goo blog サービス終了のお知らせ 

 玉川上水の木漏れ日の下

 ワヤン・トゥンジュク梅田一座のメンバー katakura のブログ  since 2013

神戸公演2「続・鉄人28号」

2014-02-04 | ワヤン「ありがとうございました」

まるでバレボールのトスを上げるような柔軟な姿勢をとる一座のデザイン部長(は)。
実はかれは意外と身体が柔らかいのでした。
そしてこのあとも・・このまま後ろに転倒することもなく・・無事でした。
しかし何を撮っているんだか意味が分からない。不思議な人です。

 
 試しに、私も同じ場所に立って、同じ角度で写真を撮ってみました。
 それがコレ!・・まったく意味が分からない。
 話を聞いてみると「なんだか分からないように撮るから面白い!」という事でした。
 不思議な人です。

 
 こんな角度は分かりすぎてつまんないね。

--------------------------------
 この鉄人28号モニュメントのある公園の最寄り駅「新長田」は鉄人色一色?(鉄人色とは一体何色か?)。鉄人の総工費は1億3,500万円だそうです。
 新長田駅周辺は鉄人で徹底していて面白かったナ。地下鉄の駅名にも「鉄人28号前」の表示がありました。鉄人を訪ねてくる人には分かりやすいですね。でもバス停での「・・前」はわかりますが、地下鉄なら「鉄人28号下」のほうが正確では?・・でもそんなことどうでも良いですね。
 新長田周辺の「鉄人28号」のノリは徹底していて面白かった。なにごとも半端にしないで繰り返し徹底してやっていると時間とともにだんだんと面白さが出てくるものです。我々のワヤンにも言えますね。(か)

 
 地下鉄ホーム「鉄人28号前」の表示

 
 地下鉄構内「鉄人、原寸大」の告示

 
 地下鉄「新長田」構内でお見受けした「鉄人ファミリー」。
 家族構成の詳細はノーコメントでした。

神戸公演1「鉄人28号」

2014-02-03 | ワヤン「ありがとうございました」

スゴイぞ!スゴイぞ!
そこには鉄人28号がいました。
鉄人28号(原寸だそうです・・えッ?原寸?)との記念写真!

 神戸ワヤン公演も無事終了。沢山の方に来ていただきました。本当にありがとうございました。
 主催者の方が用意してくださったホテルが新長田にありました。ホテルの近くの公園に、なんと!鉄人28号」の巨大モニュメントがありました。新長田にゆかりの深い漫画家横山光輝さんの作品の魅力で街を盛り上げようと、震災復興と街起こしのシンボルとして地元の商店街が中心となって設置したそうです。面白いですね。私のような年代には「ガンダム」よりやっぱ「鉄人28号」のほうがピンと来ます。
 この日は、リモコンで操縦しているはずの少年探偵・金田正太郎が不在のため、鉄人28号は止まったままでした。メンバーの(は)は鉄人に足を踏まれたまま動けないのでしばらくこの地にとどまる事になりました。金田正太郎(当時は少年)は現在は73歳ぐらいと思われます。
 この日の朝、ホテルでテレビを見ていたら、サンデーモーニングのスポーツコーナーに「鉄人衣笠」がゲストで出演していました。・・ただそれだけです。
 神戸ワヤン公演のご報告は追々いたします。まずは「鉄人28号」でした。(か)


 
 左から、ダラン(う)グンデル部長(に)太極拳担当(お)ハハハハハハ超新人座敷童(き)
 鉄人に足を踏まれた(は)

 
 ア~~!踏んでる!踏んでる!痛い!痛い!
 鉄人に左足のつま先を踏まれ悶え苦しむ(は)

光塾ワヤン公演5「光と影」

2013-12-14 | ワヤン「ありがとうございました」

光源は60ワット「裸電球」一つです。
ワヤンの本番は、60ワットの裸電球一つだけの「明かり」で上演されます。
光塾は狭い会場なので周囲の補助照明もなく「裸電球一つだけの世界」です。
あとの装置は会場中央に張られた「クリル(白い布)」一枚だけ。

