品質測定ワークショップ

ISO9001と10012及び5Sを利用して測定力をシステム的に発揮する方法

品質計量計測管理(ISO10012)の伝え方

2007-12-07 09:58:41 | 加工不良
                      民芸品とマイクロメータ(2007/12/06)

落語の「寿限無寿限無」より短いが、品質計量計測管理とは長い名前である。ISO10012の内容は、品質、計量、計測と呼ばれる分野が関係する内容になっている。

この品質、計量、計測の内容を(社)計量管理協会の25周年行事で元トヨタ自動車計量課長の川島吉男氏が講演された時の質問、意見に「この内容は計量管理じゃない、品質管理である」という意見が出たことを記憶している。

ISO10012を伝えるには、規格の内容と共に関係者が魅力を感じることと関係させる伝え方の工夫が欠かせない。フランスのパリには、200を超える国際機関の事務所があるパリを訪問したときに聞いた記憶があるが、パリは寒いしスリも多いと聞いたがそれでも魅力があるから人々が集まるであろう。そういえば、サミットは景色の美しい魅力的な場所で開催されている。

計量標準などの計量法に関係する計量と、製品の品質や生産性に関係する計測と、クレーム防止?の品質管理品質の関係者の魅力の共通点は何であろうか。サミットが観光地で開催されているから産業観光が使えそうである。まずは、計量計測関係者がどう思うであろうか、来年2月の全国計量士大会で一石を投じてみようかな。

計量管理ビジネス:ISO10012計量士
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