詩 の 雫

人生の喜怒哀楽を <冠 句> に深め・・・ 

“春夏秋冬の囁き”を 爽やかな風 にのせて・・・

     

祈り

2023年08月09日 14時41分48秒 | Weblog
広島、長崎への原爆投下から78年となりました。
今日は長崎原爆の日、市内の平和公園で平和祈念式典が開催されて、
「平和への誓い」が読みあげられ、核兵器廃絶への道をもとめています。
今の世の中で、大切なのは戦争の酷さ、平和の尊さを伝えていくこと、
被爆者団体の解散や休止が相次ぐ中、親世代が加速度的に亡くなる今、
被爆二世、三世が、核兵器の非人道性を訴え続ける国民的運動を繋げる必要が
あると発信されています。
ウクライナ戦争はいつ終わるのか、平和は戻ってくるのか?
多くの人が亡くなり、生活も犠牲になっています。
この戦争は世界中を巻き込み、食べ物の輸入が止まり物価が上がり、世界の人たちの生活に影響が出て、暮らし難いです。
円い地球に諍いの無い日が、早く戻ってくることを祈り続けています。






7日にお墓参りに行って来ました。義父母が好きだったお菓子を供え、
お花を手向け、お経をあげて頂きました。






10日に施餓鬼法要、12日に棚経、お盆の行事が続きます。
コロナで3年、子供達と一緒にお盆を過ごせなかったのですが、、、
今年も少しの時間だけ、それぞれがお参りすることにしました。
まだまだ身近に感染されて不安がありますね。

後、実家のお墓詣りに行きますが、気になる妹の様子を見に行ってきます。
何とか治療出来ることを、姉と一緒に祈っています。


怪我の通院が10ヶ月続いています。
毎週のリハビリ、10日毎の関節腔内の注射の治療で、少しずつ可動域が増えて
いますが、左手を動かす角度により、激痛が走り頓服薬が要ります。
ストレスが溜まり、気力体力も落ちていますが、先日所属している冠句支部の
先生から、暫くお休みをお願いしていた選句の方の再開の打診がありました。
未だ以前の様に向き合うのに不安がありますが、少しずつ良い時間を見つけて
頑張ろうかと思っています。
様子を見ながら一歩ずつ前向きに過ごせればと思います。
しかし、大変な怪我をして歯がゆくて、あの一瞬に悔いが残ります。


こんな日々での冠句をならべました。

優しい瞳 平和の尊さしみじみと
海見たし 円い地球に凪ぐ平和  (願いを新たに)

国境 悲史の泪を地に濡らし
語り継ぐ 祈念の鐘に時戻し
道遥か 戦史の汚点消しやれず
覚え書き 鎮魂の歌永久に
待遠し 地球が丸く繋がる日   (人の命の大切さを)

確と記す 要点一つ師の助言
しみじみと 今出来ること大切に (少しずつ・・・)

部屋涼し 藍染暖簾風に揺れ
部屋涼し 切子硝子に酔芙蓉
部屋涼し い草の香り微睡んで  (夏の風物詩を)



皆さまいつもありがとうございます。
夏バテしないでお元気にお過ごし下さいね。
コメント (10)
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