まち・ひと・くらし-けんちくの風景-

建築設計を通してまち・ひと・くらしを考えます。また目に映るまち・人・くらしの風景から建築のあるべき姿を考えています。

もう一つの熱海

2022-01-13 20:37:01 | 建築まち巡礼関東 Kanto

熱海のまち散策に呼んでいただきました。この数年間では3度目(はるか大昔、小学校1年の頃にも来ましたが、旅館が大きかったことと、貫一お宮の松しか覚えていません)の熱海です。前の2回はブルーノタウト設計の日向邸に行きました。今回は、地元の方々の案内で、これまで知らなかった熱海に出会いました。詳しくは、改めて書きたいと思いますが、まずはちょっと驚いた写真2枚。

熱海が、イタリア山岳都市のようだという印象は以前ブログに書きました。ブルーノタウトもアマルフィのようだと書いていることを、今回教えていただきました。一方では、瀬戸内の島のような風景もあることに気づかされました。写真には写っていませんががだいだい?のような柑橘類も庭にあります。坂を振りかえると、逆光にきらめく海が見えますが、この海が相模湾だということを忘れ、故郷の瀬戸内海を思い出しました。

これは何という植物でしょうか?ひよこのようでかわいいので、撮ってしまいました。いつも、建築やまち並みばかりを見ている私ですが、こういうまちの楽しみ方もいいですね。

高谷時彦

Tokihiko Takatani   architect/urban designer