はいほー通信 短歌編

主に「題詠100首」参加を中心に、管理人中村が詠んだ短歌を掲載していきます。

「短歌研究新人賞」授賞式

2009年09月19日 10時33分29秒 | たんたか雑記
 やすたけまりさん(おとくにすぎなさん)のご厚意で、「第52回短歌研究新人賞授賞式」に出席してきました。

 「(前に進むというより)その場でぴょんぴょん跳ね続ける感じで歌ってきました。大きな縄跳びをしているようですが、最近、その縄が太くなってきたように思います。これからもやることは変わらないけれど、縄に引っかからないように、縄の輪から外れないように、ぴょんぴょん跳び続けたいと思います」

 明るいイントネーションで語られるすぎなさんの受賞の言葉に、こちらもさらにやる気をいただきました。

 すぎなさんとも初対面(全然そんな感じはしませんでしたが)でしたが、他にもブログでのみのお付き合いだった方々とお顔を合わせ
「おお、あなたが」「あなたが」
といった調子で初対面の挨拶をしたと言うか旧交を温めたと言うか。

 その後に立食形式の懇親会があったのですが、これがまたすごかった。
 岡井隆、馬場あき子、佐々木幸綱、石川不二子といった、歌集や雑誌でしかお目にかかったことのないような先生方が、どっちを向いてもうようよいらっしゃるのです。
 笹公人さんに名刺をいただき、永田和宏さんに「歌は続けることが肝心だよ」とアドバイスを受け、栗木京子さんの横で料理を突っつき、穂村弘さんといっしょに写真を撮り…。
 なんか、くらくらしました。
 二次会では、穂村さんと東直子さんが並んで座るその前で、ビールを飲んでる自分がいたり。
 緊張しましたよそりゃ。このお二人の著書『短歌はプロに訊け!』(本の雑誌社)を読んで、僕は短歌を始めたんだから。

 普段出不精の僕としては、まさに怒濤のような数時間でした。
 うん、でも楽しかったです。
 いろんな方にいろいろなお話を伺い、考えさせられることも多かった。
 こんな機会を与えてくださったすぎなさん、どうもありがとうございます。
 そして改めまして、受賞おめでとうございます。
 またお会いできる日を楽しみにしています。
 今日お会いできた、たくさんの方々も、もちろん。