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 玉川上水の木漏れ日の下

 ワヤン・トゥンジュク梅田一座のメンバー katakura のブログ  since 2013

ワヤン・アンクルン

2015-03-24 | ワヤン「ありがとうございました」

「ワヤン・アンクルン」ガムラン・スタジオ音の森の精鋭のみなさん。
みなさんとても迫力があって上手かった。
なんだか異様に盛り上がった楽しいワヤンだった。
あの盛り上がりはいったい何んだったのだろう?
とにかく「ヨカッタ!ヨカッタ!」

 一昨日、音の森ガムラン・スタジオでの「ワヤン・アンクルン」無事終了しました。
 いつもの我々一座の「ワヤン・パルワ」は総勢7名だけど、この日の「ワヤン・アンクルン」は総勢19名の大編成。大音量!大迫力!出演者占有大床面積!どれをとっても、とても良かった。
 たくさんの仲間と上演するワヤンは、いつもとはまた違う楽しさがあった。このグループでまたどこかで上演できると良いですね。(か)


「・キン・キン」「ポク・ポク・」「ゴン・プン・」トリオのみなさん。


アノマン大活躍!


「いや~お疲れさまでした!」


お・い・の・り

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話がまったく変わってスミマセンが、またテニスの話。
ワヤンの翌朝、前夜の打ち上げですこし二日酔い気味でボーっと起きてきたら、
ジョコビッチとフェデラーがインディアンウェルズ大会の決勝を戦っていた。
この大会、ニシコリ君はすでに敗退している。
結局ジョコビッチが優勝したのだが、途中、自分の不甲斐ないプレーに怒ったジョコビッチが、
自分のラケットをコートに何度も叩き付けてグチャグチャに壊してしまった。たまげた!
ジョコビッチは「セルビア」の選手。
「理髪師」がいるのは「セビリア」。


黒部公演5「北裏」

2015-03-21 | ワヤン「ありがとうございました」

黒部川の橋から宇奈月温泉方向の飛騨山脈を望む。(3月7日撮影)
素晴しい山々が見えていた。(逆光なので写真はかすんでいるけどね)
土地の人も「いや~今日はいい天気で山がとても良く見えていますネ~」とのお話だった。
嬉しかった。

 黒部から見る山は素晴しかった。雪の山々が間近に見えた。
 山を眺めている「この場所」に立ってそのまま180度振り返るとすぐそこに日本海が見えていた。山と海が接近している地形だからあたりまえだが、ただ広いだけの関東平野でボ~っと育った私には、とても気合いの入った景色に感じた。
 雪山と冬の日本海が隣接しているこの景色、「裏日本」ならではの凛とした素晴しい景色だ!
 この山と海との関係。黒部から上越に向かって北東に上がって行くと、今見えているこの飛騨山脈の北端が、ついには日本海へと突っ込んで人の行く手を阻む地形となっている。まるで「東映タイトルバック」のような「親不知」と呼ばれるもの凄い「断崖」がある。古くから北陸道最大の難所であった。「親不知」といっても忘れた頃に痛くなる「奥歯」とは関係ない。
 現在の北陸自動車道路を走ると飛騨山脈を抜けるあたりはトンネルだらけなのだが、この「親不知」付近だけは不思議と海上を高架橋で通過している。ここからの海の景色が素晴しくてとても楽しかった。高速道路のルートが何故ここだけ海上通過になったのか?・・思いが募る。


北陸自動車道路「親不知・青海」出口付近。とても海がきれいだった。
道路はこの正面の山を海側(左)に大きく迂回してしばらく海上を走り、上越方面へと抜ける。
・・・・・・
今回の旅。
「北国」の帰路は全て(は)が運転してくれたのでとても楽だった。
「裏日本」で生まれた(は)が裏日本地域を元気に運転してくれた。
「北」と「裏」でお世話になった。アリガとうさん。(か)

黒部公演4「宝物」

2015-03-17 | ワヤン「ありがとうございました」


まるで「宝物」のような素晴しい楽器。
この彫刻が素晴しい!

