品質測定ワークショップ

ISO9001と10012及び5Sを利用して測定力をシステム的に発揮する方法

安心と安全のためのISO10012と新適管制度

2010-08-12 07:20:48 | 品質計量管理
定盤の上のブロックゲージ(2010/08/12)

ISO10012と適管との共通性があるというISO10012の調査報告書について、異論があったという連絡を受けた。計量管理の方法について異論が出るのは少ないことで貴重なことである。意見がいえるまで報告書を読んだ人がいることを注目したい。

計量管理についての参考書も講習会も、品質管理に比べると非常に少なくて計量管理についての関係者の関心度が少ないことに寂しさを感じていたが、今回のように異論が出たことは、ISO10012が計量管理の関心度を高める力を持っていることを感じた。このISO10012の注目度を活用すべきである。

アバウトに見れば、ISO10012も適管も同時代にできて方法も同じであり、あの時代が計量管理を必要としていたと思える。最近のように製品のリコールが多発している現象は、品質管理の講習会のみでは安心と安全が実現できない。以前にも書いた記憶があるが新適正計量管理制度が必要な時代と思える。

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