 この現代で、なんと素朴な装置ではありませんか?会場にいる50人あまりの人たちがこの素朴な「光と影」だけの世界を、二時間近く見つめています。・・素晴らしいことですね。CGや3Dの映画を見慣れている子供も大人も、こんな素朴な「芸能」を楽しんでいただけているようです。ありがとうございます。
 私は、上の写真をボ~っと見ていて”ふと” 思い出した絵画がありました。レンブラントの名作「夜警」です。なんだか雰囲気?空気感?光の扱い?そっくりではありませんか?どことなく登場人物の顔つきまで似ているかも?
 ・・エッ?!全然違う?・・そうかな~?そっくりだと思うな~。
 レンブラントは、シンプルな光で暗闇の中から現れる状景を描くのが好きな人だったのね、これはホント。「光と影」を探求した人、まあ簡単にまとめると興味の対象が「影」、ダランと性質がよく似ている人だった訳ですね。「光と影の巨匠」レンブラントが「ワヤン」の状景をもし描いていたら、それはもう美術史上に刻まれた素晴しい名作が生まれたでしょうね。オシイ!!
 あっ!今、思いつきだけど、もしレンブラントがダランをやっていたら凄く上手かったと思うナ。「光と影」を探求するあまり、場面ごとの構成にもう” 凝っちゃって凝っちゃって ”、ワヤンの物語が全然前へ進まなかったりしてね。ハハ。
 と、いいかげんな記事を書いていて、いま少し調べてみました。
 レンブラントは1606年生まれ、「夜警」を完成させたのが1642年。オランダ東インド会社がジャワ島に進出し、オランダによる植民地化の時代が始まるのが1602年。当時、もしレンブラントがオランダからジャワ島に渡ったとしても時代的にはまったく不思議はありませんね。・・これは面白い。
 「レンブラントはダランだった!」フ・フ・フ。「ニッポンSF大賞をねらうゾ!」か・か・か。
 今年のワヤン公演もすべて終わり。昨夜はここ数週間録りためていた「リーガル・ハイ」の録画を一気に見て、頭が「ハイ!」になってしまいました。スミマセンデシタ。(か)

レンブラントの名作「夜警」。

34年前、アムステルダムにこの絵を見に訪れました。
想像よりもはるかに大きく、とても迫力のある作品でした。
当時のアムステルダムの美術館、たまたま絵の周辺にほとんど人はいませんでした。
「レンブラント!凄いナ~!本当にうまいナ~!」と、作品の前に立ちすくし、
口をポカンと開け!長い間見つづけて首が痛くなったことを思い出しました。
レンブラントには「ワヤン」も描いてもらいたかったな~。

光塾ワヤン公演4「花まるこチャン」

2013-12-13 | ワヤン「ありがとうございました」

「これで全部積み込み完了ですね。」
積み込みの最終確認をする、梅田一座の影のメンバー「花まるこチャン」

 早いもので、光塾ワヤン公演から早くも一週間が過ぎてしまいました。写真は一週間前の金曜日の朝、国分寺の梅スタジオから道具一式を軽トラに積み込んで渋谷に出発する時の様子です。東京での公演の運搬はいつもお願いしている「赤帽さん」です。いつもお願いしているので、積み込みは簡単?かと言いますと、そうでもなく、楽器に気を使い、荷崩れに気を使い、いろいろ考えながら慎重に積み込んでくださいます。
 公演が近づいて来た頃、「梅田一座ですが、いついつ、どこどこまで、お願いしたいのですが?予定は空いていますか?」と連絡を取ってみると。「ハイ!大丈夫です。”ブログ” 読んでますから予定してあります。」との返事が返ってきます。この記事も読んでいるのかな~?ハハ。
 ガムランの楽器の扱いも丁寧だし、親切なので、みなさんもガムラン公演の際はご利用ください。
 電話は「0120-41-8705(ヨイ・ハナマルコ)」でも通じます。(か)

 

