニ月七日~十ニ月ニ十一日(頃)
冬ごもり(大雪の自然)

12月中旬頃は、七十二候で「熊蟄穴(くまあなにこもる)」時季。本格的な冬が到来すると、熊は体力の消耗を避けるため、穴の中で冬ごもりをします。熊だけではありません。他の動物や植物、そして人間も、活動をやめたり、それぞれの場所にこもるようになります。その姿は時が止まったかのようですが、木々は冬枯れの中でも花芽をつけ、動物も活動のエネルギーをため込んでいます。万葉集で「冬ごもり」が春の枕詞になっているのは、寒さに耐え、春にそなえる生き物の姿が、待ち遠しい春のぬくもりを感じさせたのではないかといわれます。.
正月事始め(大雪の生活)

現代では、年末ぎりぎりに慌ててお正月準備を始める人も多いようですが、昔は12月13日から取りかかるのが慣わしでした。お正月は、新年の神様・年神様が降りてきて、五穀豊穣や幸運をもたらして下さる大切な日。年神様をお迎えする準備「正月事始め」は、余裕を持って早めに始められていたのです。年末の大掃除「すす払い」を始めるのも、この日。家を清め、年神様をお迎えする大事な行事とされていました。京都には、今も13日から正月支度を始める慣わしが残っています。花街では、鏡餅を持って目上の人への挨拶まわりも行われます。 kyoto24 002 0005d大雪 wmv

コンセプト
四季のある国、日本。
桜が咲くこと、雨が降ること、紅葉が散ること、そして雪が降ること。
日本人は、その美しい自然の変化を、つい百年前まで、二十四の季節に分け見つめてきました。
私たち日本人が使ってきた旧暦の中では二十四の季節に沿った年中行事や風習と共に、風雅な暮らしを楽しむ工夫や知恵がありました。
それと同時に、永遠にめぐる四季の中で移ろい変わっていくものと、その変化の裏にある不変のものを感じとってきたのです。
新しいものがあふれていく現代社会のなかで古くから日本にある伝統を見つめなおすことそれは、移ろう季節のなかから不変のものをみつけだすことと似ています。
ますます季節感が失われていくなかで、二十四節気の暦をつうじて自然の変化を敏感に感じとれる繊細な感性と伝統の素晴らしさとそれとともにある大切な文化を伝えていきたいと思います。
その四季折々の美しさに触れるとき、自然のなかから生まれてくるこの国の美しさを改めて見つめ、「美」と「伝統」にめぐり逢える誇りとよろこびを共にしていきたいと思います。

Daily Vocabulary(2011/09/30)

2011年09月30日 | Daily Vocabulary
11811.take something personally(~を個人攻撃としてとらえる、あてつけだと考えて~にいらいらする)
You shouldn't take something personally.
11812.lifetime(一生の間に)
One friend in a lifetime is much;two are many;three are hardly possible.
11813.be brought up(育てられる、しつけられる)
I was brought up to show a certain degree of respect for other people.
11814.due in part to(ある程度は~が原因で、~によるところもあって)
This etiquette divide may be due in part to a good old fashioned generation gap.
11815.boolish(無礼な、傲慢な)
I found it boolish and inconsiderste all the same.
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紫式部が参籠して『源氏物語』を書きはじめたという石山寺。

西国三十三ヶ所 第十三番石光山石山寺/滋賀県大津市(2010/07/30)


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北京・天安門広場(2011/09/09)

Daily Vocabulary(2011/09/29)

2011年09月29日 | Daily Vocabulary
11806.the height of rudeness(無礼の極み、最悪の失礼)
i consider the height of rudeness is when i'm having a conversation with someone.
11807.make eye contact with(~と視線を合わせる、アイコンタクトを取る)
They text a third party on their mobile phone while not making eye contact with me.
11808.make someone's blood boil(人を激怒させる、人のはらわたを煮えくり返らせる)
That makes my blood boil know why you think the economy may be on the mend.
11809.ease up(落ち着いて、興奮しないで)
Hey, Tom, ease up.
11810.par for thr course(よくあること、いつものこと)
That sort of behavior is par for thr course these days.
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北京・天安門広場へ向かう(2011/09/08)

