雨竜沼湿原を目指して山道を歩き始めた。
早春の湿原でよくお目にかかるリュウキンカ
生まれたての花は生き生きととしていてはっとするほどきれいだ。
内地では咲く時期が異なるシラネアオイも同時に見られる
バイケイソウ
これは気品をたたえた緑色の花、ルイヨウボタン
斑入りのスミレはやはりミヤマスミレだろうか
ホウチャクソウはまだ蕾、普段の季節感が全く通用しない不思議ワールドだ
カタツムリ
この虫は何というのだろうか
ユキザサの蕾
雪解け水の勢いが強い
大きな蕗の薹、傍のフキの葉よりもよっぽど大きい
エンレイソウもまだ蕾をうなだれている
山路の上に朝露を帯びた可愛らしいイチゴの花を見つけた。
花弁が7枚のこのイチゴはノウゴウイチゴ、本州では日本海側の山でしかお目にかかれない。丸っこい花びらと黄色い蕊が何とも懐っこい癒し系の花だ。
雪が深い
シマリスだ。少しだけ立ち止まってくれたので何とか撮れた。
ハクサンチドリ
小半時も歩いてきただろうか、行く手を大きな倒木が阻んでいる
ここは何とか崖の上を巻いて進んだが、さらに前方に橋が見えてきた
山開き前ということで何と橋桁が外されている。
脇を伝っていけば何とか行けそうだが、その先の雪の多さを考えて今回はここで断念。
駐車場まで戻った。時間はまだ十分あるので、この先大雪の麓原始が原へ向かった。