詩 の 雫

人生の喜怒哀楽を <冠 句> に深め・・・ 

“春夏秋冬の囁き”を 爽やかな風 にのせて・・・

     

ふと気付く幸せに、、、

2023年05月06日 17時12分51秒 | Weblog
五月晴れのこどもの日、故郷へ帰られた方も多かったと思います。
コロナの不安がまだ残りますが、色々な催しも再開されて、やっと迎えた
春の一日、それぞれに温かい絆を感じられたことでしょう。

我が家の三人の孫達、それぞれの進路で夢を追いかけ、頑張っています。
幼き頃、膝に乗せて絵本を読み聞かせた日が、懐かしく思い出されます。
一度の人生、両手に花を一杯咲かせて、時に泣いたり笑ったりしながら、
信じる道を歩んで欲しいと願って、傍で見守っています。

同じ日の午後、震度6強の大きな地震が起こりました。
被害に遭われた方も沢山おられ胸が痛みます。
町や家が変わり果てた様子を、新聞や報道で見ると、淡路大震災の恐怖が
まざまざと蘇ってきます。余震や見えない不安があると思いますが、
早く鎮まることを願い、此方から祈っています。


怪我の通院が続きます。中々思うようには回復しない現況ですが、
今の生活を歯痒いながらも受け入れて、それなりに過ごしています。
気持ちが折れそうになり、悶々とした6か月ですが、今出来るとこを
少しずつ、一日一日の中で満たせる時間も見つけて行きたいと思います。

理学療法と関節腔内の注射治療の為、今は毎週の通院が、2週間後になって、
3週間後になって、、、そんな風に良い方向に向かうことを願って
リハビリを頑張っています。しかし、夜間痛が厳しく眠れない日が続き
頓服薬無しでは過ごせない状態に、まだまだ時間が必要かと思います。
転倒して大変な怪我をして、歯痒く悔しいです。

止む無く中断している趣味に、また向き合える日が来る事を願って、
気持ちを切り替えて過ごしています。


とても嬉しい句誌が届きました。

所属している文芸塔誌の扉を飾った一句、支部の句誌にも今の気持ちを
重ねて詠んだ冠句が嬉しい位置に並んでいます。
今の私には日々の励みになり、少し元気が出てきました!

ギターサークルを諦め、コーラスは休会中、残った趣味の冠句も意欲が湧かず、一度は止めようと思いましたが、、、気持ちを繋げて良かったです。

句誌の掲載句です。

未来像 辿る一路に炎のドラマ   (扉を飾った一句です)

未来像 憂うものなく眉を上げ
未来像 徳光らせて祝ぐ寿齢
睦まじく 陰に日向に笑み添いし
睦まじく 謝意を満たして交わす杯

瞳が優し ふと垣間見る人間味   (主幹の講評が記された一句です)

老いの意地 進まぬ櫂を握り締め
風薫る 若葉が萌える並木道

苦心談 刻みし皺も奥床し
苦心談 笑い話に混ぜ返し
苦心談 朝と涙を道連れに











   五月の花に和みます





ふと立ち止まり気付く幸せを、今日のブログに ♫ ♪ ♫

皆さまいつも有難うございます。



コメント (10)
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