Daily Vocabulary(2011/09/28)

2011年09月28日 | Daily Vocabulary
11801.bone up on(~を猛勉強する、~を頭に叩き込む)
A lot of us are having to bone up on headgear etiquette now.
11802.incivility(無礼な行動、無作法)
I think incivility is on the rise in America.
11803.gadget(チョッとした装置、機械)
It comes to the use of mobile pjones and other gadgets in public.
11804.not consider it a big deal to(~してもどうってことはないと考える)
There are so many people now who don't consider it a big deal to to speak into cell phones in ttight quaters.
11805.mores(社会的な慣行、習俗、道徳観)
Society's nores are definitely changing.
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北京・天安門広場へ向かって(2011/09/08)

雍也第六12

2011年09月27日 | 論語を読む

【原文】
冉求曰、非不説子之道、力不足也、子曰、力不足者、中道而癈、今女畫、


【読み下し】
冉求が曰わく、子の道を説(よろこ)ばざるに非ず。力足らざればなり。子の曰わく、力足らざる者は中道にして癈す。今女(なんじ)は画(かぎ)れり。

【通釈】
冉求が「先生の道を[学ぶことを]うれしく思わないわけではありませんが、力が足りないのです。」と言ったので、先生は言われた、「力の足りない者は[進めるだけ進んで]途中で止めることになるが、今のお前は自分から見切りをつけている。」

【English】
Yen Ch'iu said, "It is not that I do not delight in your doctrines, but my strength is insufficient." The Master said, "Those whose strength is insufficient give over in the middle of the way but now you limit yourself."
『論語』とは、読んで字の如く「論じ語る」、孔子と弟子達や要人達との間に交された対話録。
『論語』は私たちの生き方の原点を見つめた思索の宝庫であり、人間性を磨く叡智が凝縮した永遠の古典。
読めば読むほど胸に深く沁み込む簡潔な言葉の数々。
『孟子』『大学』『中庸』と併せて儒教における「四書」の一つに数えられる。
全20編(学而第一~堯曰第二十) 構成され、編の名称は各編の最初の二文字を採ったものであり内容上の意味はない。
したがって、学而第一から順に読む必要はなくどこから読んでもかまわない。



Daily Vocabulary(2011/09/27)

2011年09月27日 | Daily Vocabulary
11796.if it's any comfort(慰めになるかどうかわからないが)
Well, if it's any comfort, you are not alone when it comes to wanting to keep your headgear on indoors.
11797.be hot for(すごく~を欲しがっている)
Young men are so hot for hats these days.
11798.take something a little too far(少し~の度が過ぎる、少し~をやり過ぎる)
He was taking the idea of etiquette just a little too far and was being diffucult.
11799.wealty(裕福に)
Early to bed and early to rise, make a man healthy, wealthy and wise.
11800.begrudingly(いやいやながら、しぶしぶ)
I begrudingly compiled and ordered a stiff Manhattan to restore my sangfroid.
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中国・大連空港(2011/07/30)


Daily Vocabulary(2011/09/26)

2011年09月26日 | Daily Vocabulary
11791.print media(新聞雑誌などの印刷媒体)
There are many jounalism students who are worried about the future of print media.
11792.curtly(そっけなく、つっけんどんに)
The bartender curtly told me to take off my hat because his place has a no-hat policy.
11793.sport(これ見よがしに身につける、颯爽と身につける)
I was sporting my very stylish new fedora.
11794.be attached to(~を好む、~に愛着がある、~を慕っている)
It cost me $80 and I am very attached to it.
11795.exorbinant(値段などは法外な、途方もない)
The cost of a college education in the U.S. is exorbinant.
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2011/09/08中国・大連空港

46:東海道金谷の不二(View from Kanaya on Tokaido Highway)

