3104丁目の哀愁と感傷の記録

日々生きてます。自分なりに。感じた事を徒然に書きます。素直に。そんな人間の記録。
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FUJI ROCK FESTIVAL'12

2014-06-30 23:15:28 | 音楽
2012年7月28日

5時に仕事の英語研修を終え、職場に戻らずに直帰。
バックパックに荷物を積み込み、都営大江戸線へ。馬鹿でかいバックパックも邪魔にならないほど車内はすいていた。

バックパックと簡易式の椅子、そしてやたらと重いテント。
このテントは新品で、あしたのためにわざわざ購入したものだ。骨組みが入っているから仕方がないのであろうが、とてつもなく重い。

ほどなくして都庁前駅に到着。長距離バスターミナルに到着。時刻は深夜に差し掛かろうとしていた。
そのバスを待っているものは見たらすぐに俺たちと同じ場所に向かい、同じことをしようといているとわかる。

都庁前で降りたことがある人はすぐわかると思われる、あのだだっ広い広場で一服し、トイレも済ませ準備は万端だ。

夜行バスなんて久しぶりである。もう決して若くない体だ。
ろくに寝れず、明日は体ボロボロの中始まっていくんだろう。

事実たいして寝れず、ほとんど徹夜状態で苗場に到着した。
ここに来るのは2年ぶりである。以前来たときのmuseのアクトに感動を覚えたことをはっきりと覚えている。

2012年7月29日

フジロックフェスティバル12

これから夢のような時間が始まる。

とりあえず最初のアーティストまではまだ時間がある。
テントサイトに行き、テントの設営に精を出す。なぜか2年前と同じく、天気は最高によく、暑くて仕方がない。

何とか短時間でテントを建てることができ、しばし中で休息。
天気が良すぎたため、中は既にサウナ状態。銀マットもないため、寝心地は最悪たるもので、嫌な汗がどんどん噴き出す。
しかし人間とは疲れには勝てないもので、気づいたら何時間も寝ていた。


せっかくフジロックに来て、いきなり寝るなんてなんてもったいないと思うだろうか。
俺は全く思わない。
今回のフジロックに関してはもうすでに必ず見るバンドを決めていた。

というかもう絶対に見るべきバンドは一つしかなかった。
これを見にフジロックまで来たといっても過言ではない。これが見れたら今回フジロックに参加した甲斐は十分にあるだろうと思っていた。

俺がどうしえてもこれだけは見たかったバンド。ずっと念願だったバンドだ。

Radihead

俺はレディヘが大好きだ。
ずっと生で見てみたいと思っていた。その念願が遂にかなうのだ。
本当にこれだけが楽しみでしかたがなかった。
少しほかのアーティストに失礼な気もするが、今回のフジはレディヘのために大金を払ったといっても過言でもない。



汗だくで不快感極まりないなか、11時までは爆睡。

そして一発目のアーティストは11時半からであった。
このバンドは二年前のフジロック’10でも見たバンドである。このバンドも大好きだ。
ライブに彼らが来ていれば必ず見ている。今回で彼らを見るのは3回目。


11:30~ Special Others @Green Stage  (この書き方は友人のライヴレポートをパクっている)

スペアザは二年雨に見たときに、感動しすぎて泣きそうになったほどだ。雨が強く降ってきて、びしょびしょになりながら踊り狂ったWhiteStageの記憶は今でも鮮明に残っている。

今回は天気は正反対。天気が良すぎて暑すぎたくらいだ。

今回は汗だくになりながら狂ったように踊った。Laurentech最高。毎度聞いても名曲だ。
しかし、今回はライブが終わったとに大きな収穫があった。

スペアザのライブが終わり、ちょうど昼飯時だ。屋台が立ち並ぶエリアへ移動。

っしたら…

スペアザの人たち普通に屋台に並んでたり、ふらふらしてるんだよね。
しかも結構気づいていない人多くて。本当に一般客に紛れてたよ。

俺が見たのはキーボードの芹沢さんとドラムの宮原さん。

宮原さんは普通に豚汁の屋台の列に並んでいた。

ここで葛藤。

声かけたい…握手してもらいたい… けどなぁ… せっかく飯買おうとしているのに、声かけたりしたら失礼かな…とか。

しかし、こんなチャンスはもう二度と来ないだろう。今世紀最大の勇気を出して声をかける。

…あの… すみません… Special othersの方ですよね… 自分ファンなんです…


そしたら、“あ、ありがとうございます”、って感じですごく気さくな感じだった。
握手してもらい、調子に乗りまくって一緒にツーショットの写真をとってもらっちゃった…
この写真は家宝にするしかないね