光塾ワヤン公演3「ハンドメガホン」

2013-12-12 | ワヤン「ありがとうございました」

「緊急放送です、緊急放送です、二匹の虎が、暴れています、繰り返します、二匹の虎が・・・」
「プルハティアン、プルハティアン、スカラン、ドゥアマチャン、スダンマンカラ・・・」
(改めて写真を見てみると、ダランのTシャツ派手じゃん!)
(私の位置からはいつも背中しか見えないからね、ハハ。)

 今年から我々一座の常備品に「ハンドメガホン」が加わりました。
 初めのきっかけは今年10月の浜松公演でした、私たちが大好きな「浜松まつりの喇叭隊」の狂乱をワヤンでもなんとか再現したいと思い購入しました。このメガホンで「よ~シ!気合い入れて行くゾ~!・・オイショ!オイショ!」と浜松まつりの喇叭隊リダーの絶叫のノリを再現しました、本場の浜松の喇叭も加わり大いに盛り上がりました。「ハンドメガホン」ならではの「声が割れてハウる感じ」が臨場感が出ていてとても良かった!これで癖になりました。
 次は大阪公演での「六甲おろし!」。会場の観客のみなさんも参加しての「六甲おろし」の大合唱!の中、このメガホンでは、「・・観客のみなさん!ペットボトルは投げ込まないでください!・・危険です!フェンスには登らないでください!」と、狂乱の甲子園での場内放送を絶叫し、これまた盛り上がりました。
 そして今回の光塾公演。「緊急放送です、緊急放送です、二匹の虎が、・・」に至ります。今回の演出では「防災放送」の感じでいきましょう。実はもの凄く大変な事態が起きているのですが、防災放送ではあくまでもお役所仕事の様に「のんびりと」「人ごとみたいに」淡々といきましょう、ということになりました。本番当日まで特に練習はしませんでしたが、さすがはダラン(う)。本番では飄々とした防災放送の感じが良くでていてとても良かったゾ。(とおだてる)
 「このままこの路線を続けていくと次はやっぱ、クワハラモイチとチリガミコウカンとのコラボになるのかな~?」との内輪の意見がすでに出ていますが、ワヤンは「スネークマンショー」ではないし、もちろん「お笑い」でもありません。さてハンドメガホンはどうなるのでしょうか?ハンドメガホンに明るい未来は来るの?(か)

 「プルハティアン、プルハティアン・・」
 

 「・・オイショ!オイショ!」
 
 「浜松まつり喇叭隊」

光塾ワヤンが終わって

2013-12-11 | ワヤン「ありがとうございました」

今年も無事に光塾ワヤンが終わり、やっと年末モードになりました。
気づくと、クリスマスのイルミネーションで街が綺麗に着飾ってますね。
一息つきました。
毎度予約センターをやっており、今年も多くの方からご予約をいただき、本当にありがとうざいました。
一座の公演を楽しみにしていただいているみなさま、
またスタッフのみなさま、
そして一座のみなさま、
今年も光塾で演奏ができ、みなさまとワヤンの世界を共有することができて、本当に楽しかったです。
ありがとうございました!!!

また、年末の忙しい中、今回のワヤン公演に対してアンケートの回答をいくつかいただいております。
励みになりますし、今後の公演の参考にしていきたいと思っております。
ありがとうございます!!!

今回、人形との合わせ練習が少なかったので、正直、本番はどうなるかドキドキ☆ワクワクでした。
光塾の3回の公演のうち、一番ダランの出方を考えながら演奏したと思います。
まぁ、どうなるのか本番わからないドキドキ感があるのと、何があってもダラン(人形遣い)について演奏していくのが、ワヤンの醍醐味で楽しいところです。

