Bike&SlowLife

バイクとカメラを愛し、自然を愛し・美しい風景を愛して、ゆっくり生きてる奈良県に住む気分は若者の雑記帳です。

つつじ・八重桜・大阪平野の風景が素晴らしい二上山へ

2020-04-19 | 二上山
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大阪府南河内郡太子町と奈良県葛城市の境界にあり、万葉集にも登場する二上山へ登ってきました。

つつじはあちこちに咲いてピンクのきれいな花を見せている。 雄岳山頂では、ボリュームたっぷりの八重桜が豪勢な美しさを誇っている。

空は快晴ではないが穏やかな春日和、平日は老々男女が多いが、今日は老若男女で賑わっていた。 13時前に雌岳頂上へ着いたら40数人が食事やら休憩をしていた。




二上山の登山コースは奈良県側にも大阪府側にもあり、7~8コースもある

今日は、新型コロナウイルスの件もあるので、レアなコースを歩いた。  ろくわたりの道から入って ~ 西の山裾を通り ~ 標高517mの雄岳頂上へ向かうコースである。



登山道沿いの岩肌にくっつくように咲く



一旦 小さなピークから下りになる



太子町のグランド横から登ってくる階段のコースを横切る
 この階段コースは、雄岳と雌岳の間にある “ 馬の背 ” へ 約600段の階段が続く



階段コースを横切って、山腹の急坂コースへ入る




九十九折れのような階段&坂道を登る、 はぁーふぅーハァーフゥー ~ ~ ~

途中で3人に出会っただけ

駐車地から90分程で雄岳頂上の西側に到着、ここからは大阪平野・大阪湾から六甲山系まで一望



手前右には大阪府富田林市のPLの塔、左後方にりんくうタウンの高いビルが霞んでる



手前のコンモリ繁った緑は古市古墳群だろう、後方に赤い大阪市港区の港大橋とその左に大阪府咲州庁舎が霞んで見える



後方遠くに明石海峡、大橋はじっ~と見つめたら見えるような気がする
手前からグーンとカーブして南阪奈道路が伸びる、大阪府の美原JCTで合流する、合流して南へ向かえば関空方面


雄岳頂上から大津皇子の墓へ向かう

頂上の神社前、大津皇子墓前の八重桜は6分咲き程度、重そうな豪華な花を見せてくれる










雄岳から馬の背へ下って ~ 再び 標高474mの雌岳へ登る



北緯34度32分の線上には
三重県伊勢の斎宮跡・美杉の大洞山、奈良県の倶留尊山・室生寺・長谷寺・卑弥呼の墓と言われている箸墓古墳、大阪府堺市の大鳥神社等々 が並ぶ




雌岳頂上にはたくさんの人が・・・
安倍総理の言うことを聞かず、不要不急の外出をしてる人たちか?? 必要必急の外出をしてる人たちか??、こんなことを言ってるワタクシはなんだ?




大和平野には、大和三山の二つ、畝傍山と耳成山が見える、もう一つの香久山はわからない



南阪奈道路の奈良県側=高田バイパスの高架が見える




山吹の鮮やかな黄色と新緑の緑がまぶしい




雌岳の中腹まで降りてきたら、遠くに関西国際空港への連絡橋らしきのが見えた、左にりんくうタウンのビル




満開も美しいけど、こんなツボミもステキですね




鹿谷寺跡近くの展望台が見える



必要必急の二上山徘徊、3時間半余のウロウロ、良い運動になりました



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山頂のつつじが咲いてきた明神山へ

2020-04-17 | 奈良県北部
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今日も奈良県北葛城郡王寺町の明神山へ登ってきました。


健康山歩きにちょうど良い山です、 標高273.6m で自宅から歩いて70分程度

香芝市白鳳台2丁目 ~ 瀧不動院を通って山頂へ向かうコース、 登山道では誰にも逢いません、新型コロナにも逢いません、私専用の貸し切りコースみたいです。




滝不動院前にて
緑の中に鮮やかな黄色、この花を見たら思い出します。


  “ 七重八重 花は咲けども山吹の 
           みのひとつだになきぞ悲しき ”

      太田道灌と貧しい家の少女の話です



つつじの登山道、急坂でロープが付いている



しだれつつじ?



