へんないきもの日記

今日も等身大で…生きてます😁

ハンタ道を探して

2013-03-25 05:16:53 | 旅とランニング
 昨年、東北縦断に参加して以来、すっかり街道フリークになった。国道を縫うようにして走る旧街道は、未知のゾーンに溢れている。都市部では、クルマの抜け道的に使われ、必ずしも安全とは言えないが、山間部やちょっとした田舎になると、そこはクルマの来ない、走り旅に適した道・・・そして、何より、古来からの旅人の足跡を垣間見ることができる。

 そんなこんなで沖縄に来て早4年・・・早く、あんたがいるうちに沖縄でマラニックを計画しろよ、走りに行ってやるから・・・なんて走り仲間の方々から言われている。私も、本島を中心に離島を含め、いろいろ案を練ってきた。離島は往復が大変・・・ということで本島に絞るのだが・・・なにせ、普段の通勤ランで歩道を走る二輪や四輪に出くわしている・・・そんな危険なところを走らせるワケにはいかない。沖縄にも旧道というか街道は無いものか・・・と昨年から調査を続けてきた。

 たまたま国道を走るためにクルマを止めた恩納村博物館でおもしろい物を見つけた。「国頭西方街道」なるパンフで、昔の道がつづられていた。せっかくなので、途中まで行ってみた。草の丈の短い冬場なら大丈夫そうだ。
 
 その後、この道は本来、首里城へ続く道であると知る。そして、前年、トランス琉球で一緒に走った仲間が道に迷って偶然、この道を走ってきた話を思い出した。

 先週、中城城付近からトライしたのだが、結局、見つけきれなかった。悔しい・・・代わりに、途中で見つけたのが、居酒屋「楽走 楽酒 さぶすりい」でした(笑)

 昨日、再びトライしようと思ったが、あいにくの雷雨だったので、自宅のPCでネットで検索したら・
なんと、沖縄タイムス日曜版の「沖縄の迷い方」を連載している方のブログにヒットした。

 現在、首里城から浦添までのルートは崩壊し、整備されているのは、途中のサンエーから中城城までのルートがある。紹介されていた写真は、公園のように整備されたルートだった。しかし、途中からは山道っぽくなり、戦前は集落だった跡地も・・・

 歩いて2時間ほどかかった、とあるので走ってしまうと、すぐだが、このルート以外にも、他の市町村のホームページを見ると意外と石畳の道が残されている。石畳といえば、首里城に上がる金町の石畳が有名だが、実は浦添城址周辺に残されている。今度行ってみよう!

 そこで私が考えたこと・・・首里城から中城城を経由し、恩納村までの古道を通って(途中、国道をとおらざるを得ないのは仕方がないが)琉球王朝ランをすること。距離にして・・・50km強ってとこ?

 飲むことを目的としたランニングにはちょうど良い距離ですね。それまでに調査して逐次、紹介していきたいと思います。

 え、私?私は定年まであと6年なんで・・・もう、沖縄から出ないつもりでおります。ご安心を!

 ※ 「ハンタ」とは沖縄の方言で「崖(がけ)」を意味します。沖縄本島の背骨部分を縫うようにして
  作られていることから、この名前がついたのか?
コメント
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