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福田恆存と國語問題ⅩⅧ

2013年11月24日 | 歴史
 語に従うというと言うことのわかりやすい例として、四つ仮名、「じ」、「ぢ」、「ず」、「づ」の使い分けです。
「自信がある」と「自分は」の「じ」。「地震」とか「鼻血」の「ぢ」。これらは発音は同じです。しかし語に従えばどちらを書けばよいか自ずと分かります。
もちろんひらがなだけ扱っていただけでは分かりません。易しい字は漢字で表記されます。小学生にも中学生にもどちらが正しいかは分かります。
例えば「なかんづく」と言う言葉がありますが、あれは「中に就いて」と言う意味だからざ行の「ず」は合いません。
ところが「なかんずく」と書く人が後を絶たないのです。これは現代仮名遣いがそう教えているからでしょう。
「むずかしい」なんていうのもそうでしょう。ザ行の「ず」です。この「ず」を見ると私は背筋が「むずむず」してしまうのです。
「むづかしい」は「むつかしい」と発音する人さえ多くいます。「つ」の濁りか「ず」の濁りか嫌でも分かるはずなのです。
なぜザ行の「ず」を使わせようとするのでしょうか。これも「語に従う」という原則を守れば簡単に解決できるのです。

☆お知らせ
営業日の午後12時~午後4時は、手術、治療業務のため留守番電話にしている場合があります。
11月の予定:



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