品質測定ワークショップ

ISO9001と10012及び5Sを利用して測定力をシステム的に発揮する方法

全国計量士大会への期待

2010-03-04 07:42:58 | 品質計量管理
計量ワークショップ(2010/01/22、02/13)

計量士が一堂に集まって意見交換ができる場があることは大変すばらしいことである。この事業を企画し、運営している関係者に敬意を表したい。

この大会では毎回計量士の職域の拡大に関するテーマが取り上げられているが、その職域拡大の具体策になると新しい動きが起きてこない。

新しい動き方を検討する前に、気にかかる大きな基準器、トレーサビリティなどの計量士が作り出したことではない課題のガス抜きのような不満の解消に大会の時間を多く費やした場合もあった。

具体的に行動することは、責任が発生するから話がなかなか進展しないが、今年から新しい夢のある具体的な話題で盛り上がルことを期待している。

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全国計量士大会が近づいた

2010-03-03 20:41:30 | 品質計量管理


ウオーキングをする河川敷の花(2010/03/01)

全国計量士大会が近づいてきた。
これまでの大会で計量士の将来像がたびたび提案されたが、いざ計量士の職域を拡大させる具体案になると、基準器、トレーサビリティ、不確かさなどの話題を堂々巡りさせて、いっこうに具体的なことに話が進まない。

今年はどうであろうか、質量の基準器が2種類もあるといって時間を費やすではなかろうか。現在の社会が2種類を必要としているのであるから、あまり騒がずにそっとそれぞれの役割を果たしてもらっていれば時代の変化で落ち着くであろう。

堂々巡りをするのはなぜであろうか。
1.経験談を語りたい
2.新しいことへ進むのが怖い
3.その他

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シンポ日本の技術史を見る目

2010-03-01 09:21:41 | 品質計量管理
産業技術記念館(2010/02/27)

シンポジウム「日本の技術史を見る目」第28回に参加した。
私の興味を引いたことの一つに、TVサテライト局の保守のテーマの中の故障の多さについてであった。

発表の中に、
・修理して帰ったら、また壊れたという連絡が入った。
・1週間も壊れなければOKである。
があった。

懇親会で発表された村瀬治夫様に、お尋ねしたら100本近くある真空管がよく壊れたとのことであった。

日本の真空管は、アメリカの真空管と比べると寿命が約1/3であったそうである。ただし価格は1/2倍であったとも話して見えた。

送信装置の標準化と故障の改善を進めたとのことであった。中でも故障の情報は関係する送信機メーカにはすべて流して情報の共有化を行ったとのことであった。残念であるがその共有化した情報は保存されていないとのことであった。

車の品質問題がマスコミで報道されているが、関係各社の可能な範囲での情報の共有化があると、関係者の苦労と資源ムダ使いが低減できると思えるがリコール制度にはこの機能があるのであろうか。

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