3104丁目の哀愁と感傷の記録

日々生きてます。自分なりに。感じた事を徒然に書きます。素直に。そんな人間の記録。
since 2008.4.4

拝啓 宮沢賢治様 2

2022-11-15 22:24:00 | 
続き

牛タン弁当は最初の停車駅に着くまでに食べ終わってしまった。

11時位まではひたすら新幹線での移動。
天気は良好。景色を楽しんだり、スマホ見たり、寝たり…
長いとは思わなかった。意外とあっという間に到着。

これが新花巻駅か…





さて、外に出てバスを探す。
が…

速攻でレンタカーを借りる。
バス停の感じを見て。

で、これがマジで最高の選択であった。
今回、宮沢賢治系の目的地が密集していたので、車がめっちゃ便利であった。

レンタカーの人が少し驚いていた。5時間後には返します…

さあ、見知らぬ土地で車を走らせる。新鮮で楽しい。目的地は…

いきなり山猫軒!

俺は取り敢えずこの山猫軒でご飯を食べることができれば今回の岩手弾丸旅は目的を達する程に、この山猫軒に行きたかった。

実は山猫軒は予約もでき、混雑している時間帯は予約をした方が良いとのことであった。事前に予約を試み、電話をしてみた。

すると、この日は花巻祭りが行われる予定であり、昼の時間に予約はできないとの返事が。マジかよーと項垂れそうになると、昼前に並んで貰えれば普通に入れると思いますよ、とのこと。その言葉に賭けることにしよう。

という訳で、第一目的地は山猫軒。
新幹線の中で牛タン弁当を平らげたいたのでそれほど空腹でもないが、レンタカーを借りてすぐに山猫軒へ向かった。

到着!



念願の注文の多い料理店である。
テンションがバカ上がりしてしまった。

そして俺のテンションを更に爆上げしてくる仕掛けが至る所に。




「どなたもどうかお入りください。
決してご遠慮はいりません」
この注意書き、最高かよ。

更に…




ちゃんと塩とクリームまで。
芸が細かくて最高かよ。

席について、注文をする。

山猫雑炊に決めた。そこまで空腹でなくとも、美味しく頂けそう。






めっちゃ美味かった。
念願の注文の多い料理店でご飯食べれた。
俺の中で今回の花巻の旅の目的は果たした。

因みに、店内はこんな感じ。











めっちゃいい感じでしょ。

そして中には売店もあって、宮沢賢治関連のものが色々売っていた。
もう買っちゃうよね。

山猫軒ティーシャツまで買ってしまった。

山猫軒から出た後も、直ぐには車に戻らず、外観の写真を撮りまくった。


ひとつ夢が叶った。




拝啓 宮沢賢治様 1

2022-11-15 22:04:00 | 
20220911

最初は完全にノリであった。

日帰りで山猫軒で昼飯食べて帰らない?

初の日帰り弾丸ツアーはこの会話から始まった。

この旅行の以前から、俺は宮沢賢治の「注文の多い料理店」が大好きであった。

小学生の時に国語の教科書で読んだこの話は衝撃的であった。一瞬で引き込まれ、こんな面白い話があるのであろうかと思った。30年前のこの感覚は今でも覚えているくらいだ。

ふとした時に、山猫軒のことを見つけた。

マジで行ってみたい、と思ってからは早かった。
奥さんに山猫軒って知ってる?って聞いてからはトントンと進んでいった。
日帰りで山猫軒で昼ごはんだけ食べて帰ってくるの面白くない?

新花巻までの新幹線をインターネットで予約した。

時間は7時20分位。始発で行けば東京駅発の新幹線には間に合う。

この準備の時間はやっぱり楽しい。旅の楽しさは準備の時間から始まっていると誰かが言った。その通りであると思う。

花巻と言えばやはり宮沢賢治だ。山猫軒だけではなく、宮沢賢治にどっぷり浸る旅にしようと、ネットを漁る。モデルコースなども載っている、正に宮沢賢治にどっぷり浸る旅にのサイトを見つけた。参考にさせてもらおう。

当日。

4時半起きであったが、楽しみすぎでスッと起きることができた。この旅が始まる感じ、久しぶりだ。

地元駅から始発で東京駅へ。

駅弁の準備もバッチリである。今回、この駅弁が楽しみで仕方がなかった。何か国内旅の醍醐味って感じしない?

