(リカーデル大統領副補佐官は政権内に敵が多かった=ロイター)
(メラニア夫人(左)はリカーデル氏の更迭を要求していた=ロイター)
① ""メラニア夫人、政権人事に異例の介入 副補佐官退任""
トランプ政権 北米 2018/11/15 10:43
【ワシントン=中村亮】米ホワイトハウスは14日、ミラ・リカーデル大統領副補佐官(国家安全保障担当)が退任すると発表した。「超タカ派」として4月に外交政策の中枢に抜てきされたが、今秋のアフリカ出張をめぐってメラニア大統領夫人と対立。メラニア氏が更迭を公に要求する異例の事態となっていた。
サンダース大統領報道官は14日の声明で「リカーデル氏はホワイトハウスを離れて別の役割で政権を支援する」と説明した。トランプ大統領も同氏に謝意を示したと強調したが、異動先は明らかにせず円満な退任ではなかったことを示唆した。
退任の前兆はあった。メラニア夫人の報道官は13日「リカーデル氏はホワイトハウスに勤務する名誉に値しないというのがファーストレディーの考えだ」とする声明を発表した。大統領夫人が人事に介入するのは極めて異例。トランプ大統領が夫人の要求に応じ更迭したとの見方が大勢だ。
米メディアによると、あつれきの発端はメラニア夫人のアフリカ出張での出来事だ。詳細は明らかになっていないが飛行機の座席をめぐってリカーデル氏とメラニア夫人のスタッフが口論になった。リカーデル氏が口論について虚偽の話を広めたとの疑いも浮上した。
メラニア夫人のスタッフが米国家安全保障会議(NSC)の人材などを活用することにも反対したという。ただ、メラニア夫人自身はリカーデル氏に会ったことがないとの報道もある。
リカーデル氏は米大手航空機メーカーのボーイングの元幹部で、ボルトン大統領補佐官(国家安全保障担当)が副補佐官への就任を要請した。トランプ政権のロシアやイランに対する強硬策を支えてきた人物で、ボルトン氏はリカーデル氏の更迭に反対していたが最後は押し切られた。
リカーデル氏にはそもそも敵が多かった。トランプ大統領の政権移行チームで国防総省の人事を担当した際には、オバマ前政権のスタッフを抜てきしようとするマティス国防長官に反対し、関係が悪化。マティス氏の解任論をたきつけているのはリカーデル氏との見方もあった。ケリー大統領首席補佐官も政権の秩序を乱すリカーデル氏を嫌い、数カ月前から解任を画策していたとされる。
🌊 女房に言われたままの人事をするトランプ大統領の馬鹿さ加減は、世界一である
ことを自ら証明しました。
➡ 東洋には""雌鶏鳴いて国滅ぶ""という諺がありますが、このバカップル
の御蔭でアメリカは滅茶滅茶に!!