3104丁目の哀愁と感傷の記録

日々生きてます。自分なりに。感じた事を徒然に書きます。素直に。そんな人間の記録。
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壊れて泣いたって

2010-11-26 23:55:02 | 音楽
今日は急にDreams Come Trueについて書こうと思う。
なぜ急にそんなことを思い立ったのかはどうでもよく、とりあえず思い立ったら止まらない。

ドリカムはずっと名前だけは知っている存在であった。
曲もサビだけは知っているという曲が何曲もあった。
ただ、そこまで惹かれなくってずっと聞いていなかったんだ。5年間くらい。

しかし、ある1曲が本当に俺の中でのターニングポイントになった。
おれはこの曲を聴いて涙を流しそうになってしまった。
そして、今日久しぶりにふと聞きたくなってYoutubeで聴いた。
泣いた。ちょっと画面が歪んだ。

その曲とは、

「朝がまた来る」って曲である。ご存知有名な曲。

実はこの日記を書いている今も流れている。

この曲は神の領域に達している曲なんじゃないかと思う。
イイ曲とか、そんな言葉の範疇をゆうに超えている次元にあるような気がする。
イイ曲なんて言葉では片付けられないような、何か伝わってくるようなものがある。

それは歌詞のメッセージ性も当然あると思う。この歌詞は凄い。
一聴しただけではただの応援歌に聞こえてしまうが、何回も聴いているうちにどんどん味が出てくる。深く感じてしまう。
ネガティブとポジティブが絶妙に入り混じっていて、ちょっと哀愁を漂わせている感じ。
けどやっぱりこの曲は前を向く曲なんだろうな。


だが、今回は敢えて俺は歌という部分に焦点を当てて語りたくなってしまったのだ。

吉田美和、この人は歌うますぎるんじゃないかと思う。

俺は今まで、世間で言う「歌が上手い」がよく分からなかった。
昔から色々な音楽を聴いてきているつもりだが、それでも何が“歌上手い”のかいまいち分からなかった。
普通に上手な人はいくらでもいるし、それはそれで上手いとは思うけど…という感覚。
皆同一線上に位置する歌唱力で、甲乙つけるほどのものではないように感じていた。

吉田美和は俺の中で、初めて“この人は歌が本当に上手い”と思わせてくれた人である。

この曲を聴いたときは本当に衝撃的であった。

まずイントロからいい雰囲気の曲だなと思っていたが…

まず、サビを聴いた。この段階でかなり感動した。
これは…、もしかして…、果てしなく上手いんじゃないだろうか…
「来ーーるからーー」のこんな高い音、あんんであんなに綺麗に出るんだろうか。

そしてその予感が確信に変わった。
多分、もうお分かりだと思うが、俺がこの人歌上手い!と衝撃を受けたのは、あの最後のサビの連続するところ、特にサビの転調するところ。
楽器の奏でる音の応酬という感じは幾度と無く聴いてきたが、声にあそこまで攻められたのは初めてであった。

これを聴いたことがある人はみんなここは凄いと感じるんじゃないだろうか。

あの普通のサビの部分でも十分高いし、綺麗なのに、その転調後…
「生きてゆーーくのにーー」のところのあのストレートにはっきりとした力強い音。

そして極めつけ。
「朝が今日もあけるからーーー」
ここ。
ここ最初聞いたときは本当に鳥肌が立った。すげー…と呆然とした。

あそこはよっぽどの歌唱力じゃないとあんな綺麗に出せないよ。
もう半端じゃなく高い音なのに、声、音共に絶妙に曲に合ってるんだよなー。
あんな高音なのに、無駄にキンキンした感じも全くなく、これまたストレートに最高のインパクトで入ってくる。
あのポイントであの音。サビの中でも最高潮って感じのここぞのポイントであの音。
最高です。