 黒部公演でご一緒した「音の森ガムランスタジオ」のみなさん(「熊を連れたマタギの旗」の不思議な人たち)が、黒部公演用のクビャールの楽器を上越教育大学からお借りしたそうだ。
 この楽器が素晴しいのである。特に彫刻が素晴しい。彫りも良いし、赤・金の仕上げの感じもバランスが良く、とても美しい楽器だった。
 いつも60ワットの裸電球一燈だけの薄暗い中でワヤンを上演している、まるでモグラ族のような私には、とても明るい照明の下でこんなキラビヤカな楽器を前にすると、もう目がシバシバしてしまって眩しくて眩しくて、まるで純金でつくられた「宝物」のように思えた。
 「この宝物が欲しい!」と、本能的にこの楽器を抱えて持ち去ろうかと思ったのだが、その重さに恐れをなして断念した。一人ではとても動かせない。「ガムランの楽器は本当は盗難防止のためにこんなにも重くしてあるのかもしれない?」と新しい考察の糸口を感じた。
 でも楽器は軽い方が絶対楽だ!


この宝物のような楽器が、まるで宮殿のような素晴しいホールに置かれていた。
1000人ぐらいは収容できる「紅白」もできそうな大ホールだ。
わざわざ東京から来たと言う楽器係の人が一人黙々と楽器の調整作業をしていた。
「・・ご苦労さん!」と声をかけてみた。
「もうすぐみんな東京から着く頃なんだよね~」とブツブツ言いながらも手は休めない。
「・・熊を連れたマタギの旗はなんなんですか?」とは忙しそうだったから尋ねなかった。
この後、この楽器とこのホールでどのようなイベントが開催されたのか?
そのとき私は裸電球一燈だけの薄暗い中にいたので知らない。(か)

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今朝のインディアンウェルズ大会。
錦織がベルダスコ(スペイン)を下して4回戦進出を決めた!
これで2回勝った、あと4回勝てば優勝だ!

黒部公演3「不思議な人たち」

2015-03-15 | ワヤン「ありがとうございました」

「ポンポンポンポン」と中央の女性、一同「チャッチャッ」と大いに盛り上がる。
「ヘ・ン・シ・ン!」と誰かが声をかけると、
一同見事に「シュワーッチ!」とするどく反応するのだった!
仮面ライダーの練習か?

 先週の黒部公演会場で「不思議な人たち」と接近遭遇した。
 我々のワヤン公演の翌日、同じ舞台の上で「ポンポンポンポン」「チャッチャッチャッチャッ」「シュワーッチ!!」「ポックンポックン」と不思議な掛け声と共に、異常に盛り上がっている人たちがいた。もの凄い気迫だった。この人たちをここまで駆り立てるものはいったいなんなのだろう。(か)


この「不思議な人たち」の控え室が、偶然われわれ一座の向かい側にあった。
見た事も無い不思議な「旗」が掲げられていた。「熊を連れたマタギ?」なのである。
われわれ一座のメンバーは
「向かいの部屋の人たちとはなるべく目を合わせない様にしましょう。」
「廊下を歩く時は必ず二人が組になって歩きましょう。」
とみんなで注意しあって静かに過ごした。



黒部公演2「ワークショップ」

2015-03-14 | ワヤン「ありがとうございました」

「左手で人形をしっかりと待って、右手で人形の腕を動かします。」
ワークショップ参加のみなさんそれぞれに人形が渡され、実際に動かしながら台詞を言う練習です。
小さな可愛いお客さんもたくさん来てくれてありがとう。楽しかったね。

 先週末の黒部公演。ワヤン上演の翌日「ワヤン・ワークショップ」があった。参加者は十数名、一座のメンバーも加わって、とても楽しい1時間30分のワークショップだった。
 本格的なワヤン・ワークショップは一座にとってもめずらしい。
 人形の扱い方など、メンバー達もいつもはダランの後ろから見ているだけで、実際に動かしたりする事は普段は無い。この日は一座のメンバー達もそれぞれに人形を持って、改めて人形の基本動作を体験する事ができた。メンバー達にはこのワークショップはとても良い経験になったようだ。
 今回のワークショップで一番喜んでいたのは実はメンバーのみなさんだったかもしれない。(か)


1)「クリルに映った人形の下半身の影の位置に注意するように・・ここの影の位置だよ。」
と、ダランからハイレベルの指導がある。凄い。
『どんな事でも、初めての人だからこそ、最高のものを教えるのが良い。』とは、
先人の言葉。


