とうの昔に失くしてしまったか
はたまた、友人に貸してしまってそのままになってしまったのか…
探しても探しても出て来ないので
とうの昔に諦めていた古いカセットテープがありました。
それが、何と引越の最中にひょいと出て来ました。
「探すのをやめた時 見つかる事もよくある話で…」
という井上陽水の「夢の中へ」の歌詞のようです。
井上陽水の古いレコードを録音した物なんです。
A面が「氷の世界」、B面が「陽水生誕」
というカップリング。
元のLPはすでに売ってしまい手元には無いので
カセットのみが頼りだったのに~。
氷の世界は1973年に発売されたミリオンセラーLPなので
名前くらいはご存知の方多いと思います。
今でもCD化されて店頭に並んでいます。
が、 CDの収録曲は12曲。 しかし、LPは13曲でした。
「自己嫌悪」という曲が割愛されているんですよね…
「めくらの男は静かに見てる 自分の似顔絵書いてもらって
似てると一言つぶやいている あなたの目と目よ 涙でにじめ」
という歌詞がまずかったのでしょうね。
とてもイイ曲で好きだったのですが、残念です。
カセットが出て来たので早速「自己嫌悪」をiTunesに取り込みました。
それよりも貴重な音源が「陽水生誕」(上の写真がジャケットです)
これは発売直後に発売が止められてしまった物です。
全13曲の貴重な音源集です。
1~6曲目は陽水が「アンドレカンドレ」という名でデビューした時の物。
シングル3枚で引退。 その後井上陽水として再デビュー。
その貴重な音源。
7~10曲目はなんと、アルバム制作の為のラフなデモテープ。
「神無月にかこまれて」などは発売時と歌詞がまったく違います。
ラスト3曲はモップスのラストライブからライブ音源。
先日亡くなってしまった鈴木ヒロミツとのツインボーカルでのライブ。
「傘がない」なんてまるでハードロックです。
これ、レア音源を集めて勝手に発売された代物で
陽水の事務所サイドからのクレームで発売中止になった模様です。
陽水の歌うビートルズがカッコいいので
たまに聴きたくなり、カセットを探しまくっていたのですが…
ようやく再会しました。
もちろんこのアルバムもiTunesに取り込みました。
これで一安心。
もし今 手元にLPがあってもプレイヤーが無いので聴けないしね。。。
という事で、懐かしい音源が手元に戻ってちょっと嬉しかったです。
たまには、音楽の話題でした!