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やまぼうしー自然の記録帳ー

富山県内の自然を中心に、自然や自然現象を記録にとどめておきたいと思っています。

クロスズメバチ?(富山市)

2022-12-04 06:23:49 | 昆虫類

週間天気予報でこの日以外の日にはすべて雨傘マークが出ていた昨日は、予報どおり穏やかな日でした。

テラスの椅子(まだ片付けずにおいてあります)に腰かけようとして、陽のあたる背もたれに1~2cmの黒くて白色の帯模様があるハチがとまっているのに気づきました。

見た所、クロスズメバチではないかと思います。よく似たシダクロスズメバチは「頭盾中央の黒帯が下縁まで達している」「複眼内側の白色部がえぐれている」ことで区別できるようですが、肝心の顔を写す前に飛んで逃げてしまいました。かろうじて一部が写っている「複眼内側の白色部」の雰囲気から、クロスズメバチのような気がします。

冬眠を前にしたした女王バチなのでしょうか、ふっくらした腹部をしていました。

よく知られているように、クロスズメバチは、シダクロスズメバチとともに蛹や幼虫などが珍味として食用にされてきた小型のスズメバチです。(長野県伊那地方では「スガレ」、岐阜県東濃地方では「ヘボ」)。

テラスの前に植えてあるローズマリーには花が咲いていますが、この日は穏やかな小春日和にもかかわらず、1匹の虫も花に来ていませんでした。


《陽のあたる椅子の背もたれにとまっていたクロスズメバチ? 2022/12/03》


《陽のあたる椅子の背もたれにとまっていたクロスズメバチ? 2022/12/03》


《陽のあたる椅子の背もたれにとまっていたクロスズメバチ? 2022/12/03》


《陽のあたる椅子の背もたれにとまっていたクロスズメバチ? 2022/12/03》

※ 市立図書館から12月3日(土曜日)に借り出してきた本です(妻の借りた本が含まれています)。
   1 『学研の図鑑LIVE昆虫』(丸山宗利・監)
   2 『少し嫌われるくらいがちょうどいい』(曽野綾子・著)
   3 『私は怒っている』(樋口裕一・著)
   4 『ニュージーランドの大らかで自然に寄りそう暮らし365日』(草野亜希子・著)
   5 『危機の外交ー岡本行夫自伝ー』(岡本行夫・著)

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ウリキンウワバ?(富山市小杉)

2022-12-03 04:23:51 | 昆虫類

11月末ころから、急に寒くて時雨の降る日が多くなり、外を歩くことが少なくなりました。これではいけないと、雨の止み間を見つけて自転車でいつものコースに散歩に出かけましたが、帰り道には冷たい雨に降られてしまいました。

虫たちにはほとんど出会えませんでしたが、地鉄上滝線と交差する県道のアンダーパスのトンネルの壁にとまっていた茶色い蛾を見つけました。前翅の表面に金属光沢などは見当たりませんが、胸から腹部にかけての背に立ち上がった毛束があり、ヤガ科のキンウワバの仲間の蛾です。

帰宅後、「みんなで作る日本産蛾類図鑑V2」のヤガ科キンウワバ亜科の成虫縮小画像一覧を順に見ていき、ウリキンウワバ(開帳38~40mm、成虫出現月7~10月)にたどり着きました。成虫出現月は12月初旬と少し遅いのですが、桃色みを帯びた褐色の地色や黒褐色の斑紋などからウリキンウワバではないかと思います。


《アンダーパスのトンネルの壁にとまっていたウリキンウワバ? 2022/12/01》


《アンダーパスのトンネルの壁にとまっていたウリキンウワバ? 2022/12/01》


《アンダーパスのトンネルの壁にとまっていたウリキンウワバ? 2022/12/01》


《アンダーパスのトンネルの壁にとまっていたウリキンウワバ? 2022/12/01》


《アンダーパスのトンネルの壁にとまっていたウリキンウワバ? 2022/12/01》


《アンダーパスのトンネルの壁にとまっていたウリキンウワバ? 2022/12/01》

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キアシナガバチ(寺家公園/富山市[大沢野町]寺家)

2022-12-01 04:38:26 | 昆虫類

今日から12月です。

でも、今回紹介するのは、10月下旬の観察記録です。

公園の東屋の屋根裏に、何か黒っぽい塊がついていました。よく見ると、アシナガバチの集団のようです。望遠にしても大きく撮れないので、(ハチに申し訳なく思いながら)ステッキを目いっぱい伸ばして数匹を下に落としました。

下に落ちたハチをは、多くがキアシナガバチでしたが、何故かセグロアシナガバチが1匹混じっていました。こういうこともあるのでしょうか?(なお、この東屋にキアシナガバチやセグロアシナガバチの巣はありませんでした。)

キアシナガバチもセグロアシナガバチも、新女王バチやオスバチが10月~11月頃まで、巣上や外壁などに集団で止まっていることがあるようです。(ウェブサイト『都市のスズメバチ/アシナガバチ事典』参照)


《東屋の屋根裏のキアシナガバチなどの集団 2022/10/21》


《東屋の屋根裏のキアシナガバチなどの集団 2022/10/21》


《下に落としたキアシナガバチ 2022/10/21》


《下に落としたセグロアシナガバチ 2022/10/21》

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