品質測定ワークショップ

ISO9001と10012及び5Sを利用して測定力をシステム的に発揮する方法

JCSS校正の普及

2008-04-30 06:03:50 | 加工不良
                         日中韓計量測定セミナー(2008/04/24)

日中韓計量測定協力セミナーで、JCSS校正の普及が進んでいない状況の報告があった。

JCSS校正は校正料金が高いために普及しないと思われるが、これは産業界がJCSS校正の内容を必要としていない場合が多いためであろう。

JCSS校正(ISO/IEC17025)を作り出した関係者は、性悪説に力点を置いていると思える。性善説に力点を置いたシステムならば低価格の校正料金が実現できるであろう。

情報も物も行き交うグローバル化社会の経済活動は、性善説は成り立たないであろうか、証拠が重要で信用・信頼は必要ないであろうか。

ISO9001の導入で性悪説から証拠が必要になって、そのために記録をとったが結果として役に立たないことを経験して、性悪説の証拠を重視するISO9001の登録がJABのHPからすると、2007年がピークで減少傾向に入っていろ。

ISO9001で拡大した校正は当然縮小するであろう。ISO9001で拡大した校正をどうしたらある程度維持できるであろうか、校正の証明以外の役割が産業界で理解される必要がある。

校正とは、これこれですからどうぞご自由にお使いください。とするか、校正するとこんなよいことがありますとするか。

社会への貢献方法を考慮しないか、考慮するか、貢献方法は性悪説か、性善説?

計量管理ビジネス:校正計量士
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