そして最後のサビが終わってガクンと静かになるあの瞬間も最高に好き。
あのイントロの雰囲気に戻ってきた感じがする。

この曲を聴いてあとでの結論。

「この曲すげーいい。そして吉田美和は歌がすげー上手い。」

って事で長々と書いてしまったが、まったくサビがどうこうとか分析的に考える必要は全く持ってないんだよな。ここまで書いてからなんだけど…

どこがどういいのか分からんけど、何か凄い伝わってきた。何か凄いこの曲好きだ。
これで十分である。
寧ろこれが本当に感性に伝わってきたものだと思うし。


ってことで吉田美和は歌が上手い。
当時偏差値30の俺でも分かった。








同窓会

2010-11-24 00:16:44 | 音楽
先週の土曜日に、俺が大学に通っていたときに所属していたサークルの同窓会に行ってきた。
俺が所属していたのは、所謂バンドサークルである。

同窓会と言っても、どこぞの飲み屋で……なんてことはしない。
ここはバンドサークルよろしく、同窓会もライブである。
会場も当然、ライブハウス。

実はこのライブに出演してくれないかとの依頼を何件か受けた。
しかしこの依頼を全て断ることとなってしまった。

その理由は、引退してからドラムをほとんど触っていないという、俺の技術的なへたれっぷりにより、ライブ中事故を起こしたくなかったから、という理由も去ることながら、
この日は俺がこれまた大学時代にやっていた塾のアルバイトの後輩の結婚式の二次会があったのである。
それに参加してから行くということになったため、行くのが遅くなり、主演時間等の調整などで皆に迷惑をかけてしまうと考えたのである。

てか、そんなことはどうでもいい。


最近はサークルの仲間と会うこともほとんど無い。
今年の5月に四人で松島に行ったメンバーがいるが、それ以外は実に何年ぶりというレベルである。
俺は遅れていったため、最初ライブハウスに入るときちょっと気まずかったが、入ったらそれはもういつも通り。懐かしすぎるメンバーと盛り上がり、ずっと話しをした。

最近は全くと言っていいほど皆無だったスタジオにまた入ろうという話にもなる。

俺がそこに行くことで「お~」っていって話しかけてきてくれるような面子がいる集団ってのは本当に大切なんだなと思う。毎日会ってる時は何も感じなのが当たり前なんだけど、やはり久しぶりに集まってだらだらと話すのはとてもいいものだ。

仕事が変わっている人も大勢いた。
何より驚いたのは、俺が組んでいたバンドのギターボーカルが結婚すると言う報告だった。

時は流れたんだなー…



その時の彼の、「俺、今日おまえに話すこといっっっぱいあるわ」って台詞が本当に嬉しかった。



これから……

2010-11-03 19:13:41 | 徒然
そう言えば、ちょっと前に待ちに待った採用試験の結果が発表された。

結果は…


不合格!…って完全にアウトという訳でもなく、再度なんとも微妙な立場になってしまった。要するに△。
ということで、まだ希望が無くなった訳ではないので、前向きに進んで行こうかと考えているところ。

さすがに今回は自信があったので凄く凹んだ。
数日間は何もする気になれなかった。

しかし、そんな時期にとあるイベントが重なったので、比較的早く気持ちを切り替えることが出来た。

まず、第一にそのすぐ次の日に、富士登山の打ち上げがあったということ。
新宿にある韓国仲間に教えてもらった焼肉屋で、あの時の地獄を思い出しながら何時間も語った。その時間が非常に楽しかった。
次の屋久島の話や、近況報告、富士登山の思い出話…話は尽きず。
大分あのメンバーに救われた。調子に乗ってマッコリを飲みすぎた。

そして第二に、職場で学芸会があったということ。

子どもたちの真摯に頑張る姿を目の当たりにして、より一層自分の目標を強く認識することが出来た。このような感動を味わえるならこの仕事はやっていけるなと感じた。

練習では本当に何回、これあかんわって思ったか数知れず。
しかし、本番では奇跡としか言いようが無い程の堂々とした勇姿に、最後は涙を堪えるのに必死になってしまった。直視できないくらい。元々涙腺は弱いほうだと思うが、あの時は本当にやばかった。

その後の打ち上げでも色々な話を聞くことが出来た。楽しかっただけでなく、充実した時間であったと思う。


間違いなく、前には進んでいるなとうことを実感した。