そんなわけで、「野だて茶話会」を終了します。
今回は、初めて「付け句」の会に挑戦してみました。
僕も、付け句自体ほとんどやったことが無かったのですが、ご参加いただいた藻上旅人さん、やすまるさんのおかげで、いつもの野だてとはちょっと違った味の歌会になりました。
やすまるさんへ
この3首、推敲はしたつもりだったんですが、今から読むと、やはり分かりにくいですね。
特に3首目は、これじゃ意図が伝わりません。
自分としては、遺影にかかる線香を詠んだつもりだったんです。
モノクロの写真にかかるひとすじの香りの中できみは微笑む
とすれば、もう少し伝わりやすかったのかな(まだダメか)。
良い勉強になりました。
藻上さんへ
「3首続けて詠むとと、少し哀しい」
というのは、言われてみて気づきました。
意図はしませんでしたが、うん、なにか哀しさが漂っているかもしれません。
「香り」という言葉自体が持つ哀しさなのか、僕がそのようにしかこの言葉を使えないのか。
考えてみる価値がある問題です。
お二方、どうもありがとうございます。
さて、2月からはいよいよ「題詠100首2009」が始まります。
この会がウォーミングアップになれば、とてもうれしいです。
「野だて歌会」も、また忘れた頃にひょっこりと開催するかもしれません。
その節は、どうぞふるってご参加下さいね。