https://mainichi.jp/premier/politics/articles/20210322/pol/00m/010/003000c?cx_fm=mailhiru&cx_ml=article&cx_mdate=20210323
◆ <1月末、自宅に1通の手紙が届いた。封筒の差出人は高市早苗衆院議員。
選択的夫婦別姓に賛成する意見書が県議会で採択されないようご高配を、というのが手紙の内容で自民党国会議員50人の連名だった。
まず、たいへん失礼な手紙だと感じた。地方議会が国会に対して意見書を送ることができるのは、地方自治法99条で定められた権利だ。意見書を出さないようにと、国会議員が口出しするのは
おかしい。地方議会への圧力になりかねない。>
← 先日、島根県知事が五輪聖火ランナー通過を再検討と述べたら、島根選出の自民党幹部が「注意する!」と越権意識そのものの発言をした。これと似た構図の地方自治はき違え&傲慢だ。
国会議員は≪中央が地方の上に立つのは当たり前≫とでも勘違いしているのだろう。 明治以来の極端な中央集権の弊害は無くなるどころか 強まっている! 危険である。
田村見解議長の別姓導入反対者への主反駁は、他の様々な論者も述べている通りの論旨なので、記事をお読み戴きたい。
▼ ポイントは<家族の一体感は名字で生まれるのではない>及び<海外では通用しない通称>の2つに尽きる。
・ 選択的夫婦別姓は、同姓にするか別姓にするかを選べる「選択制」だ。この制度で損をする人はいないはずだ。現在の制度に不便を感じ、訴えている方がいらっしゃるのだから、その人に寄り添う
必要があると思う。
まず、名字を変えれば、仕事やキャリアの継続性に問題が出る。仕事で結婚前の名字を使う「通称」使用の拡大を進めていけばいいという人もいるが、国内でどんなに通称を使える範囲が
広がっても、海外では認められない。海外で「通称」と「戸籍上の姓」のダブルネームがトラブルになることだってある。
日本は自由主義と民主主義を標榜(ひょうぼう)する国だ。一人っ子政策を推し進めた中国のように、国家が家庭に介入するような国ではないはずだ。
「家族の名字は一緒でなければならない」という押しつけをしている自由主義国家など、ほかにないと思う。選択肢は広い方がいい。← これの否定は、全体主義/ファシズムだ。
◆ <1月末、自宅に1通の手紙が届いた。封筒の差出人は高市早苗衆院議員。
選択的夫婦別姓に賛成する意見書が県議会で採択されないようご高配を、というのが手紙の内容で自民党国会議員50人の連名だった。
まず、たいへん失礼な手紙だと感じた。地方議会が国会に対して意見書を送ることができるのは、地方自治法99条で定められた権利だ。意見書を出さないようにと、国会議員が口出しするのは
おかしい。地方議会への圧力になりかねない。>
← 先日、島根県知事が五輪聖火ランナー通過を再検討と述べたら、島根選出の自民党幹部が「注意する!」と越権意識そのものの発言をした。これと似た構図の地方自治はき違え&傲慢だ。
国会議員は≪中央が地方の上に立つのは当たり前≫とでも勘違いしているのだろう。 明治以来の極端な中央集権の弊害は無くなるどころか 強まっている! 危険である。
田村見解議長の別姓導入反対者への主反駁は、他の様々な論者も述べている通りの論旨なので、記事をお読み戴きたい。
▼ ポイントは<家族の一体感は名字で生まれるのではない>及び<海外では通用しない通称>の2つに尽きる。
・ 選択的夫婦別姓は、同姓にするか別姓にするかを選べる「選択制」だ。この制度で損をする人はいないはずだ。現在の制度に不便を感じ、訴えている方がいらっしゃるのだから、その人に寄り添う
必要があると思う。
まず、名字を変えれば、仕事やキャリアの継続性に問題が出る。仕事で結婚前の名字を使う「通称」使用の拡大を進めていけばいいという人もいるが、国内でどんなに通称を使える範囲が
広がっても、海外では認められない。海外で「通称」と「戸籍上の姓」のダブルネームがトラブルになることだってある。
日本は自由主義と民主主義を標榜(ひょうぼう)する国だ。一人っ子政策を推し進めた中国のように、国家が家庭に介入するような国ではないはずだ。
「家族の名字は一緒でなければならない」という押しつけをしている自由主義国家など、ほかにないと思う。選択肢は広い方がいい。← これの否定は、全体主義/ファシズムだ。