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巨大ブラックホールの衝突が新宇宙を形成⇒循環宇宙論、有機物質から人間への進化メカニズム(循環論理の評価)⇒戦略的進化論

照ノ富士が忖度した訳ではなかった稀勢の里の優勝 奇跡の様に右手が動いたんだね

2017年03月28日 21時58分14秒 | スポーツ
 森友学園で官僚の忖度が無かったかって?言うまでもない。内閣人事局で安倍首相と菅原官房長官が強力な人事権を持っている以上、忖度が無かったなんて有り得ない。別に官僚だけじゃない。日本中忖度だらけだ。

 今回の大相撲、稀勢の里の優勝はあまりにも劇的であまりにも良すぎる結果になった。照ノ富士が忖度したのではないかと、半分疑いの目で最終日の2回の取り組みを見た。幸い、各局で繰り返し放映してくれたから、アングルの違うビデオも繰り返し見る事が出来た。

 ポイントは最初の勝負にあった。照ノ富士は偶然かもしれないが、痛めた稀勢の里の左に負担をかけるような場面が有った。それでも稀勢の里はそれに耐え、右手で照ノ富士を掴むよう左側に回し、土俵の外まで飛ばしたのだ。これは照ノ富士の強烈な印象として残った。

 優勝決定戦は照ノ富士が両手でまわしをとり、土俵際まで稀勢の里を寄り詰めたので圧倒的に有利な体制となった。稀勢の里は万事休すに思えたが、土俵際で押されながら、またも右手で首や肩のあたりを引っ張り込むように左側に引っ張り、自分も転げながら照ノ富士を倒した。

 決定戦は、照ノ富士が焦らず時間をかけて寄り切って行ったら勝てていた可能性は有る。しかし、第一試合で投げ飛ばされその余韻で勝ちへの焦りが出た。無理に力付くで押そうとした。その瞬間、捨て身の稀勢の里の満身の力で飛ばされたのだ。

 稀勢の里が、際どい僅かな差で、しかし、自分自身に信じがたい力が湧き、実力で勝てたことはその後の稀勢の里の涙で分かった。