詩 の 雫

人生の喜怒哀楽を <冠 句> に深め・・・ 

“春夏秋冬の囁き”を 爽やかな風 にのせて・・・

     

今、思うこと・・・

2023年05月14日 14時21分44秒 | Weblog
雨の母の日、、、亡き母、亡き姑を偲びながら過ごしています。
無口な息子が、カーネーションを持って来て照れくさそうに笑っています。
お嫁さんからのプレゼントは、紺色の生地に綺麗な花模様が付いたバッグ、
「通院の時に使って下さい」と、優しい気持ちも一緒に添えてくれました。
娘からも先程宅配で、私の大好きなパンが届き、優しいメッセージカードが
添えてありました。それぞれに寄せてくれる気持ちが嬉しく思います。







怪我をして、7か月が過ぎました。
先日の通院時、医師より手術の打診がありました。
比較的に若い年代の患者には手術をされる場合が多いと聞きますが、
高齢者には術後に待っているリハビリが厳しく、保存療法による治療も選択
されます。私も半年から1年に以上に渡るリハビリと向き合えるかどうか、
体力的にも自信が無く、今、治療している肩関節腔内の注射と理学療法を今後も続けて行きたいとお願いしました。
完全には回復しない腱板断裂ですが、少しでも良い状態になる様にと願い、
頑張ってリハビリを続けたいと思います。


今日は「母」を詠んだ冠句を句帳より並べました。

母の味 慈愛の深さ臥して沁む

母の味 宅配便に地方紙も

目に和む 玩具の猫を撫ぜる母

町夕陽 時計見る目は母の貌

命抱き 尽きる事なき母性愛

3姉妹 母の遺品を手に温め

雨を行く 母には出来ぬ隠し事

笑い皺 母にそっくり3姉妹

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姉のふとした仕種に、妹の泣き顔に、病みし日の母を重ね、はっとします。
鏡の中に、思う様に過ごせなく苛立つ私の顔が、在りし日の母と同じです。
齢を重ねていく日々に、姉妹の絆がより深くなっていることを感じ、、、
家族の絆、血の絆を大切にして生きて行きたいと思います。
母の日に思う気持ち、今の年齢になって思う気持ちを、句に刻んでいます。


皆さまいつもありがとうございます。
春を彩る花々が庭に華やぎ、元気が出てきますね。
マスクを外して不安なく出かけることは未だ出来ない私ですが、
コロナがこのまま落ち着くことを只々願っています。
友達に逢いたいなぁ



コメント (10)
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