練習オタクの日々

3日ぼうずにはしたくありません!この日記とピアノのお稽古。練習記録とその他読書などの記録をつけておきます。

『ALWAYS 三丁目の夕日』

2005-11-28 | 映画・ドラマ
いいお話だったなぁ、と単純に思いました。
子どもは国の宝で、大人はみんなで真心を持って子どもを可愛がって育てるものだし、子どもは大人にありがとう、っていう気持ちを持って育ってゆくものだっていう当たり前のことを観終わってしみじみ感じました。

それだけではなく、昭和30年代の東京の風景、思い出すだけでも涙が出てきそうな懐かしいアイテムなど、見どころはいろいろあります。
私は昭和40年代生まれなのでちょっとずれてはいますが、それでも「あ~、あんなのあった、あった」と子どもの頃に思考がワープしそうな数々の小道具が出てきます。

特に印象に残ったのは氷屋さんが配達してくれる大きな氷を上部の棚に入れておくような造りになっていた電気冷蔵庫の前身みたいな箱。
あれ、ウチの母屋にもあったなぁ。
でも、三種の神技と言われるもののひとつ、冷蔵庫がやってきて、ゴミ置き場にうち捨てられるその冷蔵箱。それをじっと見つめる氷屋さんの姿。
そのシーンはやけに印象に残りました。

そんなレトロなアイテム、それに50年前の町の風景、それらを観ていてもなんの違和感も感じないほどのCG効果がすごい!ちょっと前に観た『ス○イ・ゾルゲ』なんかは観ていて「あ~、いかにも作り物」という感じがしたけれども、それから2~3年しか経っていないのに、技術は進歩しているんだなぁ、とやたら感心しながら観ていました。
最先端のデジタル技術を駆使して作り上げたアナログの世界を観る、というちょっと不思議な感覚。

子役の演技も冴えていましたが、準主役の少年、テレビのドラマでもよく見る顔です。田舎っぽい純朴な男の子という雰囲気がよく出ていてよかったです。
ただ、すご~く不思議なのは、この子、6年前くらいのテレビドラマで見たときに可愛いなぁ、と思い、去年くらいもなにかのドラマで見て相変わらず可愛いなぁと感じ、今年になってこの映画で観て、またまた可愛い・・・というのは変わらないのですが、全然成長していないような気がするのです。確か6年前に見たとき、ウチの娘と同い年くらいと思っていたのに、今回見たらどう見ても娘よりは年下にしか見えない・・・。
もしかして彼は永遠に年をとらない実在のクレヨンしんちゃんなのか?

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4 コメント

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三種の神器 (しなゆき かたまさ)
2005-11-28 23:50:06
って冷蔵庫・白黒テレビ・洗濯機でしたでしょうか(?^_^;)



我が家では世間並みに1960年ぐらいに揃ったと思います。ところが新・三種の神器=3C(カー・クーラー・カラーテレビ)??はついに揃わず仕舞いでした(^o^)当時はカラーTVが欲しくて欲しくてたまりませんでした(^_^;)



今はPC・大型液晶TV・食洗機??



それにしても由松さんの家にそんな冷蔵庫の前身があったなんて・・私もそれは見たことないです(^_^;)
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うちも (由松)
2005-11-29 20:22:49
全部は揃わなかったですね~。運転する人がいなかったので、車は買わなかったんです



ところで実家は祖父母と同居だったので、昭和初期からあるとってもめずらしいものがたくさん残っていました。

冷蔵箱はもちろんのこと、子供の頃は薪のお風呂だったと思うし、井戸もあったし、トイレなんかは扉を開けるとまず殿方用の小さいお部屋があって、その奥にヒュードボン(とかいう言い方がレトロ)があったんですよ。木の蓋がついてるやつ。
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TB (劇団セブン staff)
2005-12-01 22:07:45
させていただきました。
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TB (由松)
2005-12-02 10:39:56
劇団セブンstaffさま、

TBありがとうございます。早速拝見に伺います。
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