Kind of Good

私の好きなもの

お盆

2017-08-14 12:12:24 | Weblog
お盆を前に近所の100歳のおばあちゃんが天寿を全うされた。
少し前まで一人でリュックを背負い杖も無しであちらこちら出かけておられた。
手先が器用な方で干支のあみぐるみなどをたくさん作って私にまで配ってくださった。
30代で寡婦となられ戦後の大変なとき女手一つで子供を立派に育てられた、
そんな苦労も全く感じさせずに本当に親切で優しいおばあちゃんだった。
ことりと静かな大往生だったそうな。
戦後72年。戦争を知らない世代が多くなった。

8月6日、9日、そして15日「あなたはどこの国の首相ですか?」と言う痛烈な一言。

「一本の鉛筆が有れば」という美空ひばりさんの歌がある。
「一本の鉛筆が有れば戦争はいやだと書こう」氷川 清さんの熱唱に感動した。
いろいろな戦争の特別番組を見ると戦争はいやだと言うことさえできなかった、戦前戦中の人々。
カラーフィルムの映像を見るたびに、竹やりや木製の飛行機でどうして勝とうと思ったのか。
知らされないこと、隠ぺいの怖さを思う。

暑くてなにも出来ないとクーラーをかけてみるともなくテレビをつけて、
気ままな独居老人。静かなお盆。

今日は久しぶりに自然の風に吹かれて残暑見舞いのハガキを描いた。
季節の切手が50円、52円はいっぱいあるが10円と2円の切手を貼る空間が無い。
で、62円の切手を買いに出かけた。12円の切手作ってもらえないかしらね。

16日の送り火の行事が終わると何やら一仕事が終わる。