Bike&SlowLife

バイクとカメラを愛し、自然を愛し・美しい風景を愛して、ゆっくり生きてる奈良県に住む気分は若者の雑記帳です。

宮滝遺跡~桜木神社

2009-12-22 | ツーリングレポート
今日は冬至
これから春に向かって日が長くなってゆく

  ・・・・ 冬来たりなば 春遠からじ ・…

寒波が遠のいて、少し暖かくなったので
  師走の陽射しを浴びて ジェベルで出かける

香芝から桜井~橿原~明日香を通って
   吉野の宮滝遺跡と桜木神社へ行ってきた




  
       
    吉野川
      大自然が造ったのか・神が創ったのか?
       芸術的な形状の岩・エメラルドグリーンに透き通った水
         このすぐ右手が宮滝遺跡である

今から1200~1300年前・飛鳥~奈良時代にかけて、吉野離宮が造られ天皇や大宮人たちがよく来ていたらしい
持統天皇は在位中31回もこの吉野を訪れている




次に 櫻木神社へ向かう 宮滝遺跡の対岸にある
       国道169号線から柴橋を渡り1km程度



櫻木神社

神社の前には 「象(きさ)の小川」 が流れている
  この川にかかる屋根付きの「こぬればし」を渡って神社へ


この橋の下を流れるのが象の小川である
  石垣は青く苔むしている、相当歴史のある神社であろう



 白壁の社殿の左手に句碑があり
  『 花吹雪 輪廻断たれて 神の前 』
 よく解らないが何か哲学的な俗世間を超越したような句だなあと思った


 社殿の前の杉である、 こ~んな大きな ・・・ 御神木なのだ
    



  

この神社の前を流れる、聖なる山・青根ケ峰から流れる「象の小川」です。

この「象の小川」には様々な万葉歌人が訪れ、その景色・思いを詠んでいます。
特に大伴家持の父であり、歌人の大伴旅人はこの「象の小川」に魅了された歌人の一人でした。
   『 昔見し 象の小川を 今見れば
      いよよ清けく なりにけるかも 』
                 ・・・・・・・神社の説明文より

 

冬の「象の小川」のほとりには 濡れた枯れ落ち葉が絨毯のように重なっていた

青根ケ峰から流れる透きとおった水は吉野川と合流し 大きな流れとなって下流へ向かう


帰りは車の流れに乗ってゆっくり走る、
  国道沿いの吉野川は冬の陽射しを受けてキラキラ輝いていた


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