山肌に貼りつくように咲いている




王寺町明神からのコースに合流したら視界が開ける、右遠くに信貴山
左側は大阪府柏原市亀の瀬地区地滑り対策工事、30年以上もやってるようだ




▽ 以降 山頂にて


もう少しで満開か



後方左に信貴山、その右にぼんやりと生駒山



南に 二上山・葛城山・金剛山が重なってボンヤリ、桜はかなり散っている




展望台には、かなり詳しい説明版がある



この展望台からの距離も地図に書いてある
  大台ケ原( 日出ケ岳) 59Km
  山上ケ岳 43Km
  弥山 49Km
  奈良の若草山 21Km
  三輪山 18Km
  畝傍山 13Km
  高見山 41Km
  六甲山 44Km
  比叡山 56Km 等々







清楚な白っぽいサクラは 「 山桜の原種 明神桜 」 とのこと




悠久の鐘 、恋人の聖地 なのだ! 
 こんな場所へ一人で来てていいのだろうか?




雪丸願い札掛け所、
雪丸は 奈良県王寺町の公式マスコットキャラクターで、聖徳太子の愛犬がモチーフとなっている。



今月11日にNHKでここが放送されたのだ



満開も美しいが、ツボミの団体さんも美しいですね



山頂には10人余いてた、昔のお嬢さんや昔のオニイサンばかりだ、毎日毎日登ってるらしい

新型コロナによる緊急事態宣言が全国的になっても、それがどうした!! か??  ワタクシも同じようなもんか ?


頂上でしばらく 写真撮影 & 休憩後下山




▽ 下山途中にて


登山道沿いのつつじはピークを過ぎて散ってるのもある

一句できた
  “ 散るつつじ 残るつつじも 散るつつじ ”

             何だかパクリのような気もするけど ・・・




新芽も出て植物も動物も活動の季節です、ケムシも活動している



まだ散ってない美しいつつじ



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奈良県吉野町の東熊野街道を歩く

2020-04-15 | 奈良県 川上村
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東熊野街道は、吉野と熊野を結ぶ道で、土倉正三郎翁が計画し明治20年に完成した。 

現在の国道169号線は、この東熊野街道が原型となっている。 そして、現在は使用されていない昔の街道が所々に残っているらしい。

今日は、その一部 = 現在の吉野町樫尾から五社峠を越えて川上村西川に向かうルートを歩いてみようと出かけた。




▽ 吉野町樫尾の十二社神社




十二社の大明神を祀ってるので 「 十二社神社 」 と言うのだろう、あちこちにこの名前の神社がある
立派な石垣が積んである、本殿よりも石垣が立派過ぎる



横に大きな石碑、何が書いてるのか読めない、右後ろの茶色の屋根が本殿らしい


この神社横に東熊野街道入口へ向かう舗装道があるが、急坂で苔むして滑りそう、歩くのも怖い




▽ 神社近くの高台より


左に中山トンネル東口の樫尾集落、吉野川



写真の手前に国道169号線、左へ行けば中山トンネルから宮滝大橋、右へ行けば五社トンネル
吉野川に架かるこの橋を渡って右へ行けば東吉野村方面




十二社神社近くの道を通って、先日来た石の道標のある樫尾の水道施設前へ着いた



石の道標



今日はコレできました




▽ 以降 東熊野街道にて


ここが吉野町樫尾の東熊野街道入り口、石の道標のすぐ横です
先日出逢った人に今日も出逢った、入口はここで間違いない!

途中で1か所だけ不明な所があるが、そこを過ぎたら、また道が現れる、とのこと。






落ち葉・枯れ枝が積もって埋もれてきている、ほとんど人が通った形跡はない



15分程歩いたら杉林から雑木林になる






急坂でヘアピンカーブ、おまけに石がゴロゴロ






ほとんどこんな路面で上りが続く






40分余歩いたら、木々の間から下界が見えた
山また山の山裾、川辺に集落が、 こんな景色を見たら 「 人間って、大自然の中で 小さな存在だ! 」 と思います



1時間近く歩いたら、初めてこんなのが現れた
林道はここで分岐、右へ急坂を上って行けば 「 引馬 」 、左へは案内板も何もない

左へ少し行ってみたが下って行くような道、五社峠を経由するから上りだろう、と引き返して 引馬 方面へ急坂を上る



この写真ではわからないが、かなりの坂道である、そして枯れて腐りかけた大木が横たわっている

急坂の林道は、滑って下の方へ転げ落ちそうなので山肌を通ってよじ登る



尾根筋らしき所へ出る

さらに進むが、道は狭く木々が覆いかぶさるようになってくる、間違ったか? たぶん間違ってないと思うが、ちょっと心配だ、歩き始めてから70分余、五社峠はまだもう少し先だろう、、、、

