三園紅葉
2009-12-03 | 公園
六義園、清澄庭園、旧古川庭園と都内の名園を一日で三園訪ねてきた。というのも今紅葉巡りスタンプラリーなる催しが行われていて、何とかそのカレンダーを手に入れたいと思ったからだ。
まずは清澄庭園から、思ったより人は少ない
中央の池では、水鳥たちが盛んに水浴びをしている。
ハゼの木の紅葉は見ごろ過ぎ
サザンカはきれいだった。
大江戸線から三田線に乗り換えて千石駅で下車。駅から歩いて5,6分で六義園に着いた。ここは紅葉の名所とあってたくさんの人でごった返していた。
東屋で多くの人が休んでいる。
カエデの紅葉とはまた色合いの異なるドウダンツツジ
この時期六義園は夜間ライトアップされている。まぁそれはそれできれいなのだが、3年前に訪れたときの身動きの取れない程悲惨な混雑ぶりを味わっているので、今回は敬遠することにした。
朱色に染められた水面をゆらゆらと影が通り過ぎていく
渡月橋の紅葉の木はこの一瞬が最高の見ごろだった。大勢のカメラマンが芦辺茶屋跡に三脚を立て、絵になる瞬間を思い思いに待ちかまえている。
ハゼの木の燃え上がるような朱色が目を灼き付ける。
中の島となっている妹山(せやま)の一本モミジ
木の下に見上げるように地蔵が置かれているが見えるだろうか。
六義園を出てからは歩いて駒込駅の脇を通り過ぎ、本郷通り沿いにある旧古川庭園を訪ねた。ここは春秋のバラの時期には何度か訪れたことがあるが、紅葉の時期は今回が初めてだ。
旧古川庭園は洋館と洋風庭園で名高いが、敷地内の奥半分には中央に心字池を配した和風庭園があることはあまり知られていない。人出も六義園の比べるとぐっと少ないのが嬉しい。
濡鷺(ぬれさぎ?)灯籠と散り始めたイチョウ
色落ちし、透き通った葉をもつこの木は何という木なのか
紅葉を背景にした秋バラが一輪だけ枯れ残って咲いていた。年を越え、冬薔薇(そうび)と呼ばれる時期まで持ちこたえることができるのだろうか。