今回、いくつか楽しめた内のなかで、印象に残ったことがありました。
2日目の本番前のリハで、ダランと自分が思っている音のイメージが違っていたのがあったということです。
観にいらっしゃらなかった人には話が分からず、すみませんが・・・
ガジャワクトラが矢を撃ち、スタソマがバリアをはってその矢を弾くシーンのところです。
そこは私よりダランの方が激しい音のイメージでした。戦いで盛り上がるシーンだからだと思います。
私はダランより一段下の激しさの戦闘の音をイメージしてました。
それは矢を弾くシーンで音を変えたくて、そこへ繋ぎ易い戦闘の音を選びました。
でも、場面を盛り上げるにはダランがイメージした激しい音の方がいいんだなぁ~、と弾いてみて思いました。
ダランと自分とでイメージしている音が違うものも意外とあるのだと、新たな発見で新鮮した。
でも、矢が撃つシーンとその矢を弾くシーンとの曲の繋ぎ方は今までやったことがなくて、どうしようかと考えました。意外と難しい。。。
ですが、ダランのイメージに合うように音を作っていくのがグンデル弾きの力量(なんちゃって)?!
今回力業でいきましたので、そこのシーンはどんな感じだったのか、実は気になるところです。

3回の光塾ワヤンを通して、本番近づくにつれて一座みんなで演出を考えてワヤンの世界を作り上げていくのがだんだん楽しくなってきています。
来年通して、この演目がこなれていき、演奏者も観る側もさらに楽しめるといいです。
(に)


ガジャワクトラは必死に矢を撃ちかけますが、
スタソマのバリアによって矢は全て跳ね返されてしまいます。

光塾ワヤン公演2「自転車のベル」

2013-12-10 | ワヤン「ありがとうございました」

「リンリンリンリン!リンリンリンリン!」
狂気の様に鳴り続ける「自転車のベル!」
このベルを鳴らし続けるのはなかなか大変な演技なのです!
今回「自転車のベル」担当の(ミ)ちゃん、大熱演でした、凄かったゾ!感動した!
この人、本職はなんと「ピアニスト」なのですが、ご自分の指を痛める事など顧みずの大熱演!
リハのときから、周りのメンバー達のほうが、もう心配で心配で気が気ではありませんでした。
公演後、幸いにピアニストの指は大事にはいたらなっかたようですが、本当にありがとうございました。
でも本人が一番楽しんでいるようでした。ハハ。

 「リンリンリンリン!リンリンリンリン!」「マティー!マティー!マティー!」と、ヒステリックに言葉をわめき散らし!狂気のように自転車のベルをならしながら、憎ッくきスタソーマを倒すべく!ものすごいスピードで突進して行くラクササ(魔王ガジャワクトラの手下の一兵卒)。
 このラクササ!自転車を懸命にこぎ、無茶苦茶に突進しながら登場します。勇ましく登場したのはイイのですが、「殺してやる!殺してやる!憎ッくき・・!?あれ~?・・あれ~?・・だれだったかな~?・・あれ~?」と、本来倒すべき憎ッくき相手の名前「スタソーマ」を思い出すことが出来ません。いろいろ考えながら叫びますが、「・・アルジュナ?!」と間違えると周囲のみんなから「ノー」と冷たく言われてしまいます。困り果て考えられる相手の名前を次々と上げて行きます。
「・・ガトッカチャ?マティー!」「ノー」。
「・・ユディスティラ?マティー!」「ノー」。
「・・ラクスマナ?マティー!」「ノー」。
「・・ナクラ?サハデワ?マティー!」「ノー」。
「・・ハヌマン?マティー!」「ノー」。
結局、敵の名前を思い出すことが出来ないまま、「もうそんなことどうでもいい!」と狂気の様に「自転車のベル」を鳴らして、突進して行ってしまいます。なんのために戦うのだろう?
 この「突進する自転車のラクササ」の場面、一座のいろいろな公演で毎回の様に登場する定番です。その度に大笑いしてしまいますが、私はこの場面、「戦争のもつ狂気!」の象徴のような気がして、悲しい気持ちにもなります。(か)

