2000年に初めてスペイン語を学んだ。当時、メキシコ国境近くの砂漠地帯へ出張の予定があり、少しは役に立つかと思って始めたのがきっかけだが、将来は、アルゼンチンでバンドネオンというタンゴで使われる楽器の勉強に行こう、と決めていた。
超長距離を本格的に走り始めるようになって、フランスからピレネーを超えてスペインに入り、山間部の集落を抜けて北部のバスク地方、サンセバスチャンをゴールとする巡礼の道「カミーノ・デ・サンチャゴ」(サンチャゴへの道)という道があることを知り、ぜひ、走りたいと思った。(実は、知り合いが近々行くんです。)
そんなこんなで仕事にも趣味にも役に立ちそうなスペイン語をなんとか続けようと今日まできた。
苦節13年・・・13年も学んでいれば、それなりに日常会話ができるハズだが、そうもいかない。だって、みなさん、中学校から高校の6年間、英語を学びましたが、話せますか?
だいたい、「タダ」で済む習い事は身につかない。身銭を切ってやるところに意義があり、自ら金を支払うと、もったいない、何でもモノにしてやろう!という意欲が湧く。
じゃあ、私のスペイン語のレベルは?というと・・・言い訳ですが、度重なる全国転勤のたびに、スペイン語を教えてくれるネイテイブの先生を探すのに苦労した。大手語学教室では、英語がメインのため、スペイン語はテレビ学習だった。だから、その度に私の語学意欲も低下し、継続は寸断されてしまった。
沖縄に来て、米軍関係者でプエルトリコ系がいれば・・・と思ったが、なかなかそう簡単には見つからない。ようやく、探し出したのがつい最近・・・
フィットネス&カルチャー紙で見つけたサークルでネイテイブによるスペイン語のプライベートレッスンが可能、というので少々値は張るが、先月から週一で通うことにした。
昨日は、先週に出された宿題、「スペイン語の歌で好きな歌をチョイスしてメールで教えて」の通り、メールをしたところ、アイポッドに収録された私のリクエスト、マーク・アンソニーの「アスタ・ケ・テ・コノシ」が用意されていた。歌詞もプリントされて、ところどころホワイトペンで穴埋め式になっているところが心憎い。
実はこの曲、サルサの曲でクルマの中で頻繁に聴いていた。聞こえてくる歌詞をテキトーに、自分の耳で聴いた通りに何回も歌った。
そして昨日・・・初めて目にした歌詞・・・は、私の耳に疑いが無かったものもあれば、半分は全然違う単語であった。
でも、これは一つの耳で聴く語学学習である。私は大好きなサルサの曲を通じて知らず知らずのうちに学習していたのだ。耳で聴いて、そして次に「文字」で見る・・・と、本当に意味がよくわかる。よく身に付く・・・
ふと、思った。外国語の習得に限らず、日本語をはじめとする日常の会話の基本は、「聴く」ことにあるのだ、と。
人の話をよく「聴く」。そして、それに対する自分の意見を言う。コレって、まったく会話の基本中の基本だよね。最近、人の話を聴けなくなっている自分自身に・・・反省。
超長距離を本格的に走り始めるようになって、フランスからピレネーを超えてスペインに入り、山間部の集落を抜けて北部のバスク地方、サンセバスチャンをゴールとする巡礼の道「カミーノ・デ・サンチャゴ」(サンチャゴへの道)という道があることを知り、ぜひ、走りたいと思った。(実は、知り合いが近々行くんです。)
そんなこんなで仕事にも趣味にも役に立ちそうなスペイン語をなんとか続けようと今日まできた。
苦節13年・・・13年も学んでいれば、それなりに日常会話ができるハズだが、そうもいかない。だって、みなさん、中学校から高校の6年間、英語を学びましたが、話せますか?
だいたい、「タダ」で済む習い事は身につかない。身銭を切ってやるところに意義があり、自ら金を支払うと、もったいない、何でもモノにしてやろう!という意欲が湧く。
じゃあ、私のスペイン語のレベルは?というと・・・言い訳ですが、度重なる全国転勤のたびに、スペイン語を教えてくれるネイテイブの先生を探すのに苦労した。大手語学教室では、英語がメインのため、スペイン語はテレビ学習だった。だから、その度に私の語学意欲も低下し、継続は寸断されてしまった。
沖縄に来て、米軍関係者でプエルトリコ系がいれば・・・と思ったが、なかなかそう簡単には見つからない。ようやく、探し出したのがつい最近・・・
フィットネス&カルチャー紙で見つけたサークルでネイテイブによるスペイン語のプライベートレッスンが可能、というので少々値は張るが、先月から週一で通うことにした。
昨日は、先週に出された宿題、「スペイン語の歌で好きな歌をチョイスしてメールで教えて」の通り、メールをしたところ、アイポッドに収録された私のリクエスト、マーク・アンソニーの「アスタ・ケ・テ・コノシ」が用意されていた。歌詞もプリントされて、ところどころホワイトペンで穴埋め式になっているところが心憎い。
実はこの曲、サルサの曲でクルマの中で頻繁に聴いていた。聞こえてくる歌詞をテキトーに、自分の耳で聴いた通りに何回も歌った。
そして昨日・・・初めて目にした歌詞・・・は、私の耳に疑いが無かったものもあれば、半分は全然違う単語であった。
でも、これは一つの耳で聴く語学学習である。私は大好きなサルサの曲を通じて知らず知らずのうちに学習していたのだ。耳で聴いて、そして次に「文字」で見る・・・と、本当に意味がよくわかる。よく身に付く・・・
ふと、思った。外国語の習得に限らず、日本語をはじめとする日常の会話の基本は、「聴く」ことにあるのだ、と。
人の話をよく「聴く」。そして、それに対する自分の意見を言う。コレって、まったく会話の基本中の基本だよね。最近、人の話を聴けなくなっている自分自身に・・・反省。