◇プレミア12予選ラウンドB組 日本6―5ベネズエラ(2015年11月15日 台湾・桃園)
劇的勝利の一方で、守護神には不安を残した。1点リードの9回を任された侍ジャパンの松井裕(楽天)は連打と四球で1死満塁のピンチを背負うと、代打・ イエペスに三塁線を破る一時逆転の2点二塁打を許した。救援失敗。3球続けたチェンジアップが甘く入り「(状態が)悪かったというより通用しなかった。自 分の力がないだけ」と表情はさえなかった。(スポニチアネックス)
■「これからは吉村と松井で大阪引っ張る」
街頭演説には、大阪維新の府知事選の公認候補、松井一郎氏(51)も参加した。吉村氏は「これからは吉村と松井一郎知事で大阪を引っ張る」と述べ、府市が連携して経済成長を牽引するとアピールした。
橋下氏は、自民党の推薦を得て立候補した柳本顕氏(41)を共産党や民主党が支援することに触れ、「維新が絶対正しかったとは言わないが、自民や共産がやってきた過去のでたらめな政治よりもましだ」と声を張り上げた。
■「相手方の『組織票軍団』には理念がない」
非維新勢力の結集については、吉村氏も出陣式で言及。「相手方の『組織票軍団』には理念がない。大事なことは隠す『内緒の政治』に戻してはいけない」と訴えた。
吉村氏の陣営では、これまで知名度を上げるために橋下氏とペアで行動する日程を組んできたが、今後は単独での活動を増やす。有権者に立候補者が吉村氏であ ることを認知してもらうための戦略といい、陣営幹部は「より身近に市民に接し、自らの言葉で吉村カラーを浸透させる」と話す。