◆プレミア12 ▽1次ラウンド・B組 日本5―0韓国(8日・札幌ドーム)
日本と台湾で初開催される国際野球大会「プレミア12」が開幕し、日本が5―0で韓国を破り白星スタートを切った。先発・大谷が最速161キロの直球を 武器に6回を無失点10奪三振の力投。“恐怖の8番”平田が2回の決勝先制打など2本の適時打を放ち2打点を挙げる活躍。日本は今後、台湾へ移動し11日 にメキシコ(天母)と対戦。先発は前田が予定されている。
松本は試合終了間際に2失点を喫して神戸に逆転負け。最終節を残し、1年でのJ2降格が決まった。来季が2年契約の最終年となる反町監督は、自身の去就について「何もコメントすることはありません」と明言を避けた。
関係者によると、クラブ側が9月上旬までに出している続投要請に対する返事はまだない。指揮官は「シーズンも含め責任を感じている。(降格は)すべて私 の責任」と語ったが、クラブはその手腕を高く評価。慰留に全力を注ぐ方針で、神田社長は「継続していただけるものだと思っている」と話した。その一方、複 数年契約の拘束力に関しては「監督の取り方次第」とした。後任のリストアップはしておらず、唯一無二の存在として指揮官からの返答を待つ。
【グラスゴー(英国)田原和宏】体操の世界選手権は第8日の30日、男子個人総合決勝があり、内村航平(26)=コナミスポーツク=が92.332点で 優勝し、自身が持つ最多記録を更新する6連覇を果たした。1922、26年大会のペテル・シュミ(ユーゴスラビア=当時)、2006、07年大会の楊威 (中国)の2連覇が過去最高で内村は異次元の偉業を重ねている。
日本体操協会は内村を来年のリオデジャネイロ五輪代表に選ぶことを決めた。08年北京五輪、12年ロンドン五輪に続いて3大会連続の出場。予選8位だった萱和磨(かや・かずま)(18)=順大=は88.198点で10位だった。
内村は37年ぶりに優勝した団体総合と2冠を達成。70年リュブリャナ(ユーゴスラビア=当時)大会の監物永三(けんもつ・えいぞう)、74年バルナ (ブルガリア)大会の笠松茂に続き、日本選手で3人目の快挙。五輪では64年東京五輪の遠藤幸雄、68年メキシコと72年ミュンヘンの加藤沢男が達成して おり、名実ともに体操ニッポンの黄金時代の実績に肩を並べた。
「おおさか維新の会」の橋下徹代表(大阪市長)は31日、大阪市内で開いた結党大会の後、記者会見し、「6人の大阪府議でスタートし、5年でここまで来た。同じ加速度なら、5年後には衆院で過半数まで行ける」と述べ、政権獲得に意欲を示した。
結党大会には、維新の党を除籍された大阪系の国会議員を中心に衆院議員13人、参院議員5人が出席。所用で欠席した参院議員1人を加えた19人がおおさ か維新に参加する。ただ、維新執行部が大阪系の議員に対して党員名簿の返還を求める民事訴訟を起こしたほか、大阪系に対する告訴状を東京地検に提出。双方 の対立が先鋭化する中での船出となった。
橋下氏の会見には、松井一郎幹事長(大阪府知事)も同席し、「自民党でもない、野党大連合でもない政党が日本に必要だ」と強調。11月22日の大阪府知事・市長ダブル選をにらみ、改革姿勢をアピールした。
維新の党の松野頼久代表は30日、除名した大阪系の東徹参院議員と事務職員を相手取り、大阪市内の党本部で保管している党員名簿の引き渡しを求め、大阪地裁に提訴した。
東氏は同党の会計責任者。同党の分裂は、異例の法廷闘争に発展した。
松野氏は国会内で記者団に「代表選を実施するに当たり党務に支障が出ている。断腸の思いで提訴した」と語った。
維新執行部は12月6日に代表選を実施する予定。国会議員と同じく党員にも1人1票を与える方針だが、有権者の確定に必要な党員名簿は党本部で保管されており、大阪側が譲渡を拒んでいる。
訴状によると、今井雅人幹事長が20日、電話で党員名簿の提出を求めたところ、党職員は「東議員から提出するなと言われている」として要求を拒否。今井氏はさらに、28日までに引き渡すよう文書で申し入れたが、応じなかったという。