綺麗なグリーンの東北新幹線、盛岡行きに乗り込む。



この牛タン弁当。最高。

旅が始まった…


バンクシー&ストリートアート展

2022-11-12 00:00:00 | 芸術
20221105

頑張って更新するぜ。

長くなっちゃうからシンプルに書こう。
てか前回の日記、ラーメン食べただけであんなに長文になるのはおかしいよな。

表記の通り、池袋の西武ギャラリーで「バンクシー&ストリートアート展」をやっていたので見に行った。

11月15までだったのと、池袋という近さもあり、更にはニュータンタンメンも食べられるということもあり、優先度は高め。

西武ギャラリーの下の三省堂書店でねこ検定の初級本を買ってしまった。Amazonで中級•上級対策の教科書を買ったのだが、初級の教科書の問題が難しすぎて、衝撃を受けてしまったのである。

で、今回の「バンクシー&ストリートアート展」なのだが、西武ギャラリーでの展示であった。これがすごく良かった。何故かってとにかく人が少なかった。

土曜の夜である。人が沢山来ている事を覚悟していたが、人はまばら。作品をゆっくりと堪能することができた。しかも作品量は結構多くて、思っていたよりも沢山の作品を見ることができた印象である。










以前も書いたが、バンクシーの余りの人気に少し辟易していたところもある。そろそろ新規開拓かなと思っていたところで、いいのを見れた。

この開拓作業は何とも言えず楽しい。

ギフトショップではまた図録を購入した。

いつも思うが、図録ってとてつもなく価値があると思う。

あの展示にあった数え切れないほどの作品が、たった数千円で持って帰れるのだ。

毎回図録を買ってしまうんだが、記念品としての価値以上の価値があると俺は思う。

西武ギャラリー、結構良かった。
何より人がいなく、いい雰囲気でじっくり回ることができたのが最高であった。

また何か展示あったら足を運ぼうかと思う。池袋だから近いし。

表現意欲に刺激を入れることができた一日であった。

元祖ニュータンタンメン行ってきた

2022-11-05 19:37:00 | 
20221105

日記として残す必要性を感じたので、記しておこうと思う。

今日、元祖ニュータンタンメンを食べに行った。

皆さんはご存知であろうか、あの黄色いパッケージを。

レトロな、しかしインパクトのあるあの鳥のマークがついた袋麺。コンビニとかで一回は見たことあるのではないだろうか。

俺も、何の気なしにあのパッケージに惹かれて買って食べてみたのだが、袋麺にも関わらずあまりの美味さに衝撃を覚え、この短期間に数え切れない程の元祖ニュータンタンメンを消費してしまったのである。

家ではレンチンした白米を残ったスープにぶち込み、卵で閉じて雑炊にしたりとやりたい放題であった。

そしてそのうち、どうしても店であのニュータンタンメンを食べたいという欲望が抑え切れなくなってしまったのである。

即、店舗を検索する。思い立った時の行動はやたら速い。

我が生活圏内で食べに行けそうな場所は池袋と川越。

で、池袋にはいつかバンクシー&ストリートアート展を見に行くつもりであったのでちょうどいい。やりたい事を一気に二つ叶えてしまおうではないか。一気に土曜日が楽しみになったのである。

バンクシー展に関しては別の記事で書こうかな。

元祖ニュータンタンメン本舗は、俺が想像していた店構えとは違っていた。

ホームページを検索したら沢山の店舗があったので、勝手にチェーン店てきな、日高屋みたいな店内を想像していたのだ。

しかし、いざ実際に行ってみると、こじんまりしたガチラーメン屋感…
テーブル席なんて無い。カウンターのみの感じ。奥の先に行くために通路通る時、食ってる他の客に当たらないように、よじれていくあの感じである。

