野に撃沈2

多摩地区在住の中年日帰り放浪者。(k10D→k7→k30→)k‐5Ⅱsを忍ばせ、人気のない野山や公園、路地裏を彷徨い歩く

古代蓮の里を訪ねる

2012-07-15 | 探鳥

 台風並みの暴風雨の中、埼玉県行田市の古代蓮の里を訪ねた。この施設は入園料はなく(つまり周囲が囲われていない)、駐車料金も一日500円と安い。更に300m位歩くのを厭わなければ無料駐車場だってある。私の推し植物園の一つである。

 それにしても風の強い日だった。

 

 

入り口すぐには様々な品種の蓮が植えられている

小舞妃蓮。チャイナ服を着た少女が剣舞をしているようなイメージ。

 

剣舞蓮、風にあおられてこんな姿に

 

 王子蓮

 

濃い赤と多弁が特徴の天上蓮

 

 ピンク色の縁取りのある酔妃蓮は上手いネーミングだ。

 

  雨線が写るほど雨が激しくなってきた。中国古代蓮は白から赤へのグラデーションが美しい。

 

 即妃蓮は深紅の際立つ条紋が特徴だとか

 

蓮は仏教と関わりが深い。ということで中国蓮だけではなくインド蓮もあった。

 

 

黄蓮

 

 大賀蓮と黄蓮を掛け合わせて生まれた甲斐姫蓮

 

 西光寺白蓮

 

 もっとたくさんの品種があったのだが、強風の吹きすさぶ中まともに撮れたのはこれだけ。

古代蓮の池

 

 

 その奥の方には水生植物園もある。オニバスの花が咲き始めていた

 

 シオカラトンボが止まっているのはミズカンナ

 

広い蓮池にはたくさんの表情をした蓮が植えられている。 色形とも桃のような蓮。

 

 

 蓮は水面から花茎を高く出して花を咲かすのだが、これはどういうわけか睡蓮のように水面に浮かんで咲いていた。

 

花弁の間から蕊が覗いている

 

 

 

 強風を避けるかのように葉陰で咲く

 

 寄り添って

 

 

 激しさを増した風が蓮の表情を様々に変えていく

 

 

 

 

 まるで舞を踊っているかのようにとりどりの姿態を見せてくれる

 

 

 

 

 

 風に煽られ舞い落ちた花弁が水面に浮かんでいる

 

 

  風があったけどいい一日でした。

 


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