◆ 私は幼い頃から大相撲の魅力が捨て難く、時間にゆとりが出来た昨今、場所中継を楽しみにするファンの一人。以前は民法も放送していたと記憶するが、現在は国営放送
たるNHKの独占中継となった。だが、いつごろからか中継を担当するNHKアナウンサーに共通する不快感?或いは、コマーシャリズムに毒されたあざとさを感じる。
あざとさ? 具体的に、どういうことか?
◇ まず、どの場所も耳に触るのは、場所が続く15日間の僅か1/3にあたる5日前の前半。 NHKアナウンサーは『まだ早いのですが、今場所の優勝予想は?』と解説者に
聞く。一発勝負または短期決戦のゲームと違い、15回を闘う格闘競技は稀だ。怪我や様々な不調はどの力士も抱えながら土俵に上がる。
北之富士や舞の海は毎回苦々しい設問に怒る口調をこらえながら、アナウンサーを傷つけぬよう「まだ判断は早いですから・・・」とかわす。
NHKアナウンス部の上司は、これを毎回わざと言わせているのか?
▲ 次に目立つのが、10日目頃に差し掛かると、アナウンサーがいそいそと<勝ち越し・負け越し予想&番付の昇進/降格>を細かく話題にする。
これは、まるでサラリーマンが出世競争にうつつを抜かす心理に重なり、『NHKアナウンサー、君もそうなのか?』と私は呟く・・・。
NHKアナウンス部の上司は、これを毎回わざと言わせているのか?
◎ あと一つ目立つのは、アナウンサーが解説に当たる元役力士・親方に「本日の取り組みに臨むA力士の心理状態はどうでしょう?」と振る愚問の瞬間だ。
たとえ自分が10代から育ててきた弟子であれ、力士本人はとんでもないスピードで変わってゆくものだ。
大勝負を目の前にした力士の心の内をリアルタイムで予想し、誰が語れるのか? NHKアナウンス部の上司は、これも毎回わざと言わせているのか?
★ 詰まるところ、NHKアナウンサーが定番として解説者に向けるこれらの設問は生業・遊戯を問わず、劇場型シナリオに傾くコマーシャリズムの範疇に過ぎない。
たるNHKの独占中継となった。だが、いつごろからか中継を担当するNHKアナウンサーに共通する不快感?或いは、コマーシャリズムに毒されたあざとさを感じる。
あざとさ? 具体的に、どういうことか?
◇ まず、どの場所も耳に触るのは、場所が続く15日間の僅か1/3にあたる5日前の前半。 NHKアナウンサーは『まだ早いのですが、今場所の優勝予想は?』と解説者に
聞く。一発勝負または短期決戦のゲームと違い、15回を闘う格闘競技は稀だ。怪我や様々な不調はどの力士も抱えながら土俵に上がる。
北之富士や舞の海は毎回苦々しい設問に怒る口調をこらえながら、アナウンサーを傷つけぬよう「まだ判断は早いですから・・・」とかわす。
NHKアナウンス部の上司は、これを毎回わざと言わせているのか?
▲ 次に目立つのが、10日目頃に差し掛かると、アナウンサーがいそいそと<勝ち越し・負け越し予想&番付の昇進/降格>を細かく話題にする。
これは、まるでサラリーマンが出世競争にうつつを抜かす心理に重なり、『NHKアナウンサー、君もそうなのか?』と私は呟く・・・。
NHKアナウンス部の上司は、これを毎回わざと言わせているのか?
◎ あと一つ目立つのは、アナウンサーが解説に当たる元役力士・親方に「本日の取り組みに臨むA力士の心理状態はどうでしょう?」と振る愚問の瞬間だ。
たとえ自分が10代から育ててきた弟子であれ、力士本人はとんでもないスピードで変わってゆくものだ。
大勝負を目の前にした力士の心の内をリアルタイムで予想し、誰が語れるのか? NHKアナウンス部の上司は、これも毎回わざと言わせているのか?
★ 詰まるところ、NHKアナウンサーが定番として解説者に向けるこれらの設問は生業・遊戯を問わず、劇場型シナリオに傾くコマーシャリズムの範疇に過ぎない。