そしてとうとうその扉を開け、券売機の前へ。

予習は抜かりなく行ってきた。大体どんなメニューがあるか、トッピングがあるかを把握している。

そして決めたのは…

タンタンメン、辛さ普通、たまごダブル、ニンニクダブルである。

え、あんだけ食べたいとかなんとか言っていたのに、普通かよ?って思うかも知れない。

俺は辛いものが大好きだ。
しかし、辛いものに弱いのである。
多分、周りが引いてしまうほどに汗と鼻水を垂らしながら食べることになる。普通でもみんなと同じ位の辛味を味わうことができるのだ。

しばし待つ…



来た…
これがあの…

辛味は普通だけあって、控えめであった。
しかし、唐辛子特有のカプサイシンだか何だかで、汗腺が一気に開き、汗が吹き出す。

で、ニンニクダブルはヤバい。
マジでニンニクの味が強い、
ただでさえニンニクがスープの下にゴロゴロ入っているのに、更に上にも刻みニンニクがトッピングしてある。
俺は人生はニンニクだと思っている人間なので、大歓迎であったが、あれ程までにニンニク味が強い食べ物を久しぶりに食べた。多分相当なニンニク好きじゃないとキツイかもって思うくらいニンニク。
唐辛子と胡麻油と相まって、相当に攻撃的な味でバカ美味かった。

上のパーカーを脱ぎ、半袖Tシャツ1枚で、汗だくになりながら食べる。
店のティッシュも大量に消費してしまった。何度も言うが、辛さは普通だ。他の人から見たら、激辛レベルを食べている人なんだろうと思われること必至。食べているのは普通だが。

溶き卵が大好きなので、たまごダブルはちょうど良かったな。通常だと少なく感じてしまうかも。

そして…

徐に券売機でライスを購入してしまった。

我慢できなかった。

一気にぶっこむ。

ニンニク辛味雑炊の出来上がりだ。
これがマジで美味い。

また行きたいなー。

池袋だから行けるか。

やりたい事リスト順調にクリアしています。





太陽の塔 日帰り弾丸ツアー第2弾

2022-11-04 21:32:00 | 
20221003

一個前の日記で弾丸日帰り旅行にハマっているという記事を書いた。

その弾丸ツアーについて書いてみようかと。

しかも第二弾の大阪編。
時系列が滅茶苦茶である。

前回の日帰り弾丸ツアーが楽しすぎて、完全に味を占めた。

今回の目的地は、大阪。

いや、違う。

太陽の塔。

もう太陽の塔が目的地であった。

大阪に行くのはあくまでもついで。太陽の塔に行ければそれでよかった。

本当に念願だった。

コロナが流行るもっとずっと前から訪れたいと思っていた。

仕事が終わったその足で予約した新幹線に乗り込み、安宿で一泊して朝一番に万博記念公園を訪れ、太陽の塔をこの目で見て帰る。こんな妄想を何度もした。

それほどまでに俺にとっては念願の場所であった。

ひとつの夢が叶った。

前回と同じく、4時半起きだ。
5時半に家を出る。なんと言っても7時には東京駅で駅弁を買って準備万端の状態にしておかなければならないのだ。
この新幹線に乗り込む前に駅弁を買う時は旅行のテンションが上がる瞬間のひとつであると思う。

しかし、前回の弾丸と全く同じ牛タン弁当を買ってしまった。あれ美味すぎるんだよ。あったかくなるやつ。

確か7時21分発の東海道新幹線に乗り込む。

動き出すと同時に牛タン弁当なは食らいつく。これも前回とデジャブ。

勿論新横浜に着く前に完食してしまう。

新幹線の窓の外を眺めると、どっかの会社が屋上で朝礼であろう、社員が集まってミーティングをしていた。9時前くらい。そうだ、今日は月曜日なんだということを思い出す。

新大阪に着いたのは10時半過ぎ。
実は6月にも仕事で来ているので、景色は見慣れている。出口の喫煙所で一服したら余りの暑さに熱中症になるかと思った。

さぁ、いよいよである。目的地は一つ。

御堂筋線という地下鉄で千里中央という駅まで。そこからモノレールに乗り換えて、万博記念公園まで。この乗り換え駅の千里中央駅でのモノレールの乗り換えがめっちゃ遠かった覚えがある。

