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巨大ブラックホールの衝突が新宇宙を形成⇒循環宇宙論、有機物質から人間への進化メカニズム(循環論理の評価)⇒戦略的進化論

小池知事の判断は 豊洲のビルを売却し 築地を建て直す(運営を続けながら)のがベター

2017年03月20日 17時44分41秒 | 社会・経済
 石原慎太郎の百条委員会答弁はまたも女々しかった。豊洲への移転に関して石原は強引に指揮権を発動したと伝えられている。然るに、大きな流れに従っただの、浜渦副知事や役人に任せたからわからないなど自分の気持ち優先で喋りまくり、言い逃れ答弁で終始した。

 トップとしての責任は認めたが、その他は責任が無いとは呆れてものが言えない。副知事や役人に任せたことも、また任せた業務の重要な内容について確認し判断するする事も最高責任者としての責任である。やれやれ。

 さて、「豊洲市場における土壌汚染対策等に関する専門家会議」では地下はベンゼン100倍など安全性に問題が有るが、地上は安全との結論を出した。何の専門家なのか評論家なのか、訳の分からん結論で逃げたために小池知事の判断に委ねられた。小池知事にとっては非常に悩ましい。

 確かにベストな解答はない。しかし、豊洲の選択は無いだろう。豊洲を選択するには下記のような問題が有る上に、余りにも引っ張り過ぎた。支持の得られない判断では都民ファーストを掲げた小池の政治生命も、将来の日本発展に向けて改革する国政参加の動きも崩壊しかねない。

 僕なら、豊洲の立派なビルは商業施設など最も良いプランに売却する。築地は現状の設備運営を継続しながら、この上を覆う形での新築地市場(上下二重構造)を建設する。建設後、旧築地は時代のニーズに応じた世界を作っても良い。

 豊洲の対策で巨額をつぎ込むよりはトータルで遥かに安く、安全な市場が実現できるだろう。

◎豊洲が余りに素人と指摘されている問題(はちま起稿より引用)

・市場は水洗いできず、不衛生このうえない。真水だとボウフラやコバエがわいてしまう

・豊洲にはいけすの水を冷やす「角氷」を作る設備がない

・仲卸と卸をつなぐ地下通路は高さ制限2.5メートル。低すぎる

・全体的に狭すぎる搬入口。側面が開くトラックに対応していない

・ターレ(小型の運搬車)が行き来するヘアピンカーブ。衝突や渋滞が起こる欠陥が発覚

・効幅1メートル32センチの店舗スペース。狭すぎてマグロが切れない