二年ぶりに小石川植物園を訪ねた。
何時ものように正門向かいの店で券を買い求め入園。門前の佇まいは変わってはいない。閑散としたさまも従前どおり。
門に入ると不意に春の香りに襲われた。ロウバイの香りだ。
こちらは少し離れたところに咲いていたウンナンロウバイ
シナマンサクも咲いている
かの牧野富太郎氏が作出し、命名したというアテツマンサクという珍しい木
シナマンサクとの違いは微妙すぎて私にはわからなかった。
目当ての梅園に向かった。途中咲いていた大輪の(大人のこぶし大ほどもある)ツバキ、グランサムツバキという名だそうだ。
猫が通りかかった。小石川植物園の猫というとペルちゃんが思い浮かぶ。(リンク先は2009年秋の当ブログの記事)
梅園が近づいてきた。まだ一月の終わり、立春前だというのに結構咲いているようだ。
寒紅梅
ピンク色の花弁が美しい道知辺(みちしるべ)
花も美しいが名も美しい雪月花
梅には珍しく天を突き刺すように咲いていた
蕾が他の梅に比べて赤く美しいことから名づけられたという未開紅
梅園の突き当りは旧東京医学校の本館
扇流しという風情のある名を持つ梅
古郷(こきょう)の錦
花香美(はなかみ)は字面はきれいだが、音声的にはどうも頂けない。
冬至
大湊
寒衣
紅冬至
まだまだ2,3分咲きだと思うが、種類多く咲いてくれていたのが嬉しかった。
おまけは三つ。まだ枝から落ちずにいたロウガキ
咲き出したばかりの寒桜
そしてネコヤナギ
一足早い春を堪能させてもらいました。
この辺で。