万博記念公園駅から公園方面に歩みを進めるともう既に彼の姿を見ることができた。



いやぁ、とうとうここまで来た感。

いよいよ公園内へ。

チケットは既に新幹線の切符と合わせてオンラインて予約してある。てか、太陽の塔専用の特設サイトがあった。勿論中にも入る。中に入れるようになったのは50年ぶりとか。








俺はどれだけこの時を待ち望んでいたのだろう。妄想の中でも天気は良かった。妄想と同じような空。

見ていると20世紀少年を思い出す。
もう既に頭の中にはT-Rexの20th century boyがエンドレスリピートしている。

更には腕の所に、あの覆面した人物がいる様な気がしてならない

流石は月曜日。平日ということもあり、人はまばらである。このために振替休日を使ってきたのである。

塔に近づき、いよいよ中へ。





太陽の塔の中は、「生命の樹」という作品があり、これがまたいいんだよ。

階段を登りながら生命の歴史を追っていくというとても大きい作品。

最後にギフトショップへ。
勿論大量に色々購入してしまった。
一番残念だったのは、太陽の塔のミニチュアフィギュアが売り切れていたこと。
その代わりに、パーツごとのミニチュアフィギュアを買ってしまった。

最後に正面から彼の顔を一番近くから見てみる。



圧倒的。この少し黒ずんだ感じがまた味がある。

そして、帰り道、駅までの道の途中にあったギフトショップにふらっと立ち寄ってみると…

なんと先ほど買えなかった太陽の塔のミニチュアフィギュアが売ってたんだよ…

まぁ、買っちゃうよね。
どんだけ太陽の塔に取り憑かれているのか…

これで俺の目的は果たしたのだが、帰りまではまだ3時間以上あったので、この大阪でやりたい事を2つクリアしようと思い立つ。

1、本場の大阪で本場のたこ焼きを食べる

これはせっかく来たのだからやっておかないとね。

2、大阪城を訪れる

実は一回来たことある。10年ほど前に、深夜バスで一人で大阪に来たことがあるのだ。その時に一人で来た。その時の記憶と今見ている景色の合わせ作業もまたいいだろう。

万博記念公園駅から大阪城の最寄り駅までは意外と遠かった。

その途中で美味しいたこ焼き食べれないかと探していたら、「くくる」が見つかった。あのくくるである。

たこ焼きと聞いたら、やはりあの道頓堀のでかいタコのオブジェを思い浮かべるだろう。ここなら本場大阪の名に恥じぬ、申し分なき選択であろう。







もう美味すぎた。一瞬で平らげた。
たこ焼きも勿論美味いんだけど、明石焼きもよかったなー。てか、もしかしたら明石焼きの方が好きかも…

さぁ、ラストは大阪城だ。

最寄り駅から結構歩いた。
10年前に来た時とは入った入り口も駅も違っていたため、景色は全くもって目新しいものばかり。

まずは大阪城豊國神社へ。




参拝して御朱印を頂く。

その後本丸へ。

こんな感じだったっけな?
いつも旅行の時はビデオレコーダーのように景色とかを記憶できるのに、この空間は全く見覚えなかったな…

天守閣からの眺めは完璧に覚えていたんだけどなぁ…




そして新大阪駅に戻って帰路、東京へ。
カルビ焼肉駅弁を食べて爆睡していたらあっという間に着いた。

だいぶ疲れたが、日帰りの弾丸ツアーでも結構楽しめる。

目的地を絞って行けば、案外いけるもんだ。

帰りの東京駅がめっちゃ綺麗でしたとさ。

第二回日帰り弾丸ツアー完

あ、第一回の岩手編も書かなきゃ…