3104丁目の哀愁と感傷の記録

日々生きてます。自分なりに。感じた事を徒然に書きます。素直に。そんな人間の記録。
since 2008.4.4

湖と峠と夕景~峠編~

2008-05-07 20:42:07 | 
ここまで書いたら、
せっかくだからもう少し書きたくなった次第。

桃源台に到着するところからだな。

当初、この旅行で必ずやろうといっていた事が二つあった。

一つは箱根ロープウェイに乗る事。
もう一つは大涌谷に行くことである。

なんと、海賊船に乗れば、
終点の桃源台港から、ロープウェイが出ているのだ。


しかも途中の大涌谷駅で降りれば
そのまま大涌谷を散策できる。

なんという無駄のないスムーズなコースであろうか。
車じゃなかったら、そのままロープウェイで、
温泉街方面に向かえるのにね、
なんて会話もあったのだが、
車で来たことが、この旅行最大の感動を与えてくれる事を、
今だ知る由もなかった。

そんなこんなで桃源台から念願のロープウェイにのる。

熱海で乗ったやつとはレベルが違った。
とにかく長い。
よくもこんな長いロープを用意したもんだよ、全く。
かなり急勾配なので、どんどん景色がよくなる。
さっきまであれほど大きく見えた。
芦ノ湖がとてつもなくちっぽけに見える。

「人がごみのようだ」

この台詞を言わずにはいられない状況であった。




もう一発、セブンスターバージョン。


頂上付近の景色。

景色を期待していたのだが、
芦ノ湖を海賊船で渡っている時は、
雲がかかっており、
もしかしたら真っ白で何も見えないじゃないかという
不安があったが、この辺から空が晴れてきだす。
天をも味方につけるこの運のよさ。

そのうち、
駅員が暇であろう駅を一つ通過し、

着きました、大涌谷。


大涌谷にて。今まで乗ってたロープウェイがこんなに小さい。

こんなスムーズにこのたびの目的地を二つクリアしてしまった。

とりあえず、凄いにおいが充満している。
温泉街特有のあの硫黄臭である。




かなりの山道なんだな、これが。

その景色からかつては「地獄谷」と呼ばれていたらしいが、
それもうなずける。
あちらこちらで噴出する煙。
赤茶けた山肌。
ころがる岩石。
凄い景色だった。

特に体が弱い方や、
喘息持ちの方はご注意くださいという看板を見て、
俺、特に体が弱い方だったらどうしようなどという、
余計な心配をしつつ、

名物黒タマゴキティーの前で記念撮影し、

まっぷで、これを食べなきゃ帰れませんとまで書かれている、
黒タマゴを売っている、玉子茶屋に向かう。
かなり有名なところらい、ここ。

その道は傾斜が大きく、
日ごろから不健康かつタバコ吸いすぎの体にはきついものであったが、

なんとか到着。

「店の前の広場では観光客が総立ちで
タマゴをムシャムシャ。
玉子茶屋の前は、ゆでたまごを食べる人口密度が
世界一高い場所」  (まっぷるより)

ホントにみんな食ってる。
どいつもこいつもむしゃむしゃ食ってる。
全員食ってるのはたまご、たまご、たまご、たまご…
この景色は圧巻です。
一見の価値あり。
だって何十人という人たちがひたすら
黒い玉子をむしゃむしゃ食ってるんだもん。



因みに一つ食うと7年も寿命が延びるらしい。

俺は二つも食ったから14年も延びた。

因みに6個入りでセットなので、
全部食ったやつは42歳も寿命が延びるわけで、
それはそれで大丈夫かという気もするが。
むしろコレステロールたまりすぎだ。

けど昼飯食ってなかったから、
おいしすぎたな、黒玉子。

てかここまでで出発から3時間ちょっとです。
これは凄いよ。

だって四時間かからないで、
箱根の尾根道を運転できて、
レストハウスから芦ノ湖を下に富士山を望めて(見えなかったけど)
芦ノ湖を海賊船で渡れて、
ロープウェイに乗れて、
大涌谷の景色見れて、
黒玉子までたべてこの時間。

