3104丁目の哀愁と感傷の記録

日々生きてます。自分なりに。感じた事を徒然に書きます。素直に。そんな人間の記録。
since 2008.4.4

ケモノヅメ

2018-05-30 22:01:09 | 映画


見ました。ケモノヅメ 。

実はこれずっと前から見たくて。10年前くらいかな。なんかの映画の予告編で入ってて、見てーってなったのである。確かキルビルだったような気がする。何となく通づるものがあるな。

で、最高だった。

蔦屋で6枚組のDVDだったんだけど、間髪入れずに一気に見た。ラストは大袈裟な感じだけど、ストーリーのテンポがとても良かった。

WOW WOWでやってて、R指定だったらしいけど、エロもグロも全く心地よい感じ。

やっぱりあの〝共存が出来ない2つの種族の葛藤系〟は間違いない。寄生獣もそうだけど。
あのテーマ好きだな。

あと音楽かかっこよすぎた。
最初のオープニングで流れる曲がかっこよ過ぎて何とも聞いた。その中でも特にイントロがカッコいい。テテテテテテテテっていうあの八分音符。
勝手にしやがれのオーヴェール・ブルーって曲ね。最初チバユウスケが歌ってるのかと思った。

湯浅監督のセンス好きだな。
あの絵も最高。
不愉快にならないギリギリのラインというか。
分かります?

一気にファンになってしまったので、DVDを購入しようと、Amazonを開いてみた。

DVD BOXが、何と34000円…

コレはちょっときついぞ。

レンタル落ちの安いやつもセットになってたんだけど、せっかくならBOXで欲しい。
けと流石に34000円は高い…

都合よく中古で6000円位のないかな…

時をかける少女みたいに。
あれ、掘り出し物だった。

あぁ、買っちゃいそうだな。悩む。



ミスト

2018-05-21 21:00:11 | 映画


何故か急に見てしまった、この映画。

衝撃のラストという噂だけ聞いたことがあったが、今まで見てなかったので、ふと思い出したのがいい機会だと見てみた。

最期のでかいのが出て来たときの絶望感が半端じゃない。

ああいう閉鎖された空間に閉じ込められた人間て、本性が剥き出しになるよな。
人間心理の怖いところとかも
ああいう空間で一番分かるよな。
cubeみたいな、人と人が勝手に憎しみあって、協力を忘れて、本性やエゴを剥き出しにして、人間性というか、人間的な部分がぶっ壊れていく様子はしっかり描写されていてよかった。

あと、あの女性はああいう状況で本当に出て来そうで、妙にリアルだったな。ああいう人いそうじゃない?

確かにラストは余りにも鬱エンドだが、俺が一番あんまりだ感を感じたのは、車の中での事が終わった時ではない。

事が終わった後に、霧が晴れた時でもない。

何より、あの途中で抜け出したあの女性の顔を見た時だ。

その時の判断が正しいなんて誰にも分からないが、あの女性の顔が最後に映るのは余りにも残酷だと思った。

取り返しのつかない事をしてしまった時の恐ろしさ。
そして今まで自分が正しいと思ってして来た事が、全て覆された時の絶望感。

残酷という言葉しか思い浮かばない。

秩父に行ってきました 3

2018-05-17 21:09:45 | 
2の続き。

長瀞の散策を終え、次なる目的地へ。

長瀞から秩父方面に帰る電車で何駅か。

和銅黒谷駅に到着。

何故ここに来たかと言うと、和銅遺跡と言う場所にある、日本通貨発祥の地のモニュメントが見たかったからである。
宿のロビーに秩父方面のガイドブックが置いてあり、この和銅黒谷にある高さ5メートルの銅貨のモニュメントかあり、生で見てみたいと思ったのである。そのモニュメントがあるのも山の中というのがいい。昨日のハイキングの続きである。

和銅黒谷駅に到着。
超レトロな駅舎が非常に良い。
駅舎横にある喫煙所を直ぐに発見した。

此処から約20分くらいハイキングコースを歩き、山道のマイナスイオンを浴びる。今回の旅は天気に恵まれ過ぎて暑いくらいだったが、木々が生い茂った山道は涼しい。歩いていて気持ちよく疲れる。

