半沢直樹の東京中央銀行は三菱UFJ銀行を想定しているのか。斜陽産業と言われる銀行だが、3メガバンクは依然大きな力を持っている。そこへ金融庁の黒崎がしばしば登場しこけにされている。当事者にとって面白いはずはない。何故放映が継続できるのか。一つの不思議。
今の瞬間:半沢直樹では、けたたましく階段を下りる二つの場面が有る。一つは業績不振で株価が下がる場面、残りは帝国航空の人員整理の偽情報拡散だっただろうか(怪しい記憶)。あわただしさを強調する巧みな演出で、全体にハリウッド的な手法が有り引き付けられる。
僕は晴れた日、近くの16m階段を1,3,5の飛ばしで上がっている(危険なので真似して欲しくない)。ある日、下降時に半沢直樹の場面並の高速下降が真似出来ないか試した。脚力が要求され、余程頑張らないと近い感じになれない。
過去の瞬間は電力時代だね。半沢直樹では白井大臣がLCCの空路申請を認可せず、同社が直樹の提案に合意した帝国航空からの人員受け入れの妨害をしたり、親会社が子会社の仕事を奪ったり。滅茶苦茶が通るところが、電力時代の記憶と重なる。
半沢直樹は営業第二部の次長で戻った。僕の場合は、出向から営業部に復帰する時、社長から次長への昇進を告げられたんだがfujioka が妨害し実現しなかった(実のところ、fujiokaの反対で電力にも戻れなかったところ、頑張り過ぎが影響したひどい耳鳴りで戻してもらった)。営業部と次長が妙に重なるんだな
また、電力9社の共同研究のほか、電中研、三菱電機、パナソニック電工(現在)の協力を得て開発を進めた深夜電力利用のエコライトは経済的見通しを得た段階でfujiokaの手下のyagi(阪大卒)が報告書を受け取らず、中分解してしまった。僕は大きな成果を残しながら評価はこれ以上ないという愛低レベルになった。
一方で、大失敗したオープンプラネットのトップのfujiokaは常務を経由して子会社社長になり、また副社長も輩出した(後に子会社社長)。つまり、電力会社では成功したら最低評価になり、大失敗したら副社長、常務になれるんだ。
未来の半沢直樹の瞬間:僕は電力会社などで、ひどい嘘、インチキ、出鱈目が横行して、未来に同じような犠牲者を出さないために、事実をできるだけオープンにしている。やくざもからみ映画にできるぐらいのネタは有る。
半沢直樹が放映継続できるのは、多分、金融庁と銀行が直接の裏社会との関係が薄いからと思う。やくざに詳しい人の話では、電力は裏社会と強く結びついており、動かせる資金も半端じゃないので、半沢直樹が電力の話ならとても放映できなかっただろう。