goo blog サービス終了のお知らせ 

宇宙・生命・日本 1000年後のあなたに語りかけたい

巨大ブラックホールの衝突が新宇宙を形成⇒循環宇宙論、有機物質から人間への進化メカニズム(循環論理の評価)⇒戦略的進化論

豊田 章男氏はこのブログで書いた通りトランプ大統領の就任前に雇用拡大というお土産を持って行くべきだった

2017年01月28日 10時46分11秒 | 社会・経済
 1月23日、トランプ大統領はフォードらのアメリカ経済界の経営者を朝食会に招いてた。フォードのマークフィールズCEOは記者会見で非常に前向きな会談だったと述べている。フォードは日本での販売を工夫しない代表的な会社だがその一方的な主張にトランプ大統領が大きく影響されている。

 フォードは日本で良く売れていたエクスプローラの右ハンドルを左ハンドルに戻してしまった。広島のマツダ近くにあるフォードのディーラーではエクスプローラーを日本で最も販売している店舗の一つだった。よく売れていたらしい。しかし、今ではさっぱり売れないと嘆いている。

 誰でもそうだが、最初に聞かされた情報を信じる傾向が有る。自国のフォードのトップの話であればなおさらだ。恐らく、安倍首相はアメリカへの自動車輸出に関して何らかの約束を余儀なくされ、大きな影響が出るだろう。これは車だけに留まらない。

 僕は1月6日のブログで、豊田章男君はトランプ次期大統領にお土産を持って会いに行くべきだと書いた。トランプ氏がトヨタのメキシコ工場建設を中止しろとツイッターで語った時、豊田章男君は記者を集め反論をした。

 あれで、孫正義氏や安倍首相がトランプ氏のところへ出向き、飛んで行ってトランプ氏の日本に対する気持が上向いたところが、一気にダウンしてしまった。豊田章男君は母親のスカートの後ろに隠れて泣きべそをかきながらつぶやいている幼稚園生みたいだった。相手や状況を見ていない。

 トヨタは元々営業センスがない。ディーラーで僕が有力な営業情報を伝えても全く動かなかった。子会社のトヨタホームは営業力が無く、優れた販売実績を持つミサワホームを買収している。トヨタ自販とトヨタ自工が合併しビビッドに顧客のニーズを汲み上げる努力を止めてしまったのだ。

 プライベートな話だが、広島トヨタのチョンボを抗議した際の事、トヨタは紳士で善処すると考え穏やかに話していた。ところ謝るどころか広島トヨタ西風新都支店の店長は豹変し「私は社員を信じる」と言い、全店舗に取引停止の通達を出し、大変不名誉な扱いを受けた。鬼の形相でまるでやくざだ。

 こんな営業が有るんだろうか?トヨタには親しい人が多かったが酷いショックで付き合いは全く無くなった。この内容はブログで書いているので読んで欲しい(2012年1月22日)。トヨタ本体に連絡した際に申し訳ないとの言葉は有ったが、未だに広島トヨタからは何の謝罪も無い。

 広島トヨタはハートフルタッチをテレビCMで宣伝、名刺にはHT(Hurtful Touch)が入っている。こんな大嘘付きの会社は無い。地元の自動車関係筋でも広島トヨタは評判が悪い。昔、自転車屋さんからもトヨタの傲慢さを聞いたことが有る。おまけにトヨタは研究費と称して巨額の税金を懐に入れている。

 僕の所へは、広島トヨタを訴えた方からメールが届いた。被害者は多い。トヨタのチョンボに対して証拠は十分揃え、一緒に戦う手も有ったが、忙し過ぎて裁判はやっていない。まーしかし、その後、トヨタの問題点を書いた記事は毎日多くの方が読んでおられ、トヨタの販売数減は10台や20台ではないと推定する。

 お陰様で今はベンツMLに乗っており、世界一のディーゼル四駆に満足している。ベンツの安全性を含めた徹底的なこだわりと技術はぴか一。トヨタのようなアウディーやベンツのデザインをつぎはぎに巧みに取り入れたり、安い材料で さも高級車のように見せるやり方にはうんざりする。

横浜では信号前の車線変更で取り締まっていた 相当せこい

2017年01月18日 17時39分22秒 | 社会・経済
 横浜の倉庫調査で山下埠頭とか、大黒埠頭とか行ったんだけど警察が信号付近で車を捕まえている。何だろうと倉庫の営業マンに聞いたら、信号前の黄色(車線変更禁止)の違反を取り締まっているらしい。あまりこの手の取り締まりは見たことが無い。