 「マティー!マティー!マティー!」
  
 「リンリンリンリン!リンリンリンリン!」

光塾ワヤン公演1「ワヤン活性化弁当」

2013-12-09 | ワヤン「ありがとうございました」

「ワヤン活性化弁当」

 公演にはメンバーやスタッフのための「お弁当」がつきものです。
 いままでの光塾公演ではスタッフの人にお願いして「東横のれん街」に買い出しに行っていただいていましたが、これもなかなか大変。今回は「仕出し弁当」を頼みました。その名もズバリ!「ワヤン活性化弁当」です。このお弁当の「ウリ」は、食べた後に眠くならないそうです。
 これがまた凄く美味しいお弁当で、一座のみなさんには「大好評!」でした。よし!来年もこれにするぞ。「食べた後に眠くならなかったか?」はご想像にお任せします。(か)

築地青木の「ワヤン活性化弁当」の説明。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
もともと当店のお弁当はワヤン、研修、セミナー等で使われる事が多く、お弁当で場が和むといわれる方も多数いらっしゃいます。そこで、お弁当が少しでも御社の業績向上にお役に立てないかとさらに考え、召し上がった後にも効力があるよう、ワヤン、研修、セミナー等の活性化にこだわって作りました。この「ワヤン活性化弁当」は、大事なワヤンに眠くなりにくい食材を盛り込んでありますので、ワヤン弁当として人気があります。
献立は主に魚介類、鳥肉、野菜(煮物)で構成され揚物が入っていないのが特長です。帆立、あさり、野菜の竹の子、カボチャの煮物などが工夫して盛り込んであります。揚物が多いと眠くなると言われます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
注)今回の記事中に誤表記がありました。
 「ワヤン」を「会議」に訂正していただくと正しい表記となります。訂正してお詫びいたします。

 
 「何エビ?(私にはわかりません)」を思わず指差す、ダラン(う)。

渋谷光塾ワヤン終了しました

2013-12-08 | ワヤン「ありがとうございました」

渋谷光塾ワヤン公演「不殺生の教え スタソーマ物語 前編」最後の場面です。
「弟子達に囲まれた中、インドラ神に感謝を表すスタソーマ」
インドラ神が降臨しスタソーマに再び生命を与えます。
そしてお話はめでたしめでたし。
後編へと続く。

 6日、7日と二日間の渋谷光塾ワヤン公演、無事終了しました。両日とも本当に沢山のお客様に来ていただきました。ありがとうございました。おがげさまでとても盛り上がった良いワヤンができました。狭い会場で本当にすみませんでした。
 来年は12月5日(金)、6日(土)の公演を予定しています。一年後です、覚えていたらまたいらしてください。演目は今回のつづき「スタソーマ物語 後編」の予定です。今朝、光塾に片付けに行った際に、来年の会場予約を入れておきました。(か)

 
 おかげさまで無事終了しました。

 
 叩いてみていいですか?

 
 ヘ~こんなになってるんだ~。

 
 みなさん、ありがとうございました。

大阪ワヤン公演4「朝市」

2013-11-10 | ワヤン「ありがとうございました」

「3,500円」
ありました、ありました、ありました~!さすが大阪やネン。

 大阪ワヤン公演の前日、新大阪駅東口の近くのホテルに泊まりました。朝7時半ごろ、帰りの新幹線指定席の切符を買いに駅まで行ったところ、駅の横(裏)で朝市の準備が始まっていました。朝市と言っても、今朝とれたての旬の野菜を農家のおばさん達が並んで売っているような、テレビの旅番組で紹介される田舎町の ”のどかな風景” とはほど遠く、「何でもありヤン」「なんでも売ってマウ」そんな大阪パワーを感じる朝市なのです。東京近郊のフリーマーケットの気取った雰囲気ともまた違いますね。なんと言うか、そもそも「ものを売る迫力が違いますネン!」。例えるならば自分の部屋の机の上に散らかっている物、引き出しの中のごちゃごちゃの物、ワードローブの中の物そのまま、それらをドバドバドバ~っと段ボール箱に詰め込んで来て、そのままここで広げて売っているような感じ・・かな?・・まさかそんなことはないと思うのですが、そんなナマな印象でした。まだ朝早いので準備中でちゃんと並べる前だったのかも知れませんね、間違っていたらごめんなさい。
 「何でも売っているけど、私は何も欲しく無い。」そんな空気感のとても不思議で楽しげな空間、ゆっくり見てまわると面白そうでした。
 東京組は前夜集合して、「二度浸け禁止の串カツ」(串揚げではない)とビールでけっこう盛り上がりました、カリッと揚がっていて食べやすい大きさで種類も沢山あってとても美味しかった!
 だんだん大阪のこの不思議な空気感が好きになって来る今日この頃ですネン。(か)