これ以上無いベストコースだと思うなあ。


そして大涌谷を下りまたロープウェイに乗る。
因みに車で来ると、
4時半くらいにロープウェイ乗らないと、
海賊船がなくなるから帰れなくなるので注意。

ロープウェイからは
写真じゃ表現できないけども、
ホントに間近に富士山を望めた。


見えづらいが、富士山と夕焼け。

あんなに近くで見たのは初めてだ。

ひたすらでっかく、
しかも少し夕日がかってて、最高の景色であった。

そしてまた桃源台に到着。

峠編はここで終了です。


そしていよいよ、
この旅の最大のクライマックス、
夕景編に続きます。

湖と峠と夕景~湖編~

2008-05-07 19:24:50 | 
今日は大学にとある書類を出しに言ったが
早く帰って来れたので旅行記でも。

そういえば、昨日せんべいを食ったら、
歯が欠けてしまった。
爺さんか、俺は。
普段は痛くないのだが、非常に冷たいものなどを飲むとしみる。
歯医者行くしかないと思うのだが、
カルシウム不足がたたった。


旅行記の続き。

一日目は12時くらいまで爆睡していたので、
残された時間は半日しかなかったのだが、
結果から言うと、
半日のクセに箱根を非常に満喫できた。
あらゆることがスムーズに行き、怖かったくらいだ。

因みにこれから俺が書くコースは、
マジでお勧め。
短時間で箱根を満喫したい人、
ぜひこのコースで。
きっと後悔させない自信があります。


まずは小田原から、
箱根に向かったのだが、
まっぷるに拠ると、
箱根の絶景を追いかける爽快ドライブコースなるものがあり、
そのコースを行く事になった。

小田原西ICから、
箱根新道とトーヨータイヤターンパイクどちらでもいけるらしい。

説明書に目を通すと…

箱根新道→~眺望は期待できないが、なんといっても低料金(250円)が魅力。~
トーヨータイヤ→料金は高めだが、景色のよい尾根道。
        途中のビューラウンジでは、芦ノ湖越しの富士山という
        絶景が楽しめる。(700円)

迷うことなく、トーヨーを選択。
せっかく車で来たんだしね。

道は確かに綺麗だった。
が、雲が多かったのが少し残念。


木々のトンネルを抜ける。


橋渡る。隣は山。


とある休憩所にて。


休憩所の晴れてたらやばそうな匂いのするベンチ。

そして、ビューラウンジでは、
富士山どころか、雲があまりにも近くて
視界は真っ白であった。
雲に手が届きそうであった。
非常に面白かったから許す。




ラウンジの展望台にて。富士山は雲の向こう側。

そこラウンジのアウトレットで
ヘルメットの安売りがあって、
どれほど買おうかと思ったが、
貧乏なのを確認し、ぐっとこらえる。
変わりに箱根くろたまごおみくじをやった。
中吉だった。

その後、軽く道に迷ったが、
なんとか箱根町に到着。

そのまま芦ノ湖スカイラインに行くとしていたのだが、
そこで、見つけちゃいました。


海賊船乗り場


急遽予定変更。
海賊船に乗る事になる。

この選択が非常に旅をよいものにするとは、
そのときは知る由もなかったが。

西武鉄道、小田急などでよく置いてある、
箱根のパンフレットに載っている、
あの合成写真っぽい海賊船である。

そして、出船10分前だったので、
速攻切符かって乗船。
イカ焼きを食いたかったが、ここではぐっとこらえた。


こうみてもやはり合成っぽいのはなぜだろう。

芦ノ湖を船で渡る絶景と、
切っていく風があまりに気持ちいい。
外国人観光客も多数いて、
やはり箱根の定番スポットなのだろう。


風を切り、浸ってる俺。


前回の旅行の時にはまった、タバコシリーズ。
今回はセブンスターバージョン。


駄目押しにもう一枚。

そんなこんなで、
桃源台港に到着。



また長くなったので、ここで終了。
てかここまで書いて、
時間はまだ二時間くらいしか経っていない。
文で書くと長いな…
続きます。