 車線変更を取り締まられたら、知らない土地で車線を間違え易く、その場合は大回りして帰って来なくてはならなくなり、困るよね。実際、捕まるのは他県ナンバーばかりらしい。2度と横浜には来るものかと思うだろうね。

 山口県警は思わぬところで忍者待ち。高知県では数キロ単位で国道の速度変更が有ったり、高速の出入り口にスピード計測器を置いたり、愛媛県の桜三里(東方向の道路)、香川県の瀬戸大橋・坂出付近(四国の入り口に差し掛かったところ)では車の群れの中に覆面が潜んでいたりとかある。

 要は捕まえやすいところで捕まえる・・と言う事。僕の場合は大変申し訳ない。ぼーっと運転しているが、もし、覆面さんとか突然現れても、即座に発見し対応できる性格なので、ご迷惑をおかけすることになる。

 本来取り締まりは点数稼ぎではなく、交通事故予防が目的でなくてはならないのだが、捕まえた後に違反内容をお知らせするとか、本末転倒は大々的に実施される。

 元町中華街で何か美味しい中華でもと思い、栗を打っている女性に聞いたら「青葉」がさっぱりで良いと言う。忙しすぎて調べる暇もない。行ってみたが、特にどうこうではなかった。広島の王将と変わらん。

 タクシーの運転手に聞くと重慶飯店が良いと言う。高いけど美味しいらしい。次の機会にでも行くか。ネットで見ると平日のランチは手ごろで美味しそう。

 協力会社を助けるため奔走している。通信販売では関東拠点が重要になる。ただし保管料は高い、配達料金も高い。関東地域のビジネススタイルも有る。そこで、調査力が問われる。近日中には結果を出さなければならない。

 山下埠頭から羽田までは営業マンが送ってくれた。高速に乗るまでは渋滞でもたついたものの、高速を走り出すと15分ぐらいで羽田に着いた。横浜港から羽田までが早いので驚いた。

 羽田で1時間以上有ったが、家内はイギリスから帰る途中で土産もいらないし、広島空港から車で帰るので飲めない。店をぶらぶらし搭乗時間になった。

今の日本で最も期待される政治家としてのリアルパワーは小池都知事 次が安倍首相

2016年12月29日 21時51分46秒 | 社会・経済
 東京都議会議員の3人が自民党在籍のまま小池百合子側に寝返ったらしい。1人区では公明党の支持が得られないから次の選挙が危ない。公明党の票欲しさでも今後同じ動きが出る。僕が小池百合子氏に期待するのは、日本を発展し得るパワーだ。

 単なる、女性票狙いの人気政治家ではない。一般社会で物事を実現する知識とノウハウと積極性を持っている。東京発展のため改革などを推し進めようとの強い意志が有り、それが言葉の端々に感じられ、取り巻きも素晴らしい。 

 昨日か小池百合子氏が書籍として「失敗の本質」を紹介していた。実は僕もこのブログで3回は紹介している。考え方で似ているところがあるのは感じていた。ひょっとしたら小池百合子氏もこのブログを読んでくれたかもしれない。結構、各方面の専門家が読んでくれたりしている。

 僕が最初に「失敗の本質=先の大戦に関わる日本軍の失敗分析」を読んだのは1990年代で、父が持っていたのを勝手に読んだもの。当時も現在の日本に繋がる本質的な問題を感じていた。この本を読んだ人とそうでない人は(元々興味がないという事も含めて)考え方が異なるだろう。

 ここ数か月、僕が軍事歴史物の書籍を買い集め、読んできたのは、日本を知るうえで戦争ほど国民性や日本を取り巻く状況などを教えてくれるものはないからだ。極限状態では潜在する事実があからさまになる。

 いつまで経っても政府は先の戦争の総括をやらない。これをやらないと昨日のことが分からないので、従って、いつまでも自分たちの国が分からない。分からなきゃー発展させようがない。だから、個人で研究を始めた。

 安倍首相にも期待している。今回の真珠湾ではオバマ大統領とともに献花して、アメリカとの和解や協調路線をスピーチしたの意は良かった。トランプ氏も批判はしなかったから、暗黙の承認というところだろう。

 ただ、安倍首相はニューヨーク証券で「日本は買いだ」と世界に呼び掛けていながら、憲法改正や軍事ほどにはまじめに経済発展に取り組んでいない。少なくとも世界の市場関係者がそう思いっていないのは強く感じるよ。

 安倍首相が少しまじめに取り組んでいれば、GDPが年間3%程度は上がると思う。例えば農協改革でも小泉新次郎氏を少し手助けして、大々的な変換を実現すれば日本は農業だけでなく全体が明るくなる。余りにも支持率を気にし過ぎて暗い日本を明るくできない。