<何でも売っていました。>
「これなんぼ?」
「200円でええわ、安いやろ~?」
「ほんまやな~、でもいらんワ」


<何でも売っていました。>
右の白いワンちゃんは売り物ではありません。


<何でも売っていました。>
薬局の立て看板も各種売っていました。
いったいどっから持ってくるのだろうか?
写真後ろ向きの「緑のケロちゃんカエル」が
わたし的にはかなり欲しかったけど、
持って帰るのが大変なのでやめました。


小さいけど「ケロちゃんカエル」持ってるネン。
(自慢でした)

大阪ワヤン公演3「ミニパングル」

2013-11-09 | ワヤン「ありがとうございました」

世界一小さいミニパングル
頭の部分の赤地に金模様もきちんと塗り分けてあったのでした。凄い!

 上の写真、「ミニパングル・ストラップ作リのグンデル隊長(マ)」の作品。凄く良くできています。今度はこのミニパングルのスケールに合わせたグンデルを制作するそうです。なんのために?何故つくるのか?誰を思って?・・それはさておき。とにかく凄いですね。
 東京組では、大阪組のユニークなみなさんのお顔とお名前を忘れない様に、みなさんそれぞれに簡単なコメントを添えてメモにしました。だれがだれとは言いませんが、だれがだれだかお分かりになると思います。(今回も仲間内だけの連絡メールのような記事で本当にすみません。)
(か)

「クンダン・ボスオブボス」
「炭水化物を食べないゾ~グンデルおじさん」
「足つりのクレナニスト」
「音の森でおなじみさんグンデルさん」
「ぼくはキツネに似ていると思っているクンプルゴンプン」
「ゴンゴンとよばれているカジャルポクポク」
「目が合うと反射的に ”すみません" とクンダンボスに謝ってるクンダン ”デー" 」
「ミニパングル・ストラップ作リのグンデル隊長」
「ほっそり関西ヤンキーおねえさま風グンデルニスト」
「大阪公演の時はいなかったネンな~スリン」
「ミャ~ミャ~カッチャンチェンチェンチェン」

--------------------
厳正な審査の結果、今回のコメントグランプリは「足つりのクレナニスト」でした。
「足をつりながらもひたすらに裏をとり続けるクレナニスト(クレナンを叩く人)の喜びと悲しみが簡潔な表現でありながら哀愁を漂わせた秀作」との審査員一同のコメントでした。素晴らしい!
受賞おめでとうございます。パチパチパチ。
作者はダラン(う)でした。

--------------------

世界一小さいミニパングル。
こんな使い方もできますネン。
凄い!

大阪ワヤン公演2「あぐら」

2013-11-07 | ワヤン「ありがとうございました」

「あぐら」(リハ風景:アクトシティ浜松音楽工房ホール)