2)「そんなたくさんなこといきなり言われてもできないよ・・ハハハ」と、
でもとても楽しそう。


3)今度は足技の指導。
「そうそう、右足の親指と人差し指の間にこの”木槌”を挟んで、
・・トントントンと箱を叩く、・・つらいけど・・できるかな?」


4)・・しばらくすると、この子はなんと!
トントントンと足で木箱を叩きながら、台詞を言い、人形を操っていた。
人形の頭はクリルにきちんとついているし、下半身の影の位置も良い。
とても堂々としたこの姿を見て「君はダランだ!」とみんなが思った。
天才君!・・君の将来はこの時に決まったようなものだね。
もう少し大きくなったら、「梅田一座ダラン新規採用係」まで連絡を下さい。

黒部公演「ありがとうございました」

2015-03-09 | ワヤン「ありがとうございました」

「黒部公演」無事終了しました。

黒部市国際文化センター公演「スタソーマ物語~人食い王の改心~」無事終了しました。
寒い季節の夜の公演でしたが、沢山の方に来ていただきました。
ありがとうございました。
(か)


ワヤン公演にぴったりの素敵な会場でした。


上演終了後のダランからのごあいさつ。
「みなさん、どうもありがとうございました!」

南風原公演3「記念写真」

2015-02-11 | ワヤン「ありがとうございました」

「記念写真」
最後列左から「マタハリ・トゥルビット」の4人。中央「ダラン梅」。右「梅田一座」の2人。
そのほかの艶やかな衣装のみなさんは「南風原町少年少女合唱団」のみなさん。

  この写真、よく見るとみなさんの見ている方向がいろいろです。ハハ。それもそのはず、3台のカメラがそれぞれのところから「ハイ!こっち向いてくださいね~、ハイ!チーズ」とバラバラに声をかける。だからみなさんどこを向いていいのかよくわからない。まあこんな撮影風景も楽しい思い出ですね。
 「南風原町少年少女合唱団」のみなさんは、ワヤン上演前に素晴しい歌声を聴かせてくれました。子供達の美しいハーモニーは本当に心が洗われます。「オジサンたちの疲れた心に一輪の美しい花を咲かせる清涼飲料のようだ。」と思いました。ありがとう。(か)


インドネシアと沖縄の唄を歌ってくれました。

南風原公演2「子供達に囲まれて」

2015-02-10 | ワヤン「ありがとうございました」

子供達に囲まれて。のんびりと至福の時を過ごす私。(撮影:ゴリ)

 南風原公演。今回も沢山の子供達が来てくれた。
 この子供達、上演前はクリルの前のゴザに座っていたのだが、上演が始まると同時にクリルの裏側を覗きに集まってくる。舞台の上にもどんどんと上がってくる、出演者に平気でさわるし、寄りかかってくるし、話しかけてくる子もいる。しばらくすると出演者はみんな子供達に囲まれて上演している。こんな素晴しい雰囲気でのワヤン公演だった。みんなありがとうネ。
 テレビやゲームなど最新の技術を駆使した映像や音に慣れている子供達が、裸電球一つで演じられるこんな素朴な影絵人形芝居をくい入る様に見つめている姿を見ていると、やっぱり子供はいいな~素晴しいな~といつも思う。テレビやゲームより、親が読んでくれる絵本や寝る前のおとぎ話のほうが今の子供達でもきっと好きなのだと思う。きっとそれが心の奥で思い出となって大人になっていくのだね。(か)



上演前、クリル前のゴザ席は子供達でいっぱい。
上演開始、暗くなるとこの子達が活発に動きだすのであった。


凄く熱心に観ていた子。
グンデル弾きと張り合うほどの真剣なまなざし!
(右の二人がなんだか似てる。親子?・・イヤイヤイヤ)


人形箱の周りも子供達でいっぱい。
箱がバシバシ蹴られると一瞬あせっていた、ハハ。


クリルの表から人形の影を楽しむ正統派の子供達。


でもやっぱり気になってときどきクリルの裏も見に来る。
・・・・・・
みんなの楽しい思い出になるといいね。

南風原公演「ありがとうございました」

2015-02-09 | ワヤン「ありがとうございました」

「南風原公演」無事終了しました。

 沖縄南風原公演「スタソーマ物語~人食い王の改心~」無事終了しました。
 南風原文化センターでの公演は今回で二回目。今回も会場がいっぱいになるほどの沢山の方に来ていただきました。ありがとうございました。
 会場全体が熱気に包まれたとても良い雰囲気の公演でした。上演中も沢山の子供達に囲まれてとても楽しかったナ。みんなありがとうサン。
 そんな良い雰囲気のなか、ダランのノリもとてもよく、1時間半の上演予定がバッチリ2時間になってしまいました。まあ、いつものことだけど。でもみなさん最後まで熱心に観ていただけてとてもよかった。
・・・・・・
久しぶりの沖縄でのワヤン公演。とても良かった。楽しかった。
また来れるといいな。
(か)