2011年09月25日 | 富岳三十六景

46:東海道金谷の不二(View from Kanaya on Tokaido Highway)
金谷は東海道の大井川の島田宿と称した宿であるが、この間の大井川を江戸時代は橋がなく、旅人は輦台や肩車で、川人足の力をかりて渡渉した。
その風景がこれである。雨上りか水かさも多い。
大名の行列の駕籠や荷物が輦台で渡り、旅人は人足の肩である。
この風景は他の 絵師も描いているが、この絵が最も描写が切実である。
対岸の島田宿が見え、その左右に蛇籠がつまれている。
ここまでくると富士の姿も小さく遠くたっている。

富岳三十六景
「冨嶽」は富士山を指し、各地から望む富士山の景観を描いている。
初版は1823年(文政6年)頃より作成が始まり、1831年(天保2年)頃から1835年(同4年)頃にかけて刊行されたと考えられている。[1]版元は永寿堂西村屋与八。
発表当時の北斎は72歳と、晩年期に入ったときの作品である。また西洋画法を取りいれ、遠近法が活用されている事、当時流行していた“ベロ藍”ことプルシャンブルーを用いて摺ったことも特色である。
浮世絵の風景画は当時「名所絵」と呼ばれており、このシリーズの商業的成功により、名所絵が役者絵や美人画と並ぶジャンルとして確立したと言える。
「凱風快晴」や「山下白雨」のように、富士山を画面いっぱいに描いた作品から、「神奈川沖浪裏」や「甲州伊沢暁」のように遠景に配したものまであり、四季や地域ごとに多彩な富士山のみならず、各地での人々の営みも生き生きと描写している。
日本のみならず、ゴッホやドビュッシーなど、世界の芸術家にも大きな影響を与えた。
当初は名前の通り、主版の36枚で終結する予定であったが、作品が人気を集めたため追加で10枚が発表され、計46枚になった。追加の10枚の作品を「裏富士」と呼ぶ。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

Daily Vocabulary(2011/09/25)

2011年09月25日 | Daily Vocabulary
11786.article of faith(信条、固く信じていること)
It is still an article of faith that a college education is the key to success.
11787.manageable(処理できる、手に負える)
My debt load is manageable.
11788.out of work(失業中)
A couple of them are out of work right now.
11789.keep up with(危険、危機を脱して)
It is quite a struggle to keep up with their monthly repayment.
11790.onerous(熱心さ)
Knowing just how onerous a burden student-loan rwpayment can be.
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ご近所の畑の「秋ナスは嫁に食わすな」の秋ナス

悪名の棺―笹川良一伝

2011年09月24日 | 読書日記
悪名の棺―笹川良一伝
クリエーター情報なし
幻冬舎

【一口紹介】
◆内容(「BOOK」データベースより)◆
メザシを愛し、風呂の湯は桶の半分まで。贅沢を厭い、徹底した実利思考と天賦の才で財を成すも、福祉事業に邁進し残した財産は借金ばかり。家庭を顧みず、天下国家、世のために奔走。腹心の裏切り行為は素知らぬ顔でやり過ごし、悪くは“有名税”と笑って済ませた。仏壇には、関係した女の名が記された短冊を70以上並べ、終生、色恋に執心した。日本の首領の知られざる素顔。情に厚く、利に通じ----「昭和の怪物」の正体。

並外れた才覚と精力で金を操り人を動かい、昭和の激動を東奔西走。
”政財界の黒幕”と呼ばれた男の「カネ」と「女」国家観を描ききる。
書き下ろしノンフィクション。

【読んだ理由】
題名にひかれて。
昭和51年に始まったあの「戸締り用心、火の用心」のCMは印象的だ。
そうあの人だ。

【印象に残った一行】
死者に対しても使い古されたレッテルが再びいくつも貼られた。死亡記事によって、笹川良一は二度殺されたようなものだ。
こうしたレッテル貼りの記事や「進歩的文化人」のコメントがいかに的外れで、笹川の実相を捻じ曲げたものであるかは、これまでに挙げた真実が証明してくれる。
国のために戦った者を戦勝国の作った基準にしたがって、A級だのBC級だのと日本人が区別する愚かさは、いつになったらきえるのだろうか。
笹川はその中で、特にBC級の戦犯とその留守家族の支援をポケット・マネーで続けたのだ。
しかも彼は自らそれを公言するような行為すらしなかった。

