林道のそばの草木の葉などに注意しながら歩いていると、触覚が長く、前翅に深紅の帯が目立つ小さな蛾がとまっていました。コンパクトデジカメ、しかもオートモードで撮っているので、小さなもの(特に背景が空間などの場合)になかなかピントが合わず、下の写真でも残念ながら眼にピントが合っていません。
帰宅して写真を見直すと、ヒゲナガ科の小さな蛾、ベニオビヒゲナガのようです。ベニオビヒゲナガは、「開張18~21㎜。…♀の触角の基半は鱗毛で太まる…」(『原色日本蛾類図鑑(上)』)とあるので、写真の蛾は♂だと思います。
《ベニオビヒゲナガ♂ 2014/06/16》