 ガムランの演奏の時、みなさん「あぐら」をかいて座ります。「あぐら」は漢字で「胡座・胡坐」と書くそうです。「あぐらをかく」の意味は二つあるようです。「足を前に組んで床に座ること」「のんきにかまえて、何の努力もしないこと」。ガムランの演奏の時はもちろん・・・ん~・・・やはりどちらの意味にも取れるような気がします。人にもよりますが。
 この胡座の姿勢、バリ島の人たちは日常的な座り方なので楽に座ります。日本人も以前は日常的な座り方でしたが今は椅子の生活なので胡座の姿勢は楽な姿勢ではありません、長く続けていると足腰に負担がかかってきて「シビレ」てきます。ガムランの練習を始めたころはこの胡座がとてもつらかった、だから長くガムランを続けていると慣れて来て楽になるかというと、そんな事はまったくないのね、年を取ってくると足腰が弱くなりさらにつらくなってくるネン。メンバーはそれぞれに座布団を工夫したり、人に分からない様に片足を立ててみたりのばしてみたりしながら耐えているようです。・・・いったいなんの話だろう?分からなくなってきた。
 話をもどすと、胡座の姿勢を長く続けていると「シビレ」が来て、さらに最悪な場合は足が「ツリ」ます、専門用語だと「筋肉の急激なけいれんを伴う痛み」と言うそうです。とくに「ふくらはぎ」のけいれんは「こむら返り」などとプロレスの必殺ワザのようないかにも恐ろしげな名前で呼ばれ、恐れられています。あ~怖い!怖い!
 そこで、そんなお悩みのみなさんに朗報。「ツリ」に良く効く漢方薬があります。ツムラ漢方68番芍薬甘草湯(しゃくやくかんそうとう)。お医者さんも処方してくれるし、薬屋さんでも、アマゾンでも買えます。きっと個人差はあるのでしょうが、私には良く効きます。ありがたいのは「速効性」がある事です、ワヤンの本番中に「だんだんヤバイ感じになって来たな~」と感じた時に服用するとおさまってきます。もし効かない人がいたらごめんなさい。(か)


ツムラ漢方68番
--------------------
今回の記事、
大阪公演の後の打ち上げの席で、胡座をかいてビールを飲んでいた時、
突然「足つった!足つった!」といって立ち上り、必死にストレッチをしていた、
大阪組「足つりのクレナニスト(オ)」に贈ります。

大阪ワヤン公演「六甲おろし」

2013-11-04 | ワヤン「ありがとうございました」

大迫力の「ブレガンジュール」(リハーサル風景)
このあとに大阪公演ならではの見せ場「六甲おろしの大合唱!」

 一昨日、 大阪音楽大学音楽博物館にて「梅田一座」と大阪のガムラングループ「ギータ・クンチャナ」による、ワヤン・クリッ 「クンバカルナの戦死」のコラボ上演が行われました。おかげさまで大盛況、沢山のお客さまに来ていただきました。大阪カラー満載のとても楽しくて良いワヤンになりました。お越しいただいたみなさんありがとうござい ました。
 「ギータ・クンチャナ」のみなさん、迫力の素晴らしい演奏でとても良かったですワ~、頑張りましたネン、バッチリです。ワヤンまたやりたいですね。とても楽しい大阪の二日間でした、ありがとう。
 物語の中で、眠り続けてなかなか起きないクンバカルナを起こすための数々の「大音量の大騒ぎ!」。「ブレガンジュール」の次が、前回の浜松公演では「浜松まつり 喇叭隊!」だったのですが、今回はご当地もの「六甲おろし!」。会場の観客のみなさんも参加しての大合唱!さすがに楽しく盛り上がった大阪公演でした。素晴らしいですね!
 実は、出演メンバーの東京組は昔からの現場叩き上げの「スワローズ・ファン!」だったのね~。「六甲おろし」に対抗するべく「東京音頭」を歌うぞ!と画策し、密かにスワローズ応援グッズとハンドメガフォンを現場に持ち込んで臨んだのですが、当日のリハの時、あまりにも白熱している「六甲おろし」を聞いたとたん。「やっぱ今日は勝てないですね、東京音頭やめときましょう。」とコソコソと状況をみとめ、急遽スワローズ応援グッズで「六甲おろし」に加担したのでした。
 まあこの「敵をつくらない臨機応変な外交政策」が、われわれ一座のワヤン地方公演プロジェクト「ワヤントゥンジュク・ジャパンツアー」を円満に続けるための「秘訣」なんだな~と思い始める今日この頃でした。
 大阪公演、とても楽しかったんネン。(か)


頭に「トラの耳」を付けての「六甲おろし大合唱!」
なんか、みんなかわいすぎてこれ「のり」チャウやん?
・・・ご苦労さん!
----------------------
でもこの日一番の「大音量の大騒ぎ!」は、
やっぱこれだったね!
「乾杯!」「乾杯!」「乾杯!」