こんな山の中で遭難したら、白骨死体になるまで発見されないだろう、引き返そう。


今日も中途半端な 東熊野街道探索、
でも大自然の美味しい空気を吸って街道独り占め、熊にも新型コロナにも出逢わず、健康的な山歩きのひと時でした。



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高安山から大阪平野を眺める

2020-04-14 | 信貴生駒山系 奈良県/大阪府
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朝 西の空を見た 
 ウーン 明石海峡大橋が見えるかも ・・・ と、大阪府八尾市の近鉄ケーブルの高安山駅前へ向かう


毎度同じ景色、港大橋やあべのハルカス等大阪平野の景色です、ワタクシの不定期の定点観測みたいなものです。



相変わらず、信貴山の広域農道から平群町の山の中 ~ 信貴生駒スカイラインそばに車を停めて歩く、 20分余り歩いたら駅前へ着く。
春とは言っても冷たい風が吹く




途中の生駒縦走歩道より 
 木々の間から八尾市のメガシティタワーズや大阪府咲州庁舎・赤い港大橋が見える



サクラの花びらが展望台の地表を飾る



大阪空港へ向かうのか?




よ~く よ~く よ~く 見たら明石海峡大橋が見えている



遠くに港大橋、その左に大阪府咲州庁舎、右にはあべのハルカス、 後方の大阪湾もわかる
左手前は八尾市のメガシティタワース



これは近くの八尾市内、左右に伸びるのは近畿自動車道らしい



真ん中のビルはJR弁天町駅前の高層ビルだろう



左端遠くが明石海峡





右手前に八尾空港、 後方左に燃料タンクらしきのが並ぶ、堺市の湾岸あたりか?



左にあべのハルカス



中央やや右に大和川




近鉄ケーブル高安山駅前に信貴山行きのバスが停まってる、いつ見てもほとんど乗客はいない、平日だからかな?



近鉄ケーブル高安山駅のすぐ横  桜の新芽が美しい



大阪平野を広く撮る、青い空には白い雲が浮かぶ



のどかな景色です



新型コロナウイルス問題で、緊急事態宣言が出て、
不要不急の外出抑制の要請も出てる中、うろうろフラフラと外出しております。


昨日は誰にも出逢わなかった、今日も3人に出会っただけ、ハイキングコースですれ違っただけである、たぶん新型コロナは大丈夫だろう。

写真撮影 &うろうろの徘徊、6900余歩の健康ハイキングでした。



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三重県伊賀市高尾の山の中、桜峠へ

2020-04-13 | 三重県
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三重県名張市の国道165号線・夏見交差点 ~ 桔梗が丘の端を通って ~ 広域農道? ~ 三重県道39号青山美杉線に入り ~ 三重県道755号老ヶ野古田青山線との交差点へ、ここが桜峠である。


なぜ、こんな山の中へ行ったかといえば、 津市美杉町との境界にまたがる標高957.7m の伊賀富士と言われる 尼ケ岳 への登山口なのである。

津市美杉町太郎生からは、以前登ったことがあるので、もう少し暖かくなったら、こちらのコースから登ってみたいと思って、登山口の調査なのである。



▽ 途中 宇陀ふれあい広場にて( 室生ダム 濡れ地蔵のそば )







満開の桜に提灯が連なって桜まつりの雰囲気だが、人っ子一人いない、鯉のぼりもダラ~ンとしてる、やっぱり新型コロナの影響か? 単に雨のせいか?





