◇◇ 新型コロナウイルスに感染して入院しているアメリカのトランプ大統領について、ホワイトハウスの高官は、陽性の検査結果が発表された2日は発熱に加え、血液中の酸素濃度が急激に下がり、一時は深刻な状況にあったと明らかにしました。その後は熱が下がるなど症状は大きく改善していて、今後、数日は大統領の容体を注視する必要があるとの見方を示しました。
□□☞☞ 新型コロナウイルスに感染して入院しているトランプ大統領は3日夜、ツイッターにビデオメッセージを投稿し、「病院に来て体調はかなり改善した。すぐに現場に戻れるだろう」と述べました。
◆◆ メドウズ大統領首席補佐官は3日、FOXニュースの番組に電話で出演し、陽性の検査結果が公表された2日について、「トランプ大統領は発熱に加え、血液中の酸素濃度が急激に下がった。主治医と私はとても懸念していた」と述べ、一時は深刻な状況にあったと明らかにしました。
⇨⇨ そのうえで「大統領の症状はその後、信じられないほど改善した。
とても楽観している。ただ、今後48時間は依然として厳しい状況になる可能性もある」と述べ、今後、数日は大統領の容体を注視する必要があるとの見方を示しました。
ただ、司会者から「48時間というのは入院した時点からなのか」と聞かれると、「主治医に代わって話すことはしない」と述べるにとどめました。
トランプ大統領自身もビデオメッセージの中で今後、数日間が正念場になるとの考えを示していて、現地では引き続き緊張が続いています。
◆◆ メドウズ大統領首席補佐官は3日、FOXニュースの番組に電話で出演し、陽性の検査結果が公表された2日について、「トランプ大統領は発熱に加え、血液中の酸素濃度が急激に下がった。主治医と私はとても懸念していた」と述べ、一時は深刻な状況にあったと明らかにしました。
⇨⇨ そのうえで「大統領の症状はその後、信じられないほど改善した。
とても楽観している。ただ、今後48時間は依然として厳しい状況になる可能性もある」と述べ、今後、数日は大統領の容体を注視する必要があるとの見方を示しました。
ただ、司会者から「48時間というのは入院した時点からなのか」と聞かれると、「主治医に代わって話すことはしない」と述べるにとどめました。
トランプ大統領自身もビデオメッセージの中で今後、数日間が正念場になるとの考えを示していて、現地では引き続き緊張が続いています。
感染症対策 専門家「70歳以上は重症化するおそれ 経過観察必要」
¤¤¤⇨ 新型コロナウイルスに感染して入院しているアメリカのトランプ大統領の容体について感染症対策が専門で東北医科薬科大学の賀来満夫特任教授は、「トランプ大統領が投与した『レムデシビル』は、ウイルスの増殖を抑えるもので早い段階でウイルスの増殖をできるだけ抑え込む目的だったと思われる」と指摘しました。
⇨⇨ また、新型コロナウイルスの症状を判断する1つの指標となる血液中の酸素濃度が96%から98%だったことについて、「この数値は正常域の値だと言える」としています。
◆◆ さらに、トランプ大統領自身がビデオメッセージの中で今後、数日間が正念場になるとの考えを示していることについて、「以前、新型コロナウイルスに感染したイギリスのジョンソン首相の容体が急激に悪化したことがあったように、新型コロナウイルスの特徴として2、3日で急激に悪化するケースがある。特に70歳以上は重症化するおそれがあるため、経過観察が必要になる」として事態を引き続き注視する必要があると話していました。
⇨⇨ また、新型コロナウイルスの症状を判断する1つの指標となる血液中の酸素濃度が96%から98%だったことについて、「この数値は正常域の値だと言える」としています。
◆◆ さらに、トランプ大統領自身がビデオメッセージの中で今後、数日間が正念場になるとの考えを示していることについて、「以前、新型コロナウイルスに感染したイギリスのジョンソン首相の容体が急激に悪化したことがあったように、新型コロナウイルスの特徴として2、3日で急激に悪化するケースがある。特に70歳以上は重症化するおそれがあるため、経過観察が必要になる」として事態を引き続き注視する必要があると話していました。