電通の高橋まつりさんが自殺したため忘年会やクリスマスイブは自粛ムードで夜の街はひっそり

2016年12月24日 21時21分01秒 | 社会・経済
 高橋まつりさんの残業が105時間って言うのは、昔で言えば特別多いわけでも無いが、上司や職場環境が彼女にとって過酷だったのかな。バブルの頃は大企業中心にごくごく当たり前のように深夜残業していた。韓国では現在でも同じような光景が見られる。

 電力会社の企画部門にいた頃、多い時で200時間近い残業が有った。22時に市役所の鐘が遠くから鳴るとアーこれで終われると思い、やれやれと思う毎日だった。

 当時、効率の悪い長時間の残業をやる事への不満が有り、計算機利用など合理的な業務を提案した。しかし、上司と話がかみ合わなかった。一方、上司が先導して週に3回ぐらい飲みに行ったので、ストレスはある程度発散していた。だから残業で給料が2倍になったがその増加分は飲み代で消えていた。

 風の噂では、電力会社内でストレスなどにより数年に1度はビルの窓から飛び降りたり、瀬戸大橋から飛び降りたりは有ったようだ。大学の後輩も一人亡くなった。当時の電力会社ではかん口令が敷かれていたのか、あまり話題も出なかった。

 電通の高橋まつりさんの場合は、若いし、美人だし、東大卒と言う事でマスコミも注目したのではないだろうか。それにしても電通は高飛車な変な会社だったね。パンフレットを競争見積もりにしようと電話したら、「うちは10百万円以下の仕事はしない」なんて言う。こんな会社は電通だけだったね。

 官公庁も電力会社も伝統的な大企業も、実は軍隊の流れなのだ。戦地から帰った兵士が職場に復帰し、あるいは中途入社し軍隊の精神で進めた。だから硬直的で封建的。人間を大切にしない。戦後はちっとも終わっていない。

 幸せな家庭を築き、日本のため子供を5人ぐらい生んで欲しかった。腹立たしい。彼女の自殺が影響し、今日のクリスマスイブも自粛ムードいっぱい。いつもの様な賑わいは無くひっそりしているようだ・・・キャッチした話。

 話は変わって、僕は今日もバッティングセンターの帰りにマックスバリューに寄った。何でか、クリスマスの飾りは有るんだが、それらしいケーキなどの商品がまるでない。生協でも同様。アルバイトの店員に聞いたら、18時にケーキなどを半額にした途端黒山の人だかり。争奪戦で即完売したという。

 毎年の事でみんなわかってるんだな。半額になるまで大勢が店内をうろうろして、店員が半額のラベルを持ってくると全員がケーキなどの周りに集合し、凄まじい取り合いになったようだ。店員は赤い顔で疲れたと言っていた、ご苦労さん。

出向して製造部門を新規に立ち上げた時のスタッフから4人の部長以上が出た事は大変嬉しい

2016年12月01日 14時31分32秒 | 社会・経済
 たまたま、かつてのスタッフに電話した。彼は既に部長になっていて、部下が70人ぐらいいるらしい。その他にも、当時のスタッフから2人、合計3人の現役部長を輩出した。僕が指名した後任者は副工場長になりその後定年退職。

 電力会社へ復帰する前の部の人数は僕を含めて20人、そのうち、1人は女性のパート。従って、18人から4人の部長以上が実現した事になる。当時は大きな事業部門の陰に隠れて片隅にひっそりいたぐらいだった。今では、3人の部長体制下にある人数などで、大事業部の大半を占めるらしい。

 電力会社では自民党衆議院議員のバックなど政治力が大きく昇進に影響するが、子会社とはいえ製造業なので、ほぼ実力の世界(下らん人事やっていたら経営が破たんする)。

 凄いね 何でかね?と聞いたら、製造部門・工事部門は殆どが親会社の仕事の中(努力しないでも仕事が有るし、利益も出せる)、新規事業は一般の市場の仕事で荒波にもまれ、鍛えられ、力がついたのではないかと言う。

 僕は当然嬉しかったし、誇らしかったが、ほっと安心した点もあった。僕が手掛けてきた事業が痕跡も無く、全部無くなっていたとしてもおかしくはなかった。

《話は飛ぶが、電力時代、特に営業部ではガンガン実績を作ったものの、上司だった藤〇正△との対立が深まり、藤〇正△は常務まで上がったので、徹底的に干され、実績は悉く潰された。

 僕が電力に復帰した時、藤〇正△は営業部長だった。ふと見ると、E子会社のK社長と一緒に僕が出向前に戦略的な協力関係(電力需要開拓)を築いていたユニマック社を如何に叩くかの相談をしていた。