上演前にダランからワヤンについての説明がありました。


みなさんとても熱心に聞いていました。

神戸公演2「鉄人との再会」

2015-02-03 | ワヤン「ありがとうございました」

鉄人28号と再会しました。「キクチ!記念写真の時はマスクとりなさいね。」
後列左から「ススキノ担当ハセ→ウメ→ノリ→エリ→クラ」
前列左から「ゴリ→マスクのキクチ」
(一座は今回7人です。後方右端の横向きの人は関係ありません。)

 神戸公演。主催者に用意していただいた宿は「JR新長田」近くの快適なホテル、とても便利な立地にある。神戸のどこで飲んでいてもタクシーでひょいと戻って来れるのでとても助かった。
 このホテルの近くには有名な「鉄人28号のモニュメント」がある。
 この鉄人で、去年はさんざん盛り上がったのだが、今年はさすがにもう良いだろうと思い、帰路、ホテルを出てから新長田駅に直行するつもりだった。・・が、メンバーから「鉄人、行かないの?」「えッ?寄らないの?」「行きたい。」と言う発言が多く、結局今年もまた鉄人君に寄って盛り上がった。やっぱり面白かった。鉄人君は去年とまったく同じポーズだった。
 今回の公演旅行はここで解散、みんなで記念写真が撮れて良かった。(か)
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「昨年の記事」
2014「鉄人28号」
2014「続・鉄人28号」

神戸公演「ありがとうございました」

2015-02-01 | ワヤン「ありがとうございました」

「神戸公演」無事終了しました。

 神戸芸術工科大学アジアンデザイン研究所主催「ジャワ舞踊とバリ影絵芝居」無事終了しました。
 神戸芸術工科大学での公演は今年で二回目。今年も沢山の方に来ていただきました。ありがとうございました。
・・・・・・
 今回はジャワ舞踊家の佐久間新さんとのコラボ公演。前半が佐久間さんのジャワ舞踊と講演、後半が梅田一座のワヤンでした。全体で3時間を少し越えるような公演内容でしたが、みなさん最後まで楽しんでいただけたようでした。出演者もお客さまも一体となった、とても熱い公演の様に感じました。ヨカッタ、ヨカッタ。(か)


ジャワ公演の会場風景。沢山の方に来ていただきました。


佐久間さんの美しい姿にみなさん「うっとり」と見とれていました。
我々も「きれいだな~!」「優雅だね。」「姿勢がいいね、この人には腰痛はないね。」
などとかってな感想をいいながら、見とれていました。


ワヤン公演終了後
ご来賓の方もご一緒に記念写真。「ハイ!チーズ」カシャ!
・・・・・・
ありがとうございました。

浜松まちなか子どもフェスタ公演「ありがとうございました」

2015-01-11 | ワヤン「ありがとうございました」

まるで「雪祭りの会場風景」の様な「ワヤン会場風景」

 「浜松まちなか子どもフェスタ公演」無事終了しました。
 「本当に!本当に!本当に!寒い中!」沢山の方に見ていただきました。ありがとうございました。みなさん、風邪引きませんでしたか?私などはもう歳なのでぎりぎりの境をもうろうと漂っていました、結局大丈夫でしたが。
 特にたくさんの子供達が来てくれました。そして「本当に!本当に!本当に!寒い中!」最後まで楽しそうに見てくれました。浜松の子供達は本当に良い子だな~と思った。まあ、子供達は全国どこに行ってもみんな良い子だけどね。そんな良い子達が二十歳になるとどうして「黒や白の派手な袴を履いて酒に酔って式場付近で暴れたりするのだろう?」と今ニュースを見ながら思った。・・話がそれました。
 しかし、子供達も大人達も出演者も主催者も、みなさんご無事でなによりでした。
 面白い経験でした。「やれば出来る!」と一座のメンバーみんなが思った。(か)


会場は子供達であふれていました。
「本当に!本当に!本当に!寒い中!」みんなありがとうね。


開演前から終了までズ~っと同じところに座っている不思議な子供がいました。
本当に!寒い中!ありがとうね。
しかし、腕ぐらい出していないと困らなかった?