▽ 伊賀市高尾の尼ケ岳登山口にて、 伊賀市の水道施設前で駐車場もトイレもある


左が県道39号、右が水道施設前の広場・駐車場



駐車場の案内図、登山道は前の写真の右の奥へ入って行く、車は進入禁止



桜峠からの登山コースもあるはず、と県道を峠へ向かう



1Km弱で桜峠  この峠が伊賀市と津市の境界のようだ

右は県道755号、スカイランドおおぼら方面、 こちらへ行けば尼ケ岳へ近道の登山口があるはず
手前は伊賀市から来た道
直進は県道39号で津市美杉町八知方面
左は県道755号でメナード青山方面   どちらへ行っても、剣道・酷道ファンなら喜びそうな路面のようである



峠の案内板
ここに県道を経て 尼ケ岳2.1Km と書いてある、ここからの方が近い



右折して、県道755号をスカイランドおおぼら方面へ、尼ケ岳への案内板に注意しながらユックリ走る



峠から1.5Kmほど走ったら、杉の木に小さな板が、次の写真↓ 正面の杉に付いている



雨は相変わらず降り続く、車を停めて歩く


枯れ枝・杉の落ち葉満載&水の流れる道を200mほど歩いたら、水道施設前からの登山道と合流





合流地点から、尼ケ岳山頂まで800mだ、これなら私でも登れそう!

しかし、この近道では駐車場がない、でもバイクで来たら適当な場所に停められる、 これで 今日の調査は完了、引き返す





▽ 帰り道、県道39号沿い伊賀市高尾?にて


立派な常夜灯、この辺りは昔からの街道だったのか?
そばには建物の礎石のような石も、お地蔵さんもいらっしゃる








山郷には雨雲がかかって、寂しそうな悲しそうな、美しい雰囲気になっている




まもなく朽ちてゆく建物



濁流の流れる川沿いに一本桜


帰り道もずっと雨、自宅へ着くまで降り続いてた、でも 雨雲に煙る山郷の風景もなかなか良いものでした。




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登山道はつつじ色、明神山へ登ってきました

2020-04-11 | 奈良県北部
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奈良県北葛城郡王寺町の明神山へ登ってきました。

西は大阪府柏原市、南は奈良県香芝市に近接、標高273.6m の山ですが、山頂には立派な展望台や無料の望遠鏡があり、360度の視界が広がり、トイレも完備、健康ハイキングにはぴったりの山である。


王寺町明神からの登山コースは、駐車場も完備、案内板も随所に設置されて歩き易いが、 別のコースで、私の自宅 ( 香芝市 ) から歩いても90分程度で山頂に着く


今日の登山コースは、自宅 ~ 香芝市白鳳台2丁目バス停 ~ 特養大和園白鳳前 ~ 滝不動院 ~ 山の中を歩いて ~ 王寺町からのコースに合流 ~ ちょっと歩いたら山頂に着く









滝不動院前  山のアチコチにツツジが咲いている


階段を登って境内の中を通過 ~ 山の中にはつつじが満開、こんなつつじを見ながら登って行く













中腹まで、美しいつつじの景色を見ながら歩く



ある程度登ったら つつじは途切れる




▽ 以降 明神山頂上にて


向こうに見える山並みは矢田丘陵のようだ
右のサクラはピークを過ぎて半分ほど散っている



悠久の鐘、大きなワッカの下には 「 悠久の鐘 」 「 恋人の聖地 」 と書いてある
鐘の向こうは大阪府堺市方面だろう



堺市方面
所々の緑は、大阪府羽曳野市 ~ 藤井寺市にある古市古墳群だろう



鉄塔の左後方にあべのハルカス




白い清楚な桜、新芽も出てるがまだツボミもつけている



山頂のつつじはこれからのようだ




南には 二上山、葛城山、金剛山が重なっている



かなり散った桜の向こうは大和盆地、ず~っと後方、ぼんやり見えるのは竜門岳か?






「 サクラさん 次の主役は この俺だ! 」 って言ってるような?



ツツジと山頂からの展望を楽しんだ 「 健康山歩き 」 のひと時でした。



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吉野町の宮滝遺跡へ

2020-04-10 | 奈良県南部
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《 昨日、東熊野街道へ行く前に、この遺跡へ寄りました》





途中、大和高田市の葛城川堤にて、 
桜もそろそろ終盤になってきました、花の命は短いもんです




▽ 宮滝遺跡





宮滝は吉野川が大きく蛇行し、川幅が狭くなり奇岩が屏風のように切り立っている。 こうした景観は、古代から風光明媚な地として知られ、斉明天皇が吉野宮を、聖武天皇が吉野離宮を造営した。 この場所は、吉野林業が発達すると奥地から材木を流下する際の難所の一つとなり、岩場の開削が行われ、その後が今も残されている。 これによって筏の流下が容易となり、吉野林業の発達に貢献した。 ・・・・ 現地の説明文より



持統天皇は、藤原宮から明日香~芋峠を越えて吉野宮へ31回も行ったらしい。



吉野川の清流



下流の眺め






奈良県景観資産、日本遺産にもなっている




柴橋、この橋からの眺めが素晴らしいのですが ・・・



こんな事件があったので、高い金網フェンスが張られて、フェンスの上部には鋭い尖がったギザギサが付いている、手で掴んでよじ登ろうとしたら血だらけになりそうだ!
せっかくいい景色なのに写真が撮り辛い、残念!