迷わずに、モニュメントは発見することができた。写真撮影をしようと思ったら、タイミングを逃し、だいぶ待たされてしまった。



目的を果たしたので、もう帰っても良かったのだが、歩いている山道の看板に、美の山山頂と案内が出ていたので、取り敢えず行けるところまで行ってみようと思う。

で、迷った。

今自分がどこにいるのかよく分からなくなり、此処は絶対ハイキングコースでは無いだろうなと思うような道を歩いたが、景色は最高だったので、此処を山頂と決めた。



下山してからは昼飯処を探す。

そして、駅の周りには面白いくらい食事できる場所が無い。
何もない和銅黒谷駅周辺をホテホテと歩く。

すると偶然川原を発見。
見るとその川原まで降りられるようで、時間もあるし、行って見ることにした。

GWの日曜なのにこんなに人がいないなんてあるだろうか。貸切状態である。



川原を後にして、再び散策。

するとなんとまだやっている定食屋を発見。
正確に言うともう営業時間は終わっていたのだが、わざわざこんな所まできたんだから、と店のご好意で入れてくれた。

マスターが独特な人で正に秩父の親父といった感じだ。

想像以上の秋刀魚の定食が出て来た。
めっちゃくちゃ美味い。最近の若い人は秋刀魚なんか食べないか、と聞いて来たがそんな事は全くない。秋刀魚大好きでしょっちゅう食べとる。

料理はとても美味しかった。コーヒーまでタダでご馳走してくれた。

巡り合わせだね。ちょっとクセあって、毒あって面白い人でした。
話好きなんだろうなぁ。

ご飯食べた後は帰路。
こっからが長い。

和銅黒谷駅で最期の一服をし、秩父線でお花畑まで。そして西武秩父に乗り換えて、西武線で飯能駅まで。そして池袋方面へ。

あぁ、帰りは長かったよ…

けど久しぶりの癒しの旅になりました。
やっぱ、旅はいいね。やめられない。

秩父へ行ってきました 2

2018-05-16 21:28:14 | 
20180506

2日目。

布団が暑く、寝苦しかった為、快眠は出来ず。
昨日の段階では朝にもう一度お湯に浸かろうなどと考えていたが、そんな夢は儚く散り、起きたらもう朝ご飯の時間であった。旅館の朝御飯は食べなくてはならない。なんて言ったって俺は旅先の朝御飯が何故か大好きなのだ。何でか分からんけど、旅先で食べる朝御飯ってやたらと美味しく感じません?

朝御飯を食べた後はもうチェックアウトの時間。

送迎が付いていので、皆野駅へ。

行きで使ったタクシー会社のタクシーが送迎車であった。繁忙期には提携しているんだろう。

皆野駅から秩父鉄道で長瀞駅へ。

もう長瀞はベテランである。
何回も来ている。
どこに喫煙所があるか完璧に把握している程だ。
長瀞といえば先ずは何時も向かう。

石畳。

ここも何回来たんだろうというくらい来ている。

長瀞の石畳までの道は相変わらず、レトロな感じで、台湾の九份を彷彿とさせる。
何時迄も変わらないであってほしいものだ。

石畳に到着。

何度も来ているとは言え、やはり見事な景色である。特にこの日は天気が良く、今まできた中で一番の晴天だった。
青い空と白い石畳がよく映えており、3割り増しで綺麗に見えた。

ライン下りは流石のGWといった感じで、長瀞駅前で予約の長蛇の列が出来ていたため、断念。

以前ライン下りはやってるし、その時は長瀞ライン下りクリアファイルまで購入している。
今回は石畳をふらふらと散歩した。

俺はこういうところに来るとギリギラの際まで行きたくなるという癖がある。
際に座ってみたら、思いの外いい写真になった気がする。


キャニオニングみたいなことしてる人達がいて、楽しそうだった。この日は暑かったからね。気持ち良さそうだな。

その後はこれまた何度も行った煎餅屋でいつもの煎餅を購入。
これも長瀞に来た時の恒例行事だ。
相変わらず買うのはニンニクと三度漬け。
十度漬けのインパクトやばいね。

