ここでにポイントになるのが古今集です。
これは古典文学の要の要で、それを三島はきちんと抑えて文学の基本的なあり方の方向性を重ねる形で
三島は歩んだ行きました。
特に金閣寺を仕上げた後、最後の行動まで三島の基本を踏まえたところは古今集の考え方です。
日本の明治以降の近代化という枠組みをぶちこわして三島を直実に歩ませました。
その過程で直接的に憲法の問題になったり、天皇の問題になったり、
武士道、美、そういう問題につながっていったのです。
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