3104丁目の哀愁と感傷の記録

日々生きてます。自分なりに。感じた事を徒然に書きます。素直に。そんな人間の記録。
since 2008.4.4

燃焼

2018-07-31 18:23:14 | 徒然
太ってしまった。

ここ2年で自覚症状は大分あったのだが、目を背けてきた。これはやばいと思ったのはこの間の日記に書いた秩父旅行の時である。
大浴場で至福の時を過ごし、体重計に乗った時、目の前に現れた数字に、我が眼を疑わざるを得なかった。

2年前よりも7キロ近く太っていた。

この数字は衝撃的であった。何せ夕飯前のペッコペコの体である。加えて汗を大放出した後である。
飯の分引いたら、こんなもんかな、なんて言い訳や合理化は一切通用しない体である。これ以上軽くなりようがないのだから。

自分で言うのもなんだが、俺はこのプラス7キロの体重でも太っているとはみなされないと思う。前が細すぎたのである。今の体型を見て、太っていると言われることはまずないと思う。

が、そんな事は問題ではないのである。
これは自分の中のプライド的な問題なのである。

俺は細い体型がカッコいいと思っていた。
シド・ビシャスのようなパンクロックを髣髴とさせる不健康な痩身がカッコいいと思うのだ。

逆にパンパンになった筋骨隆々系の体型は全く惹かれない。よく分からん例えだが、ストIIのザンギエフよりフェイロンの方が良い。ダルシムは別格か。

筋肉のゴツゴツ感は要らない。
細く引き締まった「細マッチョ」ですらない。
マッチョが要らない。
「細」でいい。

そう言う意味で今の体型は俺の思い描くカッコいい体型とは程遠くなってしまったのである。

原因は簡単。2つある。

1つに、職場が変わり、日常的に運動をする環境ではなくってしまった事。

そしてもう1つはビールを毎日飲んでいる事だ。

というか、簡単な話だ。運動全くしないでビールを毎日飲んでいたら太らない訳がないではないか。

一番醜いと感じる部位は下っ腹である。
正にビール腹という感じにぽっちゃりしてきやがった。摘めるようになってしまった。
バルログに醜いと鉤爪で串刺しにされそうな下腹である。

これでも2年前はバキバキで腹筋に至っては割れていたのである。あの線は一体どこに行ってしまったのであろうか。こうも簡単にあの線は消えてしまうものなのだという事が悲しかった。


この腹を何とかしよう。決めた。
この腹はカッコよくない。
割ろう。

という事で、今日の仕事の合間に筋トレをした。
2年前より遥かに出来なくなっていてビックリした。

そしてブレイクダンスのチェアーをずっとやっていた。どれだけ長い時間できるか、1人耐久チェアー。脇腹が痛くて痛くてたまらなかった。軸手の左手は爪がちょっと剥がれ、血が出た。情けない…

多分明日は筋肉痛だろうが、問題はこれがいつまで続くかである。

取り敢えず常に筋トレして軽い筋肉痛が毎日続く様な状態にしたい。前の職場では仕事に支障をきたすくらい、動けなくなるくらい追い込んだりもしたけど。

そして、懐かしいブレイクダンスの技を練習しながら凹ましたい。何か楽しみごとがないとこういう自分と向き合う系は出来ないってかとは俺が一番よく知っている。

明日はトラックスの練習でもしてみようか。


さ、ビール飲みに行こ。

未来のミライ

2018-07-27 12:21:33 | 映画
標記の映画見てきました。
後悔直後の土曜日のナイトシネマで見てきた。
細田守の作品は全部見てるし、3年ぶりの新作だから、めっちゃ期待してた。


見た感想としては、めっちゃイライラした。

あの男の子。
可愛いとかいう感情は一切無くて、只々ひたすらに苛立たしかった。
あの声のせいか?
さてともあのイラつく言葉遣いのせいか。

終始、ガキの駄々っ子を見てイラついたという感じか。

あれ、楽しいのかな。

周りの人はあの映画見てどんな感情を抱くんだろ。
子供の成長にほのぼのした感情を抱くのだろうか。

だとしたら、俺は子育て無理かも知れない。
ムカつくんだもんだって。

あとは何だろう、家の中はやたらとオシャレだった。

それくらいかな。

あんま内容が残ってない。


ペンギン・ハイウェイを見に行こう。

サマーウォーズ

2018-07-10 20:59:10 | 映画
夏季の期間限定でDVDがめっちゃ安くなっていたので、買ってしまった。

細田守作品で初めて映画館で観た作品。テレビでもう何回もみてる。

これは絶対劇場で観た方がいい作品だね。
OZの映像とか、最後のバトルの映像の迫力が違う。

侘助が大好きなんだよ。
かっこよすぎる。

「残念だけど……それは無理だね。」

こっからのセリフがかっこよ過ぎて、全部覚えている。アフレコ出来ます。

あとは音楽が最高。
メインテーマソングもクロノトリガーを彷彿とさせる壮大さで最高なんだけど、何よりキングカズマの曲がかっこよすぎ。
イントロが終わってあの曲流れ出した時は、

キターーーー(・∀・)ーーーー!!