 その後、電力子会社がユニマックから営業部長や、若手バリバリの営業マン(アメフレックから引き抜いたA社長の自慢だった:子会社にとって宝の持ち腐れ)を引き抜くなどで最終的にユニマックは消滅。A社長は自殺を図ったと聞いた。生死が確認できていない。

 ユニマックの前身は高知冷機センター。電力会社では同社の協力を得た開発で、支店から二人の社長表彰者を出していた(わかめ乾燥、青のり乾燥)。僕はその会社を支援し、各営業所の電力の需要開発を強力に進めていたのだった。藤〇正△にとって、僕とユニマックの存在は非常に不都合だった》

 一般市場で新たに製造業を立ち上げる事は容易ではない。僕は機械も営業も専門外、その上、一番きつかったのは、量産品はやるなと厳命された事だった。受注も容易ではなかったが、毎回開発し、製造し、設置し、メンテナンスし、お金を頂く・・その実質的な全責任を僕が負っていた。

 「死によったよ」と電話でつい漏らすと元スタッフの部長も「私もですよ」と言う。「えー?僕だけじゃなかったのか?」。立場が変わればそれぞれ思いは異なる。「迷惑かけたな」と伝えたが、確かに一般市場で鍛えられたから力がついたのは間違いない。

 僕は日本中を営業で飛び回る中で、事務所にいる時は、スタッフを叱りまくった。憎かったわけではなく、僕が全責任を追い、トラブル時には顧客から怒鳴られていた。夜も夢の中で仕事していた。大洪水の様なストレスに晒されていた。その三分の一ぐらいは分かって欲しかった。

 毎回開発でも、年間平均5.5億円ぐらいの受注(直接間接を合わせて)が有り、全体としては赤字だったものの成功していた。量産品を許可して頂いていたら、最初はトラブルを出しながらも何とか成功させていただろう(そこが資金を持つ企業の強みだ)。

 量産品禁止は社長の経営判断だから従うしかなかったが、量産品をやっていたら展開が変わっていた。皆さんが目にするような商品を市場に出せていただろうし、メーカーの体制が強化され、ビジネス全体にもう少し余裕が持てたと考える。

 かつてのスタッフが本気で喜んでくれるような(僕に言いたいことは山ほどあるだろう)ビジネスにはできなかった事を振り返るしかないのは残念である。
 

天皇陛下のこれまでの努力には頭が下がる 退位を希望されるなら「どうぞどうぞ」と言うべき

2016年11月15日 17時02分05秒 | 社会・経済
 先の昭和天皇が自分の命に代えても戦争を終わらそうと努力した勇気と行動力には大変感謝しており、日本人として決して忘れてはならない重要な出来事だった。これが歴史のまこと、真実と呼ぶべきものだ。

 昭和天皇は軍部に利用され、軍部上層部は自分をまず安全な立場において やりたい放題。嘘を織り交ぜて昭和天皇を騙し、平和を希望する天皇を無理やり戦争の首謀者にまつりあげた。敗戦濃厚になると責任回避のため降伏を拒否し、国民の無駄な犠牲を増やし続けた。

 昭和天皇は皇太子に国民への奉仕や義務など様々な継承をしてきた事だろう。皇太子は美智子妃を迎えた時が最高だったかもしれない。美智子妃はひどい いじめに遭い、出来ることが限定されながらかばい続けた。美智子妃は精神的には憔悴しきっていた。

 白黒テレビの頃、かつては非常に美しく気品が有った美智子妃の表情がうつろ(虚無)になり、余程精神的にストレスを受けたと感じた。重度のうつ病だったか?このような点に関して、日本人はあまりにも鈍感すぎる。表情を見て心の中身までおもんぱかる気遣いをしない。

 皇太子が天皇になって、美智子妃とお二人が懸命に努力してきた事はよく理解できる。美智子妃は強い精神力で回復し、頑張って来られた。誠心誠意国民のために尽くしてこられた。あれは出来んよ。自由無く多くが制限され、表現は悪いがお二人や家族は管理された奴隷のようだ。

 この度の、天皇陛下のご意思に対して、有識者からの聞き取り調査を実施すると反対意見が多数を占め国民の意見(80%以上が退位に賛成)とは異なる。桜井よしこ氏、渡部昇一・名誉教授は僕の敬愛する方々であるが、思想的に反対するのが当然。人選の問題は有る。