最後に“また遊びに来てくださいね!”だって。本当にいい人だったよ。
というか、本当に音楽とかフェスが大好きなんだろうな。普通にみんあと一緒にいるんだもん。


昼飯を食べてお次は…

15:00~ MONO with the Holy Ground Orchestra  @White Stage

MONOはずっと見てみたかったんだよね。
インスト曲ばっかり聞いてた時があって、その時に聞いてた。
迫力あったね。


その後は救護テントへ。
なぜかというと、足首をマダニに刺されたため、自分でもびっくりするほど腫れていたのである。

そのあとは少しだけROVOを見て…



その後はほとんど記憶がないんだよなぁ…


スペシャルズを椅子に座りながらビール飲みながら意識半濁状態で聞いてたのは覚えている。
まああんまりスカは聞かないからね…


てかこうして来てみるとどんだけ贅沢にフジロックの時間を使ってるんだろうと思うね。


そした最後はやはり

Noel Gallagher's High Flying Birds  @Green Stage

ま、トリだしね。
けどあんま覚えてないな…

オアシスの曲とかやっぱりやっちゃうの…って感じだった。

とりあえずハイネケンのビールはうまかった。


そんな感じでテントに戻り、豚汁飲んで一日目終了。



2日目…


まただらっと起きる。

で、風呂。

フジロックのテントサイトの近くにある銭湯に並ぶ。本当にこれが行列。
1時間くらいひたすら並んだ。天気が良すぎてぶっ倒れるかと思った。



もうこの日なんか実質ちゃんと見たバンドは2つだけだからね。

一発目はこれまた二年前のフジロックのホワイトステージで見たバンドである。

このバンドも大好き。本当に好きすぎて一時期このバンドばかり聞いていた時期があった。


14:00~ toe @Green Stage

やっぱtoeいいわ。最高。
けど今回はめちゃくちゃ暑くて日差しが強くて、後半少しくらっときた。
まあ、あたりまえだけど二年前に初めて生で見たときのほうが感動はした。あたりまえだけど。

あと、toeの曲は野外よりもライブハウス向きかななんて少し思ったりもする。
あのこじんまりとしたライブハウスでメンバーを囲んでやるあのライブ形式ね。



ここでようやく、RadioheadとAt the drive in がかぶっているという衝撃の事実に気づく。
これひどすぎるだろ… 企画者の悪意を感じるんだけど。

at the drive in も相当に見たかったが、今回はやっぱりレディヘを最初から最後まで見ようと決めていた。

この後はよく覚えていない… フードコートで食べたみんながパエリア食べてて、それがめっちゃうまそうに見えて、真似して食べたということは覚えている。
あと、この時間にすでにテントをたたみ、でかいバックパックを宅急便で家に送るという奥義を出したのも覚えている。
あ、物販っていつ買ったんだっけな…
ほしかったTシャツ買えたんだけど、いつ買ったんだっけな… あ、toeの前だ。


その後はJack WhiteとElvis Costelloをグリーンステージの遠くでビール飲みながら見ていた。
すべては次のレディヘをいい場所で見るためだ。
俺は今回、レディヘにすべてをかけてきたんだ。


そして、

21:30~ Radiohead @Green Stage

とうとう会えました。
ずーと見たかったレディヘ。
感動したどころではない。

感想は上手にここに文字として書けないな…
there there がめちゃくちゃかっこよかった。

トム・ヨークの髪型が変わっていてかっこよかった。

2時間もあったけど、本当にあっという間だった。


終わった後は、余韻に浸る暇もなく、帰りのバス乗り場へ。


けど重い荷物はすでに送ってしまっているので比較的らくっちゃ楽。
帰りのバスは結構寝た。

で、新宿に到着。

帰りの電車の中ではまだRedioheadの余韻に浸っていた。


で、この日は実は仕事の研修があったのは覚えている。
3時間ほど仮眠をとり、すぐにまたスーツに着替え、研修に向かった。



終わり