だよ。

ってこれも見た人にはわかるネタ。

夏にまた見直してみるかな。

新作も楽しみだ。

時計仕掛けのオレンジ

2018-07-07 21:25:16 | 映画
つい買っちまった…

魔がさしたのだろうか。

もう何回見たか分からない程見ている。
実家にはDVDもある。

しかし、此の期に及んでBlu-rayで、この映画を買ってしまったのである。

この映画が大好きだ。
ファンなんだよ。

あの独特な世界観も、変な言葉も、ゴスな感じも、ストーリーも全部好き。
最高に皮肉が効いてる。
スタンリー・キュブリックは天才だと思う。
あれ、何年前の映画だよって思う。

今見てもハイセンスすぎだろ。

うん、だからBlu-ray買っても許されるよね…

友罪

2018-07-07 20:57:05 | 映画


『友罪』見て来ました。
結構前だけど。


実はこれは薬丸岳が書いた原作を一年前くらいに既に読んでいたので、内容はすべて知っていた。

因みにこの小説の原作を読んだきっかけなのだが、以前の職場のボスが貸してくれたのだ。
わざわざボスの部屋に呼ばれ、これ面白いから貸してやるよ、てな感じだった。
今思えばなぜ俺にこの内容の本を読めと薦めたのであろうか。
俺のことを、あの登場人物のような過去がある人間だと思われていたのであろうか。

見た乾燥としては、やはり原作の方が細かく描写されていてよかった。
ひとりひとりの描写がカットされている部分が多かった。

鈴木君を演じた人は頑張っていたとは思うけど、もっと気持ち悪く、不気味でよい。
目は“マックラカラッポ”であってほしかった。

まあ、登場する人間が全員不幸な映画だね。
誰一人幸せな人がいない映画。見たら暗澹たる気持ちになる。


俺は悪趣味なので、事件が起きた現場を調べるのが好きだ。
乙一のGOTHって本の『もしかしたら何らかの理由で戻ってきた犯人に出会えるかもしれないから』ではなく、単純に悪趣味。
ただの悪趣味だが、これは幼い時からずっとだ。


この映画のモデルになったであろう事件も詳細に調べ上げた。
ここまでセンセーショナルな事件もなかなか無かったので、幼心に強烈に印象付けたんだろう。
その現場もすべて知っている。当時と今ではどう変わったのも調べた。


俺はおかしいんでしょうか。

ある日、爆弾がおちてきて

2018-07-04 20:31:13 | 


これ読んだ。


めっちゃよかった。

表題作は世にも奇妙な物語で大昔に見たことがあったし、ジュビナイル過ぎて、いい歳したおっさんにはキュンキュンした刺激が強過ぎたが、他のタイトルに完璧やられた。

まさにボーイミーツガール系。
俺はボーイミーツガール系が大好きなんだと再確認した。年甲斐もなく。
裏表紙の“少しフシギな女の子”と“フツーの男の子”のボーイミーツガールって最高に俺のドストライクなんだな。
中二秒上等である。まあ、少しフシギどころではなくて、だいぶ不思議な女の子だと思うけど。

俺の中で一番よかったのは、

『恋する死者の夜』


これは全て読破した後もこのタイトルが一番印象に残っている。
そしてこれを読み終えたのはガンダムのスタンプラリー回っているときだったな。

この話の最初の三行。

俺も地獄ってなんなのかを知った気がした。
きっと針の山も血の池も無く、こういうことなんだろうと思った。

あとは、『三時間目のまどか』もよかった。
君の名は、が大分人気出たけど、だいぶ前に同じようなタイムスリップ系のボーイミーツガールがあったんだね。

そして『むかし、爆弾がおちてきて』もよかった。
まさに時空を超えたボーイミーツガールだね。


最後に、あとがきに書いてあった時間の進み方の解説がめっちゃ面白かった。

“それぞれの属する時間軸が違う”


かっこいい。

SF系で名作と語り継がれてるだけある。
確かに名作でした。