煎餅を食べながら、ロープウェイ方面に散歩。
以前行ったお洒落なカフェも健在。既視感。

隣の陶芸教室は何か新しくなっていたような。

うん、長瀞は結構案内できる。

時間はまだ早かったので、次なる目的地に向かう。

電車の数が少ないから、時刻表を確認していたのだ。
こういう電車の時刻表を確認する旅っていいね。
旅してる感があって。
そして駅のホームで電車を待つ時間もまた、旅をしてる感があって好きだ。

長くなったので、次の目的地は次の記事で。

秩父へ行ってきました

2018-05-15 20:50:16 | 
20180505、06

冬の台湾旅行からずっとどこにも行けなかったので、GWに近場の秩父に行ってきました。
一番の目的は温泉でゆっくりして癒されること。

そう言えば去年のGWも高麗の山にハイキングに行った。
買ったばかりのGoProの性能を試したくて仕方がなかったのを覚えている。

5日、去年と全く同じコースで西武秩父線の高麗駅へ。

日和田山と物見山を縦走するというこれまた去年と全く同じコース。

GWにしては人も少ない。
去年と全く同じコンビニで一服を済ます。セルビアが停まっていた。ああ、車が欲しい。

ルートも全く同じだったので、景色ははっきりと覚えていた。

ただ、途中に現れる休憩所の近くのトイレが新しくなっていたのが唯一の変更点。

3時間くらいで隣駅の武蔵横手までたどり着く。秩父線は一駅が相当距離あるので、結構歩いてきたことを実感する。
この武蔵横手駅が何ともレトロでいい感じなんだな。去年も天気がよく全く同じことを感じた。

横手駅から秩父方面へ。

ちょうど眠りに落ちそうなになるところで西武秩父駅に到着。

あの昔ながらの横丁を冷やかしながら煮込みこんにゃくなんか食べようかと思っていたら…



かつての面影は全くない西武秩父駅がそこにはあった。



あの通りはすべてなくなっており、代わりに駅温泉という施設に様変わりしていた。
あの寂れた、けど味があるあの通りはなくなっていた。

ちょっと中を覗いてきたが、うんざりするような人の数。

どっかの大型デパートのフードコートのようで、情緒も何もあったもんじゃない。

最近秩父は流行っているからな… 金もあるんだろうし… あの温泉施設でまた潤っているんだろうな…
流石、土屋太凰効果…

残念でならない。

あの秩父鉄道に行くまでの道も潰されてしまっていた。
長年の秩父ファンとしては寂しいばかりである。


そんな回顧の念を抱きながら秩父鉄道の御花畑駅に乗り換え。

20分ほど時間があったので、駅の傍のそばやで缶ビールを飲む。
昼食が山頂で食べたおにぎりだけだったので、だしのにおいが何とも食欲を誘った。
しかし、旅館での豪勢な食事のため、我慢。

秩父鉄道で皆野駅へ。

以前、ここには来たことがある。既視感があった。
時間はまだ4時。明るい。

送迎の時間は過ぎていたので、タクシーを拾おうとするが、なんとすべて出払っていて一台も無い…
そんなことあるのか…

てかタクシー会社はオフィスを開けっ放しであった。この地域だから大丈夫なんであろう。

マジかよ… と項垂れていると偶然に皆野駅に帰るタクシーが戻ってきた。
なんて運がいいのだろう。

ヘリテイジ美の山という宿に着く。

山の上にあるため、景色が綺麗で何とも気持ちがいい。
何よりまだ明るいのが新鮮であった。

ちょうど宿主催の餅つき大会が催されているところであった。
おろし醤油で食べるもちは何ともそそられたが、これまた豪勢な食事のため、我慢。

近くにコンビニがなく、煙草が切れたため、久しぶりに自販機でマルボロを購入した。


夕飯まで1時間以上ある。

ここでゆっくりすぎるほどお湯につかることに決めた。


ゆっくりとお湯につかり、全身の疲れをいやすこと以外何も考えないことに努めながら、お湯につかった。



ゆっくりすぎるほどお湯につかったため、時間はちょうど良い頃合いになっていた。

そして待っているのは豪勢な夕飯とビール。
何とも贅沢な時間である。旅館の旅はやはりこうでないといけない。

この日は珍しく白飯ではなく、うどんにした。
来る途中に手打ちうどんを掲げたのぼりが多数あったので、ぜひうどんを食べてみたくなったからだ。

早すぎる就寝。

他しか9時くらいには布団に入っていた