nokoの花図鑑

「みんなの花図鑑」に1か月あまり投稿していました。みなさまの投稿写真を見て刺激を受け、花の写真を撮りつづけます。

ヤリゲイトウ・自宅

2018年08月07日 | nokoの花図鑑

ヤリゲイトウ
花冠がスギの木の形に似た円錐状をしています。
昨年 2017/08/15 に詳しく説明しています。ヤリゲイトウとして投稿しました。秋になるとピンク色になります。

園芸種から原種(ノゲイトウ)に近づいています。
『ノゲイトウ〔C. argentea〕の園芸品種が属名のセロシアやアレンジメントセロシアの名前で流通しています。
花の持ちが良いので、切り花としての需要も高いです。
ノゲイトウはインド原産で花穂の先端はピンク色で咲き終わった下の方は銀白色になります。性質は丈夫で
日本でも野生化している帰化植物です。園芸品種に花色が濃く花穂が太い’キャンドル’や、花穂が短く
濃い紅紫色の’ピア’があります。』の説明の通りの経過をたどってきました。

歴史
日本へは8世紀頃に中国や朝鮮半島を経由して入ってきたと言われています。万葉集の中で詠まれている「韓藍(からあい)」
はケイトウだとされますが、これがノゲイトウなのか現在俗に言われているケイトウなのかはよくわかりません。『花壇綱目』
(1681年刊)『大和本草』(1709年刊)に「鶏頭花(けいとうげ)」として紹介されているものが、現在のケイトウに近いものでは
ないかと思われます。『本草図譜』(1828年刊)には「とさかけいとう、さきわけけいとう」など現在栽培されている元となって
いるものが載せられています。

ケイトウ、一つにしてもこれだけ種類があり改良種があれば大元を探すのは難しいですね。万葉集に詠まれているほど昔からの花です。

ヤサシイエンゲイを参考にしました。




















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