光塾公演「ありがとうございました」

2014-12-08 | ワヤン「ありがとうございました」


年末恒例「渋谷光塾公演」無事終了しました。
二日間の公演、沢山の方においでいただきました。
ありがとうございました。

来年は、12月4日(金)と5日(土)の公演が決まりました。
演目も決まりました・・でもまだ秘密です。

新しい手帳に買い替える季節です、予定表への書き込みをお忘れなく。
(か)




小原公演7「四季桜」

2014-10-06 | ワヤン「ありがとうございました」

四季桜が咲いていた。

 公演の夜は主催者が用意してくださった公演会場近くの旅館に泊まった。翌朝、会場に片付けに行った。道具と楽器を車に積み終り、お世話になった小原の方々としばらく雑談をしていた。とてものどかな良い天気であった。
 「これからこの辺は紅葉の山に四季桜が咲きます。まっ赤な紅葉と白い桜が混在した景色はとても見事です。11月の中旬が見頃ですが本当に最高の景色は三日間ぐらいですね。毎年微妙にずれるので、ここに住む者にしかこの景色は見れません。住むも者の贅沢です。」と自慢げにお話をされていた。それはとても羨ましい話だと思った。
 最後に今回の公演のお礼を言って、車に乗込む時。「ほら、あれが四季桜です。もう咲き始めている。」と教えてくれた。ちょうど車の近くの木に少しだけだが白くきれいな小さな花が咲いていた。
 また小原に来れるといいな、と思た。(か)


カメラを向けられ、いやいやポーズをつくるメンバー達。
一同そろって朝食をとるのは久しぶり。


この旅館の玄関に、なんと!ジュークボックスがあった。
(キクチ!ジュークボックスを知ってるかな?)
今はもう使用されていないようだった。
八代亜紀とテレサテンの色あせた写真が飾ってあった。
(キクチ!テレサテンを知ってるかな?)


旅館の隣の農協で朝市をやっていた。
舞茸と茗荷とサツマイモで作った饅頭を買った。
安くて美味かった。


翌朝片付けに行った会場には、
昨夜活躍してくれた和紙のクリルに木漏れ日がいい感じに落ちていた。
このクリルは大切に保管してくださるそうである。
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とても楽しい小原公演でした。
メデタシメデタシ。

小原公演6「狸御殿」

2014-10-05 | ワヤン「ありがとうございました」

「狸御殿」
 国道419号線から不思議なイルミネーションにさそわれて細い横道に入ると、
松月寺の横の駐車場に誘導される。
 ここで車から降りて真っ暗な細い山道を懐中電灯をたよりに熊野神社へとずいぶんと上っていく。
 しばらくしてこんどは坂道を少し下ると遠くに小さく灯りが見える。
 その灯りにだんだんと近づいて行くと、とてもキラキラとした場所に出た。
 そこはまるで「狸御殿」のようなとても楽し気な賑わいであった。
 そこには日常を超えた不思議な空気が漂っていた。

 小原公演の夜。地元の人たちが会場の入り口近くに夜店を出して来客を迎えてくれた。
 五平餅、お汁粉、みそ汁、コーヒー、ココア、お茶、いろいろと楽しくそろえてくれた。暗い夜道を歩いて来た人たちは、まるで「イカ釣り船のランプ」に誘われる様にフラフラとこの灯りに近づき、ふと我に返ると両手に五平餅を握っていたりする。まるで村祭りの様な楽しい光景である。子供達はもちろん大人達もこんな空気を存分に楽しんでいた。
 この新月の真っ暗な夜は、狸にだまされた様な本当に素敵な夜だった。こんな楽しい夜がまた来るといいナ!と思った。(か)
 

不思議な身なりの一団がいた。
どこの世界の人たちか?この山の狸さんチームかもしれない?
この狸さんチームはこの後、ワヤン開演のための幻想的な素晴しいパフォーマンスを見せてくれた。
この夜の観客のみなさんもシ~ンと息をのんでこの静寂なパフォーマンスを見守っていた。
真っ暗闇と虫の声に包まれた素敵なパフォーマンス。感動した。ありがとう!


「幽玄への入口」
狸御殿のすぐ横の熊野神社の古い鳥居がワヤン会場への入り口だった。
ここをくぐり真っ暗な石段を100メートルほど上がった境内がワヤン会場。
真っ暗な石段を子供達が「妖怪が出そうだ~」「きゃ~怖い!」と、楽しそうに上がって来た。
そんな素敵な夜だった。

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錦織くんオメデトウ!
凄くお真白い試合だった、
でも見ているだけで緊張して凄く疲れた!