Bike&SlowLife

バイクとカメラを愛し、自然を愛し・美しい風景を愛して、ゆっくり生きてる奈良県に住む気分は若者の雑記帳です。

なら歴史芸術文化村~名残桜の内山永久寺跡へ

2022-04-23 | 奈良県北部
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「 なら歴史芸術文化村 」 は奈良県で一番新しい道の駅で、天理市杣之内町に 本年3月21日に開村した。

やじ馬根性で、すぐに見に行かなくちゃあ! と思っていたが、ちょっと遅れて今日になってしまった。




昨年から工事をしていたので何ができるのかな? と思っていたら、道の駅だった





道の駅と言っても、あちこちにある 「 野菜や果物などの物品販売がメイン 」 ではなく、名前のとおり歴史や芸術がメインのようで、ワタクシには少々高尚過ぎる気がする。





なら歴史芸術文化村のパンフより




文化村に隣接する広い池があり湖畔は遊歩道になっていたので少し歩く




池に映り込む桜の大木とホテル
サクラの木は工事で切られてしまったかも? と思ったが残っててよかった。
右の建物はホテルのようです、この道の駅にはホテルまで併設されているのだ!




遊歩道には八重桜の落花を背景に黄色い菜の花が映える




サクラの大木の向こうに道の駅の建物、 建物の右隣に展望台が見える




敷地の端に展望台があったので登ってみる、60余段の木段を登ったら文化村全景が何とか見える


展望台はそんなに高くないが、天理市街から~ 後方には金剛葛城二上山系もボヤ~と見えている



文化財修理・展示棟 ~ 芸術文化体験棟 ~ 交流にぎわい棟 を見て回り、近くの内山永久寺跡へ向かう






内山永久寺跡
永久年間( 1113~18 ) の創建。鳥羽天皇の勅願によると伝わる。鎌倉時代は五町四方の境内に坊舎52、堂宇20を数える大寺院だった。
『太平記』には延元元、建武3 ( 1336 ) 年に後醍醐天皇が吉野に移られる際、ここに一時身を隠したと記されている。
しかし明治の廃仏毀釈によって廃寺となり、伽藍は廃絶、池だけが現在寺域に残されている。
堤の桜は見事で、池畔には芭蕉の句碑が立つ。「うち山やとざましらずの花ざかり」・・・ なら旅ネットより






内山永久寺跡は山の辺の道沿いにある



芭蕉の句碑は池の堤防にある



現地の説明板



池の周りを歩く



重そうな八重桜、ピークを過ぎて間もなく落ちそうな感じ






足もとにはビンクの桜花が緑の草と相まって地面を美しく飾っている


芭蕉さんゆかりの地だから 何か一句詠もうと思ったが、何にも浮かんでこない





池に映り込む新緑もステキです



花の名前は全く知りませんが清楚な感じの花です




横の柿畑にはリッパな柿の木、新緑の葉っぱも瑞々しくて美しい



サクラの時期は過ぎていたが、
緑草の上に落ちる八重桜の落花は美しいが何故か哀しく、内山永久寺の哀しい歴史を思い起こさせるような感じがしました。




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