この場もフィンランドなまりの「・・ネン」が飛び交う、
とても楽しい時間だったネン。
みんな、ありがとう。

浜松ワヤン公演4「浜松まつり喇叭隊」

2013-10-19 | ワヤン「ありがとうございました」

「喇叭とハンドメガホン」
今回の浜松ワヤン公演から参加した新人達です。

 物語の中で、眠り続けていてなかなか起きないクンバカルナをなんとか起こそうと必死のデレムとサングト兄弟。手を替え品を替え「大音量の騒がしい事」をしては、クンバカルナを起こそうと頑張ります。デレムのバイク。サングトの自転車。バリのお祭りのブレガンジュール。そして今回初参加なのが「浜松まつり喇叭隊」です。
 「浜松まつり、凄いですよ!面白いですよ!来ませんか?・ネ!・ネ!」と、浜松在住ダラン(う)の熱心な勧誘を受けて、「ホントそんなに面白いの~?」「そんじゃ~試しに行ってみるワ~。」とメンバー(か)と(は)は今年の春「浜松まつり」を訪れました。もともとお祭り好きのこの二人、すぐに「浜松まつり」の熱狂のノリが大好きになってしまいました。その後もあの狂乱が忘れられず、酒の席などでは三人で「浜松まつり」の再現ゴッコとかやって盛り上がっていましたが、「ワヤンで”浜松まつり”できないかな~?」と本気で考える様になっていた、そんな頃です。
 「アノ~わたし、小学生のときから浜松祭りで喇叭吹いてました。」という強力な人物が身近にいたではありませんか。最近ガムランの勉強を始めた若い学生さん(キ)です。本場の喇叭奏者(キ)の出現で一同多いに盛り上がり、今回のワヤンでの「浜松まつり」の楽しい音をつくる事ができました。
 (キ)ありがとう!今回のワヤンでは自転車のベルも完璧だったね。今年の夏には我々一座のルーツ、バリ島のトゥンジュク村でグンデルの勉強もしてきたし、若いからすぐに上手くなりそうだね。(キ)あとは普通にニンジンを残さないで食べられる様になったら一座のグンデルメンバーに参加させてあげるかもね。頑張ってね~。(か)

 
 2013.05 浜松まつり喇叭隊

-------------------------
今日は梅スタジオで、クリルを立てた練習があります。
梅スタジオのお父さんお母さん、お騒がせします、よろしくお願いします。

浜松ワヤン公演3「百万ルピアの夜景」

2013-10-18 | ワヤン「ありがとうございました」

ダラン(う)のお宅のベランダからの「百万ルピアの夜景」
この日は空気が澄んでいてとてもきれいな夜景でした。

 14日、浜松ワヤン公演が終わりました。みなさんお疲れ様でした。
 大阪組のみなさんは、二台の大きな車に、人と道具と楽器と笑い声を満載して帰路へと向かいました。車内ではきっと、めいめいがスマホで桑原和男とか検索したりしなながら、「・・ヘン」「・・ネン」とかフィンランド語のような会話を交わし、「ごめんください~ありがとう」で大爆笑をし、楽しくお帰りになった事と思います。今度お会いするのは11月2日の大阪公演の時ですね。たのしみやネン。
 残りのメンバー、名古屋1名+浜松2名+東京2名、合計5名はダラン(う)のお宅でプチ打ち上げを行いました。一番お疲れのはずのダランは、こんどは料理人に変身です。手際よくサラダ、パスタ、炒め物、そして「餃子」を素晴らしい焼き加減で仕上げていきます。スーパーマンのような人です。(と、小まめにほめておだてておくことがダラン育成には大切なのです。)
 いつもありがとうございます。(か)

   ダランの後は料理人へ変身、素晴らしい腕前!

   打ち上げと言えば餃子!素晴らしい焼き加減!

   翌朝の朝食はベーコンエッグとウナギパイ!
  「ごちそうさま~ありがとう」