まち・ひと・くらし-けんちくの風景-

建築設計を通してまち・ひと・くらしを考えます。また目に映るまち・人・くらしの風景から建築のあるべき姿を考えています。

高松からの帰りに豊島へ

2013-01-04 22:10:08 | 建築まち巡礼ふるさと編 My Home Town, Setouchi

帰省先の四国・高松から船で島伝いに瀬戸内海を渡り、東京に帰ってきました。

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考えてみると学生時代も、また子供が小さかった頃も東京に帰ってくるときは船で本州に渡っていたのですから、その時の再現です。

   

とは言っても今回は楽しい寄り道もついています。    

    

まずは、豊島へ。高松からはすぐ目の前に見える島ですが今まで行ったことがありませんでした。豊島美術館とアートプロジェクトのお陰で、初めていくことになりました。   

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豊島美術館。内藤礼の作品は繊細で詩的、動く水の美しさを最大限に表現するものでした。西沢さんの建築は静謐な中に動きや流れを感じさせる不思議な空間でした。同時にしなやかでやさしい空間でもあります。
   

    

続いてクリスチャンボルタンスキーの心臓の鼓動のアーカイブを見た(聞いた?)あと、私と長男は自転車で島を一周しました。
     

   

島の南側の丘からは瀬戸内海を隔てて高松が良く見えます。

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年を取ったせいでしょうか、屋島や八栗五剣山の特徴ある形の横に、自分が生まれ育った高松の町がうっすらと見えるとうれしく、また懐かしい気持ちになります。

   

家浦港に戻って、駆け足でトビアスレーベルガーの民家を改装した作品へ。作品名は「あなたが愛するものは、あなたを泣かせもする」。イルヴェント(風)という名のコーヒーショップになっていました。

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コーヒーを5分で飲んで、家浦港から直島(宮浦港)をめざします。

   

   


歳末の巣鴨地蔵通り商店街のパワー

2013-01-04 20:24:51 | 建築まち巡礼東京 Tokyo

事務所に出る前に歳末の地蔵通りへ寄り道。

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このまちのパワーは凄い。
   

こんなにお客さんがいても商店同士の競争も激しそう。
    

ショーケースにもウチで食べて下さいという気持ちが充溢している(下の写真)。

お年寄りにも分かりやすく料理の名前と値段を訴えかけている。アーティスティックともいえるこのお品書き。

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さらには、つりものでもこれでもかと名物の塩大福を訴える。このひらひらした感じは、市場的なにぎわい感を高めるのにも役立っている。日本人が古来から好む形象だ。
    

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結果としては、お客さんもその訴えに応じて、パワフルに商品に群がる・・・?。
    

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