【コメント】
「歴史とは常に塗り替えらる運命にあり、誰かがその作業に着手しなければならない」と著者はプロローグで述べているが、悪名というレッテルを貼られた笹川氏の功績には
驚かされたとともに、レッテルをはり続けて、我々を欺いてるマスコミ、進歩的文化人には憤りを覚える。

 



Daily Vocabulary(2011/09/24)

2011年09月24日 | Daily Vocabulary
11781.do a double-take(ビックリして見直す)
I did a double-take when I saw that number.
11782.be out of hand(手に負えない)
The situation is well and truly out of hand.
11783.four-letter word(4文字語、禁句)
Loan is one of my least-favorite four-letter word know why you think the economy may be on the mend.
11784.default(債務不履行)
Student-loan defaults are at their highest rate since 1998.
11785.badger(しつこくせがむ、口を酸っぱくしていう)
I am always badgering him to set aside money whenever he can as insurance for a rainy day.
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今日は運動会だそうです。子供たちの足も軽やかです。

京都二十四節気 そのニ十 小雪

2011年09月23日 | 京都二十四節気
京都二十四節気 そのニ十 小雪
僅かながら雪が降り始める頃 新暦十一月ニ十三日~十ニ月六日(頃)
もののあはれ(小雪の自然)

自然など外界の事物にふれ、何とはなしに生じるしみじみとした情趣が哀感を、「もののあはれ」といいます。これは、江戸時代の国学者・本居宣長が提唱した美的概念で、『源氏物語』をはじめとする平安文学に日本人独特の美意識を発見したことがきっかけでした。秋の落葉は、古来、日本人が「もののあはれ」を感じてきたものの一つです。萌え出れば、やがて色づき舞い落ちる。この木々のさだめに、人々は一瞬の輝きの美しさ、はかなさ、世の無常を感じ、時には自らの人生と重ね合わせ、心を揺り動かされてきました。.
新嘗祭(小雪の生活)

農耕を主たる生活手段としていた日本人は、自然のあらゆるものに神を見出し、豊かな実りに感謝して暮らしていました。新嘗祭は、そんな昔の人々が、一年で最も大切にしていた祭事の一つです。その年の収穫を天皇が神々にお供えし、自らも食して感謝するもので、この儀式が終わるまでは、誰も新米を食べることはなかったといわれます。戦後、新嘗祭が行われていた11月23日は「勤労感謝の日」となりました。懸命に働く人々への感謝とともに、豊穣をもたらしてくれる自然への感謝の心も忘れたくないものです。
コンセプト
四季のある国、日本。
桜が咲くこと、雨が降ること、紅葉が散ること、そして雪が降ること。
日本人は、その美しい自然の変化を、つい百年前まで、二十四の季節に分け見つめてきました。
私たち日本人が使ってきた旧暦の中では二十四の季節に沿った年中行事や風習と共に、風雅な暮らしを楽しむ工夫や知恵がありました。
それと同時に、永遠にめぐる四季の中で移ろい変わっていくものと、その変化の裏にある不変のものを感じとってきたのです。
新しいものがあふれていく現代社会のなかで古くから日本にある伝統を見つめなおすことそれは、移ろう季節のなかから不変のものをみつけだすことと似ています。
ますます季節感が失われていくなかで、二十四節気の暦をつうじて自然の変化を敏感に感じとれる繊細な感性と伝統の素晴らしさとそれとともにある大切な文化を伝えていきたいと思います。
その四季折々の美しさに触れるとき、自然のなかから生まれてくるこの国の美しさを改めて見つめ、「美」と「伝統」にめぐり逢える誇りとよろこびを共にしていきたいと思います。