品質測定ワークショップ

ISO9001と10012及び5Sを利用して測定力をシステム的に発揮する方法

ISO10012の全体最適と部分最適

2012-02-22 05:59:12 | 品質計量管理
昨日、愛知県計量連合会でISO10012の講習会が開催された。

全社最適:P社のISO10012を全社に運用した事例が紹介された。
・適正計量管理事業所制度による全社的な計量管理
・ISO9001でトレーサビリティ合格ラベル重視の計量管理になった。
・ISO10012で再度品質重視の全社的な計量管理へ進める


部分最適:T社の測定の不確かさを利用した品質向上、損失コストの削減事例が紹介された。
QS9000/TS16949の証拠(記録)作りから、品質改善へと変更した。
・測定方法の標準化
・測定器の選択
・測定方法の改善

両社ともに、品質マネジメントシステム(ISO9001 7.6、TS16949のMSA)は、計量管理では効果的ではなかったようである。

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