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東熊野街道を探して吉野の山ん中へ

2020-04-09 | 奈良県 川上村
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東熊野街道は、土倉正三郎翁が計画して明治20年に完成した。
現在の国道169号線の原型となり、吉野と熊野を結び、様々な歴史を育んできました。


そんな古の街道の一端を訪ねようと思って吉野の山ん中へ 行ってきました。

場所は、奈良県吉野郡吉野町樫尾、国道169号線の宮滝大橋を渡ってすぐに左へ入り ~ 山の中へ入って行く ~ ~ ~  川上村との境界あたりで五社トンネルの少し北、短い中山トンネルか?の上へ登って行く感じです。




宮滝大橋南詰の道標、これのすぐ先を左折して山の中へ向かう



小石・枯れ枝・落ち葉の道をトロトロと走る



こんな切り通しを過ぎたら



50Cmほどの自然石の道標
右 さん上 くまの
左 〇〇〇 いせ〇   と書いてある、 〇はくずし文字で分からない



道標はこの前にある
左は、川上村樫尾地区の水道施設、右は何か? 立派な石碑



背丈以上もありそうな石碑です

「 さん上 くまの 」 方面へ=右へ向かって歩く



立派な石積みの擁壁



一応 コンクリ舗装の路面だが、枯れ小枝・落ち葉・小砕石が段々増えてくる



左は山腹、右は杉林の深い谷



山腹の、こんなのがアチコチに現れる



自然石の道標から30分余歩いたら、少し規模の大きい樫尾地区の水道施設、その後ろに滝が流れ落ちている


蝉の滝   落差10mほど、超清流である
地元の人に話によれば、松尾芭蕉がここを訪ねてるが、句を詠んでないのか?  句の石碑も何もない



さらに山奥へ向かって歩く


山の斜面に巨大な石が鎮座?



岩の間を縫って清流が流れる

もう少し奥まで歩くが、古の街道らしき痕跡は見当たらない、自然石の道標から70分程歩いたが、どうも古の街道じゃない感じだ、引き返す



引き返す途中で、山仕事をしてる人がいてたので、尋ねたら、やっぱり間違ってた、今まで歩いてたのは単なる林道だった!

蝉の滝のことも、この人に聞いてわかったのだ


東熊野街道は、この山の稜線を通ってるとのこと、
自然石の道標からすぐの所を山の中へ入って稜線を通るのが 「 東熊野街道 」 とのこと、 来た道を引き返す



ここが古の東熊野街道入口
自然石の道標、立派な石碑のすぐ右が、入口だった、 


10分程歩いてみた、彼落ち葉・枯れ小枝が満載で、ほとんど歩いた痕跡は無い




古の東熊野街道はこんな杉林の中を稜線に向かって登ってゆく


3時間弱、吉野の山の中を徘徊 して、本日分の体力はほとんど使ってしまった、
「 古の東熊野街道 」 の入口は分かった、また元気な時に歩きに来よう、・・・ と 引き返す。




駐車地へ戻って ~ 宮滝大橋南詰へ向けて林道を下る、国道の下に廃屋らしきのが見えた、国道からは見えないが、林道から下に見える

建物は2軒、いづれも見捨てられてからかなりの年月が経ってるようだ


この家は捨てられて? からかなりの年月だろう、朽ちて傾いて屋根には苔や枯れ落ち葉が積もってる


この家はまだ朽ちてないが、住んでる形跡は全くない、間もなく朽ちてゆくのだろう


現在の国道169号線ができるまでは、東熊野街道へ通じる入口だったろうに、今は捨てられて、ただ朽ちてゆくのに任せるだけ・・・ 移り行く時代の趨勢はいかんともし難いものです・・・




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万灯呂山展望台~桜満開の玉川堤へ

2020-04-07 | 京都府
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京都府綴喜郡井手町の
万灯呂山展望台 と 玉川の桜並木 へ行ってきました。


