4月下旬、芦ヶ久保駅を起点に奥武蔵の山を歩いてきた。
行程概略; 8時半芦ヶ久保駅→10時二子山雄岳→ 10時40分焼山→武川岳11時50分→12時半天狗岩(ここで昼食)→14時10分名郷バス停
駅を下り芦ヶ久保の道の駅を右に見て、その先電車の下のトンネルを抜けるとすぐに山道が始まった。
新緑が目に染みる
キケマン、ヤマエンゴサク、ヤマネコノメソウ、ハシリドコロ
ヒトリシズカが群生していた
山歩きをしている人にはほとんど出会わないが、道標はしっかりしていて道に迷うことはない
昨夜の寒波で降った雪が消えずに残っている。寒そうなスミレ
軽アイゼンが必要なほどの急坂を何とか登りきって、二子山の雄岳に到着。涙が出るほど風が冷たく強い。
武甲山と右奥には両神山がうっすらと見える
時折ミツバツツジが目を和ませてくれる
振り返ると二子山
スミレも多い、フモトスミレとアケボノスミレ
武甲山を背にしたアセビが特有の匂いをまき散らしている
見晴らしの良い焼山(850m)まで登ってきた。
期待していたカタクリはこれからなのか、それとももう終わったのか葉っぱしかみえない。
だんだんと雪が多くなってきた
雪の上に落ちた花たち
やっと一輪だけカタクリに出会えた
新緑に萌え始めた山と雪の光景はなかなかお目にかかれない、不思議な景色だ。
蔦岩山を越えたあたりからは一面の雪景色
やっと武川岳頂上。ここには10数名の人でにぎわっていた。
20分ほど下った所で山伏峠との分岐、右の天狗岩の方へと折れる。
天狗岩で昼食をした後は、杉林の中の急坂をひたすら下って行った。30分ほどで林道に出た後は、バスの時間調整もかねてゆっくり植物観察をしながら下った。
ツクバネウツギ
キランソウ、キイチゴの仲間、 ホウチャクソウ、 ウツギの仲間
見上げるとアケビの花も咲いていた
日向の草に寝転んでいたら、目の先にフデリンドウを見つけ嬉しかった。
13時のバスには間に合わなかったので、14時のバスに乗って飯能まで帰った。
今日もいい一日だった。感謝。