 天皇陛下と美智子妃殿下が、あんなにボロボロになるまで誠心誠意努力してこられたのだから、辞めたいと仰るのなら、これまでの努力に国民全員が拍手し、気持よく辞めさせてあげるのが普通の人間の心ではないか。

 天皇陛下は体力が極度に落ち、気持は有っても、やる事、責任、義務はいっぱいで永遠に自由が無い。だから本音は全部から解き放たれオープンスカイに解放されたいのではないか・・・と思う。

国産初のジェット旅客機・MRJは6回目の納期延期?三菱航空機は開発のスケジュール管理がお粗末すぎる

2016年10月21日 16時22分25秒 | 社会・経済
 僕はこんなことも有ろうかと、日本の国際的な信用にも拘るから、オールジャパンで、例えばトヨタや日産の協力も得て取り組むよう2回ほどアドバイスはしてきたが、この状況では今後も限りなく延期を繰り返すことになる。福島原発の事も有って、日本の信用はがたがただね。



 本来は2回目の延期の時、相当深刻にとらえ、体制そのものを全部見直す必要があった。3回目の延長となるとこれは完全にアウト。素人でも分かるような課題を内包していたはずだ。ところが当事者は間違いを認めない、従って反省も見直しも無い。

 確かに、飛行機の開発は車に比べても格段にレベルが高い。それ故、開発リーダや技術者のプライドも非常に高い。それは重要な事だが、安全に飛行する最新鋭の旅客機を開発するには、全許認可をパスさせ納品させる課題解決型のプランナーが必要なのだ。

 この開発総合プランナーは必ずしも航空技術を持たなくても良い。複数のプロジェクトで走らせる開発製造の、将来起こり得る課題を早め早めに手を打って解決して行かなければならない。

 技術者は今の状況を中心に考える。将来に目がいかない。最近復活してきた蓄音機、失礼、レコードのようなもので、針がその場所(将来)に行って初めて、課題などに気付く。MRJ開発はまさしく、レコード針が先に進む度に問題や課題にぶっつかる。

吉野屋・安部 修仁会長の私の履歴書 アルバイトから会長へ!ジャパンドリームがここには有った

2016年10月04日 16時38分52秒 | 社会・経済
 吉野家の「私の履歴書」の終わりの辺でアルバイトが社長になったという話が有り興味を持った。何と今読み返すと会長も最初はアルバイトだったんだね。是非、ご紹介したいと日経新聞を慌てて集めたが、半分以上が行方不明になっていた。読む人には申し訳ないが、残った履歴書で楽しんで頂きたい。


小池都知事に変わったから豊洲の水質モニタリング値が悪化した? 電力会社でのデータ捏造に似ている

2016年10月01日 18時30分21秒 | 社会・経済
 僕は電力会社入社早々、研究所の温排水部門に移ったんだけど(実質は左遷:僕の専門は半導体、統計予測ですよ)、その頃、上司の喜ぶデータを提出するH氏という化学屋の事を聞いていた。上司の受けが良かったそうだ。そんなことが有るのかと思っていたが、いつしかH氏は取締役になった。

 事務屋の人事はもっとひどくて全体が詐欺、いかさま集団みたいなもの。これほど左様に電力会社の人事は出鱈目なのだが、もし、東京都で舛添が都知事を続けていたら、豊洲の水質モニタリング値(ベンゼン・ヒ素)は今回も正常で推移していたのではないか。

 舛添体制では、何が何でも豊洲、これに対して小池体制ではデータが厳しく検証される場合が有る。舛添体制ならデータを改ざんしてもまず問題無かった。ただ万が一を考えて、合計9回の水質モニタリング調査結果が出る前に豊洲へ移転しておきたかったのか。既成事実作りだ。

 小池都知事でちょっと気になるのはトーンダウン。山本五十六以来?、日本では失敗しても下っ端以外は罰を与えない⇒およそ文明国とは言えない独特の暗黙ルールが固定化している。このルールは著しく日本の発展を阻害し、浮揚力を失っている。日本に独自の発展メカニズムが無い。

 僕は小池氏が都知事に立候補した時から応援し、このブログでも取り上げた。演説の中で「見える化」を実現なんて言葉が飛び出し、単なる言葉並べではなく、発展に結びつく哲学や手法を予感させた。また、今回の豊洲の件で、反対派の都民も目が覚めたかもしれない。

 だから、小池都知事は、一度やるぞと決めた事は妥協せずビシバシ行くべきだし、一方でオリンピック競技会場で文句を言っている江東区の区長には部下を走らせて意を伝えるとか、自ら携帯で挨拶と電話するとか、硬軟併せて上手にリードできるといいね。

 感情的にいきり立つ敵をたくさん作ると厄介ですよ。