展望台からは、眼下に木津川が流れ、南には木津町や学研都市、西には田辺町の街並や同志社大学、そして遠くには生駒山、北には八幡市・京都市等の景色が広がる。 木津川に架かる山城大橋や玉水大橋はハッキリわかる。




▽ 万灯呂山展望台


桜並木の 谷川ほたる公園を右手に見て山の方へ進むと、この案内板がある
頂上の展望台まで3.4Kmの上りだが、舗装路である。



頂上の展望台 視界は180度以上だ、 左端の構造物は、景色の案内板



木津川と玉水大橋が見える



中央あたりに 同志社大学だろう



左端に山城大橋、木津川がカーブを描いて流れる




▽ 玉川堤

玉川の両堤には約500本の立派な桜並木が続く、ほとんどが樹齢を重ねて風格を漂わせるようなリッバな木である。 そして、その足元には鮮やかな黄色の花=山吹が色を添えて景色を盛り上げている。





ちょっとピークが過ぎていた、時おり吹くそよ風に乗って花びらが舞う



例年 「 桜まつり 」 の提灯が吊るしてるが今年は無い、新型コロナの影響か?










川の水面に桜の花びらが漂う



桜並木の中、あちこちに黄色の山吹

玉川堤の山吹は井手町指定文化財である
 玉川の山吹は、奈良時代に、橘諸兄がこの花を愛で楽しんだとの伝承から、古来より玉川、蛙 ( かわづ ) とともに多くの歌に詠まれ、絵画にも描かれている。 ・・・ 井手町のHPより









玉川堤の桜を愛でながら1時間ほど散策して、次に地蔵禅院へ向かう




地蔵禅院そばの小野小町塚、 あの絶世の美女のお墓らしい




地蔵禅院の境内より井手の街を望む



地蔵禅院の天然記念物・しだれ桜はもう終わっていた




帰り道 、奈良の平城京跡にて



井手町へ行く途中に、菜の花やサクラがあちこち目について撮りたい気分になったが、度々停まって写真を撮ってたら、いつまで経っても目的地へ着きそうもない。 残念だが、チラッと見るだけ! 諦めてノンストップで井手町まで走った。



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桜めぐり、内山永久寺跡~天理ダム~山の辺の道へ

2020-04-06 | 奈良県北部
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今日も桜  



   花の色はうつりにけりな いたづらに
         わが身世にふる ながめせしまに ・・・ 小野小町


   世の中に たえて桜のなかりせば 
         春の心は のどけからまし  ・・・・・ 在原業平


絶世の美女といわれる小野小町も、天下の色男といわれる在原業平も桜を歌に詠んでいます。 桜は、かなり昔から日本人に愛されてきたようです。



奈良県香芝市 ~ 上牧町 ~ 川西町 ~ 天理市内馬場町の内山永久寺跡 ~ 国道25号線で 天理市長滝町の天理ダム ~ 同市柳本町の崇神天皇陵へと行ってきました。




途中の大和川堤防  青空の下に桜並木が続く




▽ 内山永久寺跡


水面に映り込む桜
 春風に散る花びらがヒラリヒラリと舞う


池の堤防には芭蕉の歌碑がある
   “ うち山や とざましらずの 花さかり ”

松尾芭蕉が 「 宗房 」 と名乗ってた頃に、ここを訪ねた折に詠んだらしい



柿畑 & 桜のコラボ



花筏  水面が桜色になっている



後方遠くに生駒山が見えている



みずみずしい柿の新芽



その昔は 「 西の日光 」 と言われたほどの立派な寺だったらしい




▽ 天理ダムにて

今を盛りと咲けよ咲け、の満開です


左の桜は花が散って緑の新芽を見せています


















春の陽射しを浴びて桜の下でお食事をしてる

ピンクの桜がすてきだったが、撮り方に難ありでイマイチです




▽ 崇神天皇陵にて


御陵のお堀に桜が映り込んでいる



御陵のすぐそば、山の辺の道 「 柿の木の休憩所 」より  写真中ほど遠くに二上山が見える

  うつそみの 人なる我や明日よりは    
    二上山 ( ふたかみやま ) を いろせとわが見む 
 
         二上山を見ればこの歌を思い出します
         ・・・ 大津皇子の姉である大伯皇女が詠んだ歌、哀しい歌です



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