やまぼうしー自然の記録帳ー

富山県内の自然を中心に、自然や自然現象を記録にとどめておきたいと思っています。

カッコウ(電線)(富山市)

2024-05-18 16:39:43 | 鳥類

昨日(2024/05/17)の夕方、テラスで寛いでスズメを眺めていると、カッコウの鳴き声が聞こえてきました。今年初めて聞くカッコウの鳴き声です。
このあたりでは、毎年5月の下旬になるとカッコウの鳴き声がしだします。

今朝(2024/05/18)、庭に水遣りをしていると、遠くでカッコウの鳴き声が聞こえ始め(5時30分ころ)、しばらくすると我が家の近くから鳴き声が聞こえだしました。あたりを眺めると、向かいの住宅の向こう側、通りを一つはさんだところの電線にカッコウがとまって、さかんに鳴いていました。遠く離れていましたが、記録にと写真に撮りました。

後で写真を拡大してみると、背中からアンテナのようなものが出ています。

カッコウの発信機などについては、ウェブサイト『週刊長野2024年5月11日掲載「私の歩み18 カッコウの複雑な繁殖生態」(中村浩志)』に次のように説明されていました。
「1986(昭和61)年…捕獲したカッコウに発信機を装着して行動を追跡…千曲川で雄がさえずっている地域は、それぞれ限られていましたが、個体ごとのさえずっている地域は、互いに大きく重なり合っていました。千曲川では雄同士の争いが盛んに観察され、強い雄と弱い雄がいることが分かりました。争いの勝率が80%以上の強い雄は、雌が集まる河川敷内の林のある場所を中心に狭い範囲でさえずり、強い雄同士がさえずる範囲は互いに重なることなく、その範囲から別の雄を追い出す行動をしていました。強い雄は縄張りを持っていたのです。…」

今回見かけた発信機?が、中村さんにより1986(昭和61)年に取り付けられたものであるはずがありませんが…。


《電線にとまって鳴くカッコウ 2024/05/18》


《電線にとまって鳴くカッコウ(背中に発信機のアンテナのようなもの) 2024/05/18》


《電線にとまって鳴くカッコウ(背中に発信機のアンテナのようなもの) 2024/05/18》

 

※ 『自宅前の電線にとまる鳥(2024)』
    №1 セグロセキレイ (2024/04/24ブログ)
    №2 ハクセキレイ  (2024/05/05ブログ)
    №3 ハシボソガラス (2024/05/14ブログ)
    №4 ツバメ     (2024/05/16ブログ)
    №5 カワラヒワ   (2024/05/18ブログ)

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カワラヒワ(電線)(富山市)

2024-05-18 03:30:59 | 鳥類

カワラヒワが電線にとまって鳴いていました。「キリリ、コロロ」だったので、地鳴きです。カワラヒワの囀りは「ジューイン」で、地鳴きの方が特徴的に聞こえます。

カワラヒワは、スズメと同じくらいの大きさ、地味な黄褐色の小鳥ですが、翼に鮮やかな黄色い模様がありすぐにわかります。


《電線にとまって鳴くカワラヒワ 2024/05/03》


《電線にとまって鳴くカワラヒワ 2024/05/03》


《電線にとまって鳴くカワラヒワ 2024/05/03》

 

※ 『自宅前の電線にとまる鳥(2024)』
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※ 我が家の庭のスズメたち(2022/05/14)
  このところ、毎日、我が家の餌台などにやってくるスズメたちの様子をたくさん撮っているので、少しづつ紹介しています。